2020年に行なわれる東京オリンピック・パラリンピック競技大会。東京外国語大学では、2014年6月に一般財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携・協力協定を締結し、講演会を行なうなどしています。

そして2018年6月13日、現代アフリカ地域研究センターでは、つくば国際スポーツアカデミー（TIAS）との合同セミナーを開催することが決定しました。本セミナーでは、TIASよりアフリカ出身である修士課程の学生3名を招き、アフリカにおけるオリンピックとパラリンピックに向けた取り組みとその役割をテーマに報告していただきます。

★つくば国際スポーツアカデミー（TIAS）とは
TIASは、日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のための「Sport for Tomorrow」プログラムの一環であり、政府の全面的な支援を受けています。TIASの母体である筑波大学は、アジア初の国際オリンピック委員会（IOC）委員である嘉納治五郎を前身校の学長に持ち、100年以上にわたって日本のオリンピック・ムーブメントを牽引してきました。2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、TIASでは、世界から選出された学生と交流し、オリンピック・パラリンピック教育をはじめ、最新のスポーツマネジメント、ティーチング・コーチングなど、幅広く学ぶことができます。

◆日時：6月13日（水）　16:00～17:30

◆場所：東京外国語大学 研究講義棟307教室

◆使用言語：英語

◆参加費：無料

◆事前申し込み：不要（どなたでも参加できます）

◆プログラム：
16:00 - 16:05
開会の辞 趣旨説明
武内進一（現代アフリカ地域研究センター長）

16:05 - 16:15
"TUFS toward 2020"
（2020年に向けての東京外国語大学の取り組み）
熊木孝太（東京外国語大学総務企画課）

16:15 - 16:30
"Policy Implementation in the Cameroon National Olympic and Sports Committee (CNOSC): Issues and Challenges"
（カメルーン国立オリンピック・スポーツ委員会の政策執行：取り組みと課題）
アブドゥン・ナシール（TIAS）

16:30 - 16:45
"Towards the Development of the Paralympic Movement in Rwanda: Current Situation and Challenges"
（ルワンダにおけるパラリンピック運動の振興に向けて：現状と課題）
セレスタン・ンゼイマナ（TIAS）

16:45 - 17:00
"Sport, Peace and Reconciliation: Before and After the Genocide in Rwanda"
（スポーツ、平和、和解：ルワンダ・ジェノサイドのビフォーアフター）
ディディエ・シェマ＝ンバボコ（TIAS）

17:00 - 17:25
総合討論

17:25 - 17:30
閉会挨拶
田暁潔（TIAS助教）