現代アフリカ地域研究センターでは、2018年5月11日に第14回ASCセミナーを開催します。今回、講師としてお招きするのは、現在、オタワ大学社会科学研究科博士課程（政治学専攻）に在籍しているアディブ・ベンシェリフ氏。同氏はサヘル地域のテロリズム研究を専門としており、アフリカ・中東協同研究センターなど各機関で研究員を務めています。

報告タイトルは、「Security Issues in the Sahel-Sahara region: An illustration through the Malian conflict（サヘル・サハラ地域における治安問題：マリにおける紛争の事例から）」。政治的に不安定でさまざまな武力勢力による衝突が相次ぐサヘル・サハラ地域が今後どのような道を歩むべきかを、2012年に起きたマリにおける紛争を分析しながら提示します。

◆講演者：アディブ・ベンシェリフ（オタワ大学社会科学研究科博士課程＜政治学専攻＞／アフリカ・中東協同研究センター＜CIRAM＞主任研究員／国境なき弁護士団カナダ支局顧問ほか）

◆報告タイトル：Security Issues in the Sahel-Sahara region: An illustration through the Malian conflict（サヘル・サハラ地域における治安問題：マリにおける紛争の事例から）

◆日時：2018年5月11日（金）16:00～17:30

◆会場：東京外国語大学 研究講義棟327教室

◆使用言語：英語

◆参加費：無料

◆事前登録：不要

◆共催：日本学術振興会科学研究費基盤研究（B)（課題番号16KT0046）「アフリカにおける紛争の性格変化の基層―暴力噴出メカニズムの解明に向けて」（研究代表者：武内進一）

PDF版のチラシはこちらから。