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「テザ 慟哭の大地」特別上映&講演会

2017年12月10日(日)

アフリカンウィークス2017」の企画の1つとして、エチオピア映画「テザ 慟哭の大地」を上映します。

2011年に日本でも劇場公開され、第65回ヴェネチア国際映画祭で金オゼッラ賞(脚本)&審査員特別賞&SIGNIS賞を受賞した本作。監督を務めたのはエチオピア出身で、アフリカ系移住民の課題と歴史を描いた作品を数多く制作しているハイレ・ゲリマ氏です。

今回の上映会では、本編の上映後に、上智大学でエチオピア史を研究している眞城百華氏による講演会も催されます。

入場無料、お申し込み不要ですので、まだ未見の方はぜひこの機会に、すでにご覧になっている方はもう一度大スクリーンで、「テザ」を体験してください。

◆日時:2017年12月10日(日) 14:00~17:00(13:30開場)

◆場所:東京外国語大学アゴラ・グローバル1F プロメテウス・ホール

◆入場:無料/先着順/お申し込み不要

◆定員:501名

◆主催:アフリカンウィークス実行委員会(東京外国語大学学生団体FemmeCafé/同大アフリカ地域専攻有志)

◆協力:シネマトリックス、東京外国語大学 現代アフリカ地域研究センター、東京外国語大学 TUFS Cinema

◆プログラム:
14:00〜14:05 挨拶
14:05〜16:30 本編上映
16:30〜17:00 眞城百華氏(上智大学 エチオピア史研究)による映画の解説、講演会

◆作品情報:
2008年|エチオピア=ドイツ=フランス|アムハラ語、ドイツ語、英語|140分|カラー|日本語字幕付
監督&製作&脚本&編集/ハイレ・ゲリマ
出演/アーロン・アレフェ、アビュユ・テドラ、テジェ・テスファウン

◆あらすじ:
1970年代、ドイツで医学を学びエチオピアへ帰国したアンバーバが直面したのは、マルクス主義メンギスツ政権の下、人々の人間性や社会的価値が奪われ疲弊した祖国の姿だった。喪失感と自身の無力さを実感するアンバーバ。留学で得た知識を祖国の医療改善に役立てたいという彼の夢は、科学者をも政治目的で利用する軍事政権によりつぶされてしまう。アンバーバは故郷の村に安らぎを求めようとするが、暴動から逃れられる場所はない。軍や暴徒による混乱の中幼少時代を過ごした故郷の思い出に癒される間もない状況でどう生きるのか決断を迫られる。彼はこの苦境に耐えながら生きるのか、希望を取り戻すことができるのか。

チラシはこちらから。

その他の「アフリカンウィークス2017」企画についてはこちらをご覧ください。