【活動報告】VOLAS特別講座《VOLASpecial》「南アジアの子どもたちの「今」から、世界の「子どもの権利」を考える ~人権ロールプレイングゲーム『TOARU国ゲーム』~」を開催

VOLASでは、社会連携マネジメント・オフィスと共催でゲスト講師をお招きし、特別講座《VOLASpecial》を実施しました。

第5回 2025年12月5日(金) 16:00~17:30 
 テーマ:「南アジアの子どもたちの『今』から、世界の『子どもの権利』を考える~人権ロールプレイングゲーム『TOARU国ゲーム』~」
 ゲスト:内田 智子さん (認定NPO法人ESAアジア教育支援の会) 

 

内田 智子さんと参加者の写真

今回のVOLASpecialでは、インド・バングラデシュで子どもたちの教育支援に取り組んでいる認定NPO法人ESAアジア教育支援の会の内田智子さんをお招きし、講演会およびワークショップを実施しました。
ワークショップではESAが開発した人権ロールプレイングゲーム『TOARU国ゲーム』を通し、学生たちはさまざまな境遇に置かれた子どもたちの人生を疑似体験しました。参加者同士が協力し合いながら、人権を取り戻し、よりよい人生を切り拓くためにどのような選択が必要かを考えました。ゲームを通して、すべての人の権利を守るためには、自分自身の権利を大切にすると同時に、周囲の人を支え、助け合う意識を持つことが重要であることに気づく機会となりました。

《参加者のコメントシートより》

  • 社会派ドキュメンタリー番組を見て、なかなか変わらない現実に落ち込むことが多かったのですが、ゲームを通じてお互いがお互いを応援し支え合えば未来はより良くなると実感しました。
  • とてもおもしろいゲームでした。自分も途上国から来た留学生なのでそのような経済的に貧しい子どもたちのことが共感できます。このゲームを通じて将来そのような支援が必要な子供たちに手を差しのべられる人になりたいと思いました。
  • 子どもは皆生まれた時から権利がある、という「当たり前」のことを再度考えさせられる貴重な機会になりました。質の高い教育につながることで、多くの権利が保護・回復できることにも気づかされました。
  • 国が発展すると、地方の子どもと都会の子どもの間に大きな格差が生じ、負のループが続いていくと思います。どうにかしてすべての子どもが守られるようになってほしいです。
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