パズルで解く世界の言語――言語学オリンピックへの招待
- 刊行
- 著者等
- 風間 伸次郎(監修)、国際言語学オリンピック日本委員会(著)
- 出版社
- 研究社
内容の紹介
ナゾ解き感覚で知らない言語を解読、隠れた法則を解き明かそう!
新感覚ナゾ解き、言語パズルの世界へようこそ!
世界中の全51言語が登場(DL付録「日本言語学オリンピック過去問」あり)。
予備知識は一切不要で、言語パズルを楽しみながら、観察力や論理的思考も鍛えられます。
ミニコラムでは、世界の言語や言語学に関するマメ知識もご紹介。
著者等のコメント
風間伸次郎(大学院総合国際学研究院 教授)
著者5名のうち、2名は東京外大生で、ひとりは大学院総合国際学 研究科博士後期課程2年の小林剛士さん、ひとりは言語文化学部インドネシア語 4年の高橋翼さんです。お二人とも高校時代に国際言語学オリンピック日本代表に なって個人戦で銅賞を獲得しています。
小林剛士(大学院総合国際学研究科 博士後期課程2年)
私が外大を志したきっかけが言語学オリンピックです。謎解きパズ ル的なおもしろさに夢中になって解いているうちに、送り仮名を使う文字が漢字 以外にもあるのだなあとか、主語の人称を動詞のところで表す言語があるのだな あとか、この言語は川の下流に「行く」と上流に「行く」を区別するんだなあ、 など言語や文字そのものの面白さにも惹かれていきました。この本にはそんな世 界の言語の魅力と謎解きのような言語分析のおもしろさを詰め込んであります。