論点・ジェンダー史学
- 刊行
- 著者等
- 山口みどり、弓削尚子、後藤絵美、長志珠絵、石川照子(編著)
- 出版社
- ミネルヴァ書房
内容の紹介
本書は、歴史学に新しい地平を開いてきたジェンダー史研究の「論点」を集めたものです。地域的には日本を含むアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカを中心として、社会、家族、身体、文化、政治などに関わる113の論点と、各時代及び地域の特色を描いた36のコラムを通して、ジェンダー史研究の大きな流れが示されます。
編著者のコメント
後藤絵美(アジア・アフリカ言語文化研究所/助教)
「ジェンダー」を歴史的に考えることを目指して、対象地域も研究 方法も異なる5名の編者が議論を重ね、120名を超す執筆者の協 力をえて、本書は完成しました。各項目は見開き2頁と短いですが 、これを入口として、読者の皆さんの探求が深まっていくことを願 っています。