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Fundraising現代アフリカ教育研究基金

現代アフリカ教育研究基金

クラウドファンディング目標金額達成&次なるゴールへ

2018年4月18日(水)

クラウドファンディング

ルワンダにある大学、プロテスタント人文社会科学大学(PIASS)から2名の留学生を東京外国語大学に招くために開始したクラウドファンディング・プロジェクト「紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から日本へ留学生を招こう」が、開始11日目で当初の目標金額100万円を達成しました。

ルワンダにご関心をお持ちの方、学生の皆さん、そして本プロジェクトにご共感いただいた方々、70人以上の方々から心強いご支援と温かい応援をいただきました。ご支援いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

目標額の達成により、シュクルさんとイチャーツェさんを東京外国語大学に呼べることになりました。日本への留学を希望されていたお2人にはもちろんのこと、私たち東京外国語大学にとっても大きな喜びです。学生、教員、事務職員みんなで、2人をサポートしたいと思います。

そしてこのたび、さらに2名の留学生を2019年度に招くべく、「ネクストゴール」としてさらに100万円、合計200万円を目指すことといたしました。

「ネクストゴール」の設定に際しては、このプロジェクトの継続性を最優先に考えました。ルワンダから学生を呼べるのは嬉しいことですが、1年限りで終わらせたくはありません。継続的に留学生を受け入れてこそ、そのインパクトが強まり、ルワンダ、そしてアフリカと日本の関係強化に役立つからです。ですので、「ネクストゴール」として、今後の留学生招致のために利用する資金を集めたく存じます。

航空運賃および毎月の滞在費支援(日本学生支援機構から奨学金をいただきますが、毎月8万円と十分ではないので補助的に支援します)の必要性を考えますと、1人の留学生をアフリカから呼ぶためには50万円のファンドレイジングが必要です。もともと、留学生を呼ぶために毎年クラウドファンディングをやろうかと考えていたのですが、今回の目標額がハイスピードで達成されたことに意を強くして、新たに2人の留学生を呼ぶための資金(すなわち、新たに100万円)を「ネクストゴール」として設定いたしました。

この「ネクストゴール」の資金も、PIASSからの留学生招致に向けられます。PIASSでは、佐々木和之さんが主任を務める平和紛争研究学科から、厳正な学内選考を経て留学生が選ばれます。シュクルさんとイチャーツェさんもそのプロセスを経て選考されました。「ネクストゴール」で集めた資金は、来年度の留学生招致のために使わせていただきます。来年度のことですので、PIASSの留学候補者はまだ決まっておりませんが、シュクルさんやイチャーツェさんのような優秀な学生を送ってくれることでしょう。

ただ、PIASSの学内選考は厳しいので、場合によっては留学に必要な基準をクリアする学生が2名に満たない可能性も考えられます。万一そうした事態になった場合は、他のアフリカの国から留学生を招くための資金として利用させていただきます。

引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。