2019年5月23日及び24日、プレトリア大学（南アフリカ）のFuture Africaキャンパスで、South Africa - Japan University （SAJU）フォーラムが開催されました。2017年の開催（於東京）に続いて第4回目となる本フォーラムには、日本、南アフリカを拠点とする研究者・実務家を中心に200名を超える参加者が集い、両国間の共同研究の現状と展望等について議論しました。 両国の大学関係者のほか、日本側からは文部科学省、日本学術振興会、科学技術振興機構、日本医療研究開発機構、国際協力機構、ジェトロ・アジア経済研究所等の代表者が、南アフリカ側からは、科学技術省、高等教育・訓練省等の代表者が参加しました。東京外国語大学現代アフリカ地域研究センターは、本フォーラムで日本側事務局を務めました。 本学から参加した松隈東京外国語大学副学長は、開会挨拶にて、本フォーラムが研究協力のみならずグローバルな諸課題に対処するプラットフォームとして実践的に活用されることへの期待を述べました。また武内現代アフリカ地域研究センター長は、二日目のセッションにおいて本学の留学生受入れ制度について説明しつつ、ここ数年本学に南アフリカ人研究者を続けて招聘していることなど、同国との研究者交流が進んでいることを説明しました。 多くの参加者によって研究発表が行われたこのフォーラムはまた、両国の研究者らに新たな共同研究のパートナーとの出会いを提供する機会ともなりました。

プログラムはこちらから：isrtx_SAJU_conference_programme_d5.pdf