武内センター長が、ルワンダから南アに移動し、プレトリア大学を訪問しました。今回の訪問目的の一つは、5月下旬に開催される「南アフリカ・日本大学フォーラム」(SAJUフォーラム)のための関係者との打ち合わせでした。フォーラムはプレトリア大学の新キャンパス(Future Africaキャンパス)で開催されます。完成間近の新キャンパスを見学させてもらいましたが、近未来的で、鮮やかな建築群でした。
Future Africa Campusのゲストハウス
いつもお世話になっているプレトリア大学日本研究センター(Centre for Japanese Studies)を訪問し、JICA専門員として仕事をしておられる川北知子さんのはからいで、マブート・シャンガセさんに会うことができました。マブートさんは、昨年10月から1月まで外大に滞在し、帰国したばかりです。広島だ、京都だと、日本の思い出をあれこれ楽しそうに話してくれました。滞在を楽しんでくれて、嬉しいことです(マブートさんの日本での活動についてはこちらよりご覧ください)。
マブートさんと。帰国間際に大石高典講師と行った深大寺の温泉が忘れられないと語ってました
これも川北さんのアレンジで、外大からプレトリア大学に留学している三原尚人さんと会うことができました。留学してから半年以上が過ぎ、こちらで伸び伸び暮らしている様子です。
三原さんはHonours(オーナーズ)と呼ばれる大学4年生向け授業に主として出席していますが、学生のレベルが高くて力がついたと話してくれました。南ア政治に関する授業では、グループに分かれて、ANC(アフリカ民族会議)やEFF(経済的自由戦士)など主要政党の役割を担当し、マニフェストを勉強してディベートを行なうこともあるとか。学生がみな、自分の主張を理路整然と主張する訓練ができていて、とても刺激を受けるとのことです。アフリカ最高レベルの大学での留学を楽しんでいるようで、心強く思いました。
三原さん、上智大学から留学中の池谷さん、大使館専門員の角田さん、川北さんらと一緒に
この4月から外大にやってくるプレトリア大学の学生(Wendyさん)にも会うことができました。彼女は工学部の学生なのですが、日本で生活してみたいと交換留学に応募したとのことです。Wendyさんの留学にあたっては、矢崎総業株式会社からの支援金を、往復航空券や滞在費補助に使わせていただきます。
ウェンディさん(中央)、川北専門員と一緒に