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センターの活動

星野ルネ氏を招いてトークライブ開催

2018年12月14日(金) 18:00~20:00

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2018年12月3日より2週間にわたって行なわれた「アフリカン・ウィークス2018」。最終日の2018年12月14日、漫画家であり放送作家、タレントとして活躍する星野ルネ氏を招いてトークライブ「日常に溢れる多様性~アフリカと日本~」が開催されました。

星野氏のほか、当センターに所属する大石高典講師、本学国際社会学部アフリカ地域専攻4年の河野賢太さんの3名がパネラーを務め、日本とアフリカの両方を知る者の視点で、現代のアフリカと現代の日本について独自の見解を発表しました。

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星野氏は、4歳のころに来日してからの生い立ち、出身地であるカメルーンを訪れた際の体験などから、日本とカメルーンの人々や暮らしを比較。どちらの文化も身をもって知る立場から、実体験をユーモアを交えて披露し、両国の未来に対する希望を語ってくださいました。

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次に、カメルーンを調査地とし17年間、同国に通いつづけている大石講師が、「日本⇔アフリカ 違和感から表現へ 日常にもっとカオスを」と題して発表。アフリカの"今"についてわかりやすい解説を加え、時に俳句を披露しながら、今の日本人にこそ取り入れてほしいアフリカのエレメンツを熱く語りました。

IMG_2308.jpg最後に、ルワンダへ1年間、留学した経験をもつ河野さんが、ルワンダや隣国のウガンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国などを訪れた際の経験をクイズを交えながら紹介。彼が紹介してくれるアフリカの人々の何気ない一言から、考え方や文化の違いが垣間見え、改めて日本についても考えるよう聴衆を促してくれる発表でした。

その後行なわれたディスカッション、質疑応答では、勇気ある少年が星野氏へ質問したことを皮切りに次々と質問が寄せられ、時に会場を笑いに包みながら3人が回答。最後には、司会者でありアフリカン・ウィークス代表である若本隆平さんがディスカッションを統括しました。

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