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センターの活動

南アフリカ訪問

2018年7月25日(水)~28日(土)

ガーナ、ルワンダの次は南アフリカのプレトリアにやって来ました。現代アフリカ地域研究センターでは、プレトリア大学との研究、教育面での関係を強めようと努力しており、9月に共同セミナーを開催したり、研究者を招へいする予定です。今回はその準備のため訪問しました。

ルワンダも涼しかったけれど、南アフリカは冬です。日中は20度以上に気温が上がるものの、夜は10度以下に下がります。宿泊したホテルはよいところでしたが、暖房設備が貧弱で、長袖の下着を持ってこなかったことを悔やみました。日差しが柔らかく、木々が黄色く色づいてとても美しい。ぼんやりと日向ぼっこをしていたいと思いました。

プレトリア大学構内

26日には、人文学部副学部長のスクーマン教授と、同大学の日本研究センターを担当されるスタンダール教授と打ち合わせ。東京外大はプレトリア大学にグローバル・ジャパン・オフィス(GJO)を設置する予定ですが、その相談も議題の一つです。日本研究センターの活動を支援しながら、大学間の関係を深めていきたいと考えています。

日本研究センターにはJICA専門家の川北知子さんが支援に入っておられ、今回の訪問でも大変お世話になりました。組織間の関係を深めるといっても、教員同士で直接やり取りするのは簡単ではありません。川北専門家のお陰で、随分と助けていただきました。

左から、川北JICA専門家、武内、スタンダール先生、スクーマン先生

この秋学期、プレトリア大学から2人の研究者が東京外大にやってきます。歴史学が専門のパレケール先生と、政治学が専門のマブート先生です。お二人には、外大の学部と大学院で講義をしていただく予定ですが、東京での生活を楽しみにしておられました。

 今年は、外大からもプレトリア大学に留学生が行っています。川北専門家のはからいで、三原さん、高山さんのお二人と食事をすることができました。到着してからまだ2週間程度ですが、こちらのキャンパスライフを楽しんでいて、とても頼もしく感じました。帰国する頃には大きく成長していることでしょう。

外大からの留学生そして川北専門家のご一家と、プレトリアのタイ料理屋にて

 28日(土)の昼過ぎにジョハネスバーグを出発し、ドバイ経由で29日(日)の夕刻東京に戻りました。やはり暑い。成田から東京に向かうバスから、隅田川で上がる花火が見えました。リムジンバスは混んでいましたが、アジアから観光でやってきたらしい親子が、ディズニーランドや葛西臨海公園の大観覧車、そして隅田川の花火を見て驚き、はしゃぐ姿を眺め、これもまたいいものだと思いつつ、家に戻りました。

(7月29日武内記)