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について

ブラック・ライヴズ・マターから学ぶ――アメリカからグローバル世界へ

刊行
著者等
武内進一・中山智香子(編著)、岡田昭人・小田原琳・出町一恵・大鳥由香子・友常勉・橋本雄一・加藤雄二・山内由理子・中山裕美・大石高典・西井凉子・中山俊秀(著)
出版社
東京外国語大学出版会

内容の紹介

〈黒〉から想起せよ

黒人への圧倒的な暴力や差別が続くアメリカで、ブラック・ライヴズ・マター運動はいかに立ち上がり、うねりとなり、国境を超えて世界へと共鳴を広げていったのか。BLMからの告発に、レイシズムが蔓延る現在を生きる私たちは、何を学ぶべきなのか。歴史、政治経済、文学、思想、教育、芸術、ジェンダー、国際法など多様な立場から呼応する。

編者のコメント

武内 進一(現代アフリカ地域研究センター・大学院総合国際学研究院/教授)
中山智香子(大学院総合国際学研究院/教授)

ジョージ・フロイド殺害事件をきっかけに、「ブラック・ライヴズ・マター」(黒人の命を粗末にするな)という叫びが、瞬く間にアメリカ合衆国から世界に広がりました。ここには、現代世界の多様な課題―そして希望―が、映し出されています。本書では、政治経済、法、国際関係、文学、思想、そして芸術など、様々な専門の執筆陣がこの運動に接近し、そこからの学びを論じています。多面的な性格を持つ運動を理解し、そこから学ぶために、役に立つ本だと確信しています。


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