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について

初歩のロシア語 ’22

刊行
著者等
沼野恭子(著)アナトリー・ヴァフロメーエフ(執筆協力)
出版社
放送大学養育振興会

内容の紹介

2022年4月から放送大学で始まるラジオの授業「初歩のロシア語 ’22」の教科書として書いたものです。
15回の放送に合わせて全部で15課から成っており、目安として、まったく初めての方に【基礎テクスト】(初級)、少しロシア語を学んだことのある方に【発展テクスト】(初級~中級)、初級文法はマスターしているという方に【おまけテクスト】(中級)を用意しました。
ロシア語テクストに文法の説明と練習問題を添えてあります。
また「ロシア文学万華鏡」のコーナーを設け、ロシア文学のいろいろな作品をご紹介しています。
ロシア語とロシア文学を同時に学べる教科書です。

著者コメント

沼野恭子(大学院総合国際学研究院/教授)
ロシア語テクストは、全体でひとつの物語になっています。大学生カトウ・アヤコが主人公。ロシア人の画家である父、日本人の教師である母と東京に住んでおり、ロシア語を話す犬のハチを飼っています。後半は、アヤコがペテルブルクに留学してイワンとイリーナ夫妻の家にホームステイします。この「二都物語」のシナリオを作家のように書いてくださったのは、本学非常勤講師のアナトリー・ヴァフロメーエフさんです。
【基礎テクスト】と【発展テクスト】は、モスクワの俳優さんたちのご協力を得て録音しました。
また各回に「ロシア文学万華鏡」というコラムを配して、民話「おだんごパン」からゴーゴリ、トルストイ、チェーホフ、ブルガーコフ、さらには現代作家のウリツカヤ、アレクシエーヴィチ、クルコフなどの作品を取りあげました。ロシア語の勉強に疲れたら、文学コラムをお楽しみください。


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