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の本
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について

つながりと選択の環境政治学―『グローバル・ガバナンスの時代』における ブラジル気候変動政策―

刊行
著者等
舛方周一郎(著)
出版社
晃洋書房

内容の紹介

環境と経済の両立を模索する新興国の指導者たちは国の行く末をいかに決定するのか.本書では,規範的見地に偏重するグローバル・ガバナンス論に修正を試み,大統領・国家主体・社会主体の複雑な連携と選択を捉えながら,ブラジルにおいて野心的な気候変動政策が形成された道筋を明らかにする.(出版社HPより

著者のコメント

舛方周一郎(世界言語社会教育センター/講師)
2018年に提出した博士論文を加筆修正した初めての単著となります。研究を始めたころ環境・経済・政治は一般に馴染みのないキーワードでしたが、コロナ禍の中で期せずして時機を得た出版となりました。文章を書く作業は「一人」でしたが、決して「独り」ではありませんでした。私のフィールドであるブラジルを通じて出会った方たちとのつながりに感謝しながら、自分の信じた道を選択してきてよかったと思っています。


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