【活動報告】 VOLASpecial「迫る食料危機!持続可能な未来に向けての新たな取り組み」を開催しました

VOLASでは、社会連携マネジメント・オフィスと共催でゲスト講師をお招きし、2023年5月15日に特別講座《VOLASpecial》を実施しました。

府中で食料支援活動をしている松本さんに支援活動の現状と食品ロスの問題について講演いただきました。自分の中に芽生えた疑問、放っておけないことから目を逸らさずに支援活動を始め、奮闘し続けている松本さんのお話に、参加した学生は真剣に耳を傾け、考えを深める機会になりました。

第2回 5月15日(月) 12:40~14:10 
 テーマ:迫る食料危機!持続可能な未来に向けての新たな取り組み
 ゲスト:松本 靖子 さん
  NPO法人 シェア・マインド

参加者のコメントシートより

  • NPOの活動について知り、生活保護受給の問題など、国の支援の行き届いていない部分がよく分かった。また、消費者および有権者としての私たちが抱える問題についても意識できた。
  • 日本の貧困の原因の一つとして日本の文化、考え方の枠組が大きく関係していることを知り、その考え方が外国と比べるとどれだけ閉鎖的で個人への負担を強いるものなのか理解することができました。この閉鎖的な考えを普通、正しいと鵜呑みにするのではなく多様な人からの意見に目を向けられるようにしたいと感じました。
  • 実際にNPO法人を立ち上げられた松本さんのお話はとても説得力がありました。そのなかでも「お金が必要」という部分について話されており、きれいごとだけでない、支援の現場のありのままの姿を垣間見ることができたようでした。
  • 毎日多くの食品・食料が廃棄されている現状は知っていたが、今回の話を聞いて、そもそも複合的な理由で“食べる”ことにありつけない人がいること、厳しい規格(特に野菜・果物)は設ける必要があるのか疑うべきであることを学び、フードロスへの問題意識が深まった。
  • 食料問題や貧困問題への関心が一層高まり、多くの学びがあったと同時に、松本さんが代表を務めているNPOについてビジョンなどからネガティブなことまで多くのことを聞くことができ非常に興味深かったです。
  • 今回のお話を聞いて「支援」、そして自発的に何かをすることのとらえ方、お金が回る仕組みを作ることの難しさを改めて感じました。何かを変えたいという気持ちは大切だと思いますが、どう現実と理想のバランスをとっていくか、ボランティア活動などにかかわる身としてこれらは考えていかなくてはならないと感じました。
PAGE TOP