研究の目的 of EUおよび日本の高等教育における外国語教育政策と言語能力評価システムの総合的研究


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   欧州連合旗      


 現在我が国の中等・高等教育にとっての緊急課題として、外国語教育の理念・目標・評価システム自体を問い直し具体的改善のための有効な方策が必須となっている状況をふまえ、本研究では、第1に、EU諸国の外国語教育政策、特に、高等教育における言語能力評価システムと大学等での具体的実践を調査・検証しつつ、我が国の高等教育における外国語能力評価方法の実態調査をもとに対照研究をする。第2に、日本で実施されている外国語能力検定試験の到達度評価基準の問題点を分析する。社会的責任をともなう通言語間の共通性と透明性の観点から、C E F R など欧米の能力検定試験の評価基準を日本の中等・高等教育へ適用することの可能性・問題点を検証することに意義がある。本研究では、外国語教育における中等・高等教育間の教育連携も視野に入れている。