平成23年度 of EUおよび日本の高等教育における外国語教育政策と言語能力評価システムの総合的研究


研究計画・方法

平成23年度

研究計画について

 平成23年度は本課題研究の最終年度として、日本の外国語教育制度の改善に貢献しうるデータの共有と、高校・大学等での外国語教育方法、評価システムについて新たな知見を提供する。本年度は4つの班で遂行した研究成果の整理と、国際研究連携に主力をおく。旅費の大部分は、国内での成果発表、国外からの研究者を招いた国際研究集会の開催に当てる予定である。その記録を含め研究成果を、学会発表、あるいはWeb による発信という形で公開する。

研究方法について

(1) (A班) (B班) 現地調査により収集した情報の分析と総括をする。

(2) (C班) (D班) 日本の外国語能力検定試験の到達度評価、通言語的基準、中等・高等教育機関での単位認定についてまとめ、国内外の学会で成果発表を行う。日本語を含むアジア諸語(中国語、朝鮮語他)の能力検定試験についても、同じ観点から検証する。

(3) 国際研究集会・シンポジウムをCAAS他のEUの高等教育機関の協力で開催し、本研究の成果発表を行う。記録を報告集あるいは一般向けの刊行物として公開する。

(4) 研究成果をWeb等により平成23年度中に公開する。