東京外国語大学 大学の世界展開力強化事業アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム(IAfP)

【フォトレポート】プレトリア大学派遣 田中さん①

2022年7月からプレトリア大学に留学している田中さん(ヒンディー語科)からフォトレポートが届いたのでお届けします。

インターナショナルデイ

プレトリア大学留学中の田中です。今回はUP(プレトリア大学)の留学生主体のイベントについて書きます。

UPでは毎年10月に各国の文化を広めることを目的としてインターナショナルデイが開催されます。このイベントでは、各国からの留学生が、ステージでダンスや歌などを披露したり、学生が各国の文化体験ができるようなブースが設置されたりします。今年はおよそ20カ国からの留学生が参加しました。今になって思うのですが、このイベントは外大の「外語祭」」みたいですね。上位に入賞すると表彰もされるくらい以外に大きなイベントです。そして私もこのイベントに日本代表として参加しました。

(日本ブース前での写真)

UPに留学中の萩野くん(写真:左)も当日はブースを手伝ってくれました。また日本大使館の現地職員のライアンさん(写真:中央)は当日展示品や機材を朝7時に大学に届けてくださいました。私はこのイベントの準備、企画書作成を3週間前から始めました。大使館の担当者の方に企画書を送り、機材のレンタルするためのアポイントメントを取ったり、大学側の担当者の連絡を取ったりするのを全て一人でこなすのは少し苦労しました。また、当日にステージとブースで何をやったら南アフリカの生徒に一番興味を持ってもらえるのかなど考えなければならないことがたくさんありました。しかしこのような企画を自分一人でやったことが今までになかったのでやりがいもたくさんありました。

私は、ブースでの習字体験、ステージでのけん玉披露を行いました。当日は300人の生徒が日本のブースを訪れて習字体験をしてくれました。

また500人の目の前でけん玉を披露しました。さすがに人生でここまで大勢を前にして何かをしたことがなかった私は、かなり動揺しましたが、観客の生徒たちが盛り上がりすぎていて、その様子を見ていたら次第に落ち着くことができて、やりきることができました。異様な光景でしたね。さすがアフリカという感じで盛り上がり方が日本とは完全に別物でした。

結果、入賞したのは、ジンバブエと韓国でした。残念ながら、私はブース、ステージともに入賞することはできませんでした。しかしUPの公式インスタグラムのトップに写真が掲載されました。(写真:上)こういうのはちょっと嬉しいものですね。

このイベントを通して、人生ではじめて企画書を書いてみたり、3週間にわたって一人で準備をしたりと、南アフリカの地で今までにない経験をすることができました。また、このイベントを通して知り合えた友人もたくさんいます。そして何よりも自分が一番楽しむことができた大学のイベントだったと思います。

 

 

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