東京外国語大学 大学の世界展開力強化事業アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム(IAfP)

派遣

派遣数

IAfP TUFS 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
派遣数 実績 0名 1名 5名 11名
PIASS 福島 宮田 松岡、加藤
ガーナ大学 久我、江川
ザンビア大学 廣瀬、平川 宮川、喜多野
プレトリア大学 田中、萩野 窪田、宮元、水野
ステレンボッシュ大学 福岡、榑林

*敬称略

 

学生の方へ

留学体験記

2016年から2020年にかけて本学からアフリカへ留学した学生と、アフリカの協定校から本学に留学した学生の体験記です。
前半(和文編)は、本学学生の体験記を留学編/インターン編/ボランティアと旅行編に分けて20本の記事を掲載しています。後半(英文編)は、本学学生の体験記6本とアフリカ協定校の学生の体験記を6本掲載しています。アフリカに関心のある方、そして特にこれからアフリカ留学を考えていらっしゃる方はぜひご参考にしてください。

なお、2021年度以降の留学体験記は本学の国際社会学部アフリカ地域専攻のHPにて随時更新されていますのでぜひご覧ください。東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻HP 留学体験記

外大生のみたアフリカ、アフリカ人学生の見た日本

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留学のための手続き

世界展開力アフリカの協定校への留学をご希望される方は、世界展開力アフリカ事務室または留学支援共同利用センターにお問い合わせください。
世界展開力事務室
留学支援共同利用センター 042-330-5113 (ryugakushien[at]tufs.ac.jp)

2023

◆宮川光/ 喜多野元

ザンビア大学[ザンビア]
派遣期間2023.7.09~2023.11.30(宮川)
派遣期間2023.7.09~2024.6(喜多野)

ザンビア大学で、国際社会学部3年フランス語科の宮川光さんと国際社会学部東南アジア第二地域ラオス語専攻3年の喜多野元さんが2023年7月10日から交換留学プログラムを開始しました。宮川さんは人文社会学部(Department of Humanities and Social Sciences)で、喜多野さんは自然科学部(Department of Geography and Environmental Studies)で約1年間勉強します。
留学中のさまざまな出会いを通じて、彼らの1年が実り多きものになることを願っています。喜多野さんと宮川さんからメッセージが届きましたので、ご紹介します。

宮川さんからのメッセージ

皆さんこんにちは、国際社会学部3年フランス語科の宮川と申します。
7月9日から11月末までの1学期間、ザンビア大学に派遣留学をさせていただきます。
ザンビアはアフリカの中では非常に治安の良い国であり、特にザンビア大学のある首都ルサカは発展しており楽しく暮らしています。
ザンビア大学では、Intangible Cultural Heritage日本語でいう無形文化遺産について学ぶコースを専攻しており、無形文化遺産が自分たちとどのように結びついており、それらを保護、発展させていくためには何をするべきか、ということを学んでいます。
また、ザンビアの人気スポーツといえばサッカーということで、放課後はザンビア大の学生や、ザンビアに仕事などで来られている日本人の方々とサッカーを楽しんでいます。ザンビアに住んでいる日本人はやはりあまり多くないため、自然と日本人と知り合うことができ、色々なお話を聞けるのでとても刺激になっています。私はアフリカに行ってみたいという一心でザンビア留学を決めました。アフリカと聞くとハードルが高く感じ、何か明確な動機や、やりたいことを持った学生が行く場所なのだと思うかもしれませんが、とりあえず異郷の地に行ってみるというのも良いのではないかと私は思います。最後になりますが、今回の留学をサポートしてくださっている全ての方々に感謝申し上げます。

喜多野さんからのメッセージ

こんにちは、国際社会学部東南アジア第二地域ラオス語専攻3年の喜多野元と申します。
2023年7月からおよそ一年間ザンビア共和国の首都ルサカに位置するザンビア大学に派遣していただきます。大学では自然科学部のDepartment of Geography and Environmental Studies という学科で地理学的視点を通した経済活動や環境マネジメント等について学びます。
ダイナミックな経済成長を遂げようとしているザンビアは8か国に囲まれた内陸国であるという地理的な特徴を持っているため輸出入等において一定の制約を受けざる負えない状況があります。同時にビクトリアの滝に代表される雄大な自然が残るザンビアにおいて環境に配慮した開発計画の立案は欠かせないものです。これらの課題を共有するザンビア大学の学生と学び合いながら新しい視点や刺激を得られたらなと思っています。
話しが変わりますが、ザンビアに来てアニメや日本語を通して日本に関心のあるザンビアの方々も多いように感じます。留学生活の中でザンビアの方々に日本について少しでも知ってもらえるように日本について発信する機会をできる限り多く作っていきたいです。
渡航から3週間が経ち徐々にこちらでの生活にも慣れてきたように感じます。まだ見ぬアフリカの大地に思いを馳せながらもまずは1日1日を精一杯生きていきたいです。
最後になりますが展開力アフリカの事務局の皆様をはじめ渡航にあたってご支援、サポートを頂いたすべての皆様に感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

 

◆ 福岡佑季/ 榑林輝奈乃

ステレンボッシュ大学大学 [南アフリカ]
派遣期間 2023.7.17~2024.6.28

南アフリカのステレンボッシュ大学において、本学アフリカ地域専攻3年生の榑林輝奈乃さんとアフリカ地域専攻4年生の福岡佑季さんが2023年7月17日から交換留学プログラムを開始しました。お二人は人文社会学部 (Faculty of Arts and Social Sciences) で約1年間勉強します。ステレンボッシュ大学と本学は2020年に協定を結びましたが、榑林さんと福岡さんは記念すべき初の派遣学生です。南アフリカのトップクラスの大学での学びや留学中のさまざまな出会いを通じて、彼らの1年が実り多きものになることを願っています。榑林さんと福岡さんからメッセージが届きましたので、ご紹介します。

福岡さんからのメッセージ

こんにちは。国際社会学部・アフリカ地域専攻4年の福岡佑季です。
これから一年間、南アフリカ共和国にあるステレンボッシュ大学の教養・社会科学学部(Faculty of Arts and Social Sciences)に派遣していただく予定です。
ステレンボッシュ大学とは2020年に派遣協定が結ばれたばかりということで、両校の学生間交流の先駆となる行幸を、大変光栄に思います!
派遣手続きや人的交流、情報提供に多大なご支援をいただいた展開力アフリカ事務局の皆さま、そして受け入れに当たって多大なご支援いただいたStellenbosch University Internationalの皆さま、本当にありがとうございました!
南アフリカ共和国への留学にあたって、私は目標を二つ掲げています。
それは将来、「アフリカの経済成長に貢献するビジネスパーソン」になること、そして「アフリカと日本をつなぐクリエイター」になることです。目標達成に少しでも近づいていくため、ステレンボッシュ大学では「国際政治学」「アフリカ地域研究」「経営学」「芸術」の4つの軸で学習に取り組んでいく所存です。
留学先での様子については、今回記した目標の詳細についても織り交ぜながら、定期的にフォトレポートを通して報告していきたいと思います。まずは無事、南アフリカに着いてホッとしております!今後ともよろしくお願いいたします。
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榑林さんからのメッセージ

こんにちは。国際社会学部アフリカ地域専攻3年の榑林輝奈乃です。
私は今、南アフリカのStellenbosch大学へ派遣留学に来ています。今年の7月から1年間、Arts and Social Sciencesという学部で学びます。
今学期は、社会学及び人類学の授業を受講する予定です。アパルトヘイトを乗り越え、様々なアイデンティティを持つ人々が共存するこの国で生活をすることで、知見を広げることができればと思っています。
最後になりましたが、留学をサポートしてくださる全ての方々に心から感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
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2022

◆ 平川 杏優

ザンビア大学 [ザンビア]
派遣期間 2023.2.15 ~2023.6.23

ザンビアのザンビア大学において、本学国際社会学部アフリカ地域専攻3年生の平川杏優さんが2023年2月15日から交換留学プログラムを開始しました。約半年間ザンビア大学の人文社会学部で学ぶ予定です。現地に到着した宮田さんからメッセージが届きましたので、ご紹介します。

平川さんからのメッセージ

初めまして、国際社会学部アフリカ地域専攻3年の平川杏優です。
私は現在ザンビア大学での留学を開始しました。日本では開発経済学を学んでおりアフリカをマクロな視点でとらえていますが、この留学中に実際にザンビアで生活することでミクロな視点を手に入れられればと思っています。また、ザンビア大学では、将来ザンビアを背負っていく子たちとの交流をしながら経済学と開発学を学んでいきたいと思っています。この留学を通じて、途上国の状況を知り理解を深めることが大きな目標です。
最後になりましたが、この留学をサポートしてくださる全ての方々に感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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◆ 宮田 英虎

プロテスタント人文社会科学大学 [ルワンダ]
派遣期間 2022.9.23 ~2023.4.30

ルワンダのプロテスタント人文・社会科学大学において、本学フランス語科の宮田英虎さんが2022年9月28日から交換留学プログラムを開始しました。約1年間滞在し、開発学部で学ぶ予定です。現地に到着した宮田さんからメッセージが届きましたので、ご紹介します。

宮田さんからのメッセージ

皆さんこんにちは。国際社会学部フランス語科の宮田英虎と申します。
私は現在アフリカのルワンダにある大学で派遣留学を行っており、平和紛争学を中心に勉強しています。
私が在籍する学部では実際に紛争を経験してきた難民も数多く存在し、そうした学生との交流や学習を通して今、またこれから起こる紛争への現実的な和平プロセスを思考する力を養いたいと考えています。
また、インターンや現地の人々との交流を通し、自分がこれからどういった立場からアフリカに関わっていくべきか、自分には何ができるのか考えていきたいと思います。
最後に、派遣留学をサポートしていただいた展開力アフリカ事業に感謝いたします。今後とも何卒よろしくお願い致します。
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◆ 田中直介/萩野佑磨

プレトリア大学 [南アフリカ]
派遣期間 2022.7.18 ~2023.6.9(田中)
派遣期間2022.7.18~2023.7.11(萩野)

南アフリカのプレトリア大学において、本学ヒンディー語科3年生の田中直介さんとアフリカ専攻3年生の萩野佑磨さんが7月25日から交換留学プログラムを開始しました。
お二人は人文学部 (Faculty of Humanities) で約1年間滞在します。国際関係学や、南アフリカに11ある公用語のうちいくつかを勉強される予定だそうです。プレトリア大学には23の学部があり、南アフリカで最大規模の研究大学です。同大学には本学現代アフリカ地域研究センターで招聘したガイルーニサ・パレケール先生もいらっしゃいます。講義や現地で出会う人々との交流、課外活動などを通じて、彼らの1年が実り多きものになることを願っています。
今日からプログラムを開始する田中さんと萩野さんからメッセージが届きましたので、ご紹介します。

田中さんからのメッセージ

皆さんこんにちは。言語文化学部3年の田中直介です。私は、現在南アフリカ共和国の首都であるプレトリアに来ています。東京外国語大学の協定校である、プレトリア大学で派遣留学を行っています。プレトリア大学では東京外国語大学では開講されていない、北ソト語、アフリカーンス語、ズールー語を勉強する予定です。寮には、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデンといった様々な国にからの留学生がいるため、たくさんの文化を知る最高の経験ができるのではないかなと思います。
最後に、ここまで私のサポートをしていただいた東京外国語大学の展開力アフリカ事業に心から感謝申し上げます。
今後もよろしくお願い致します。
田中さん関連記事

萩野さんからのメッセージ

こんにちは、東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻の萩野佑磨です。私は、2022年の7月から派遣協定校であるプレトリア大学の人文学部へ留学しています。1年生の頃からずっと勉強していたアフリカ大陸に来れて、緊張と高揚感が高まっていており、いよいよ始まるという感覚です。今は、他の国からの留学生たちと一緒に寮に暮らしており、色々な場面で彼らにはお世話になっています。私はこれからフランス語、国際関係学、犯罪学の3つの授業を取ろうと考えています。外大で今までやってきた勉強を生かしつつ、新たな知識をたくさん身に付けたいです。勉学意外にも、アフリカのいろいろな自然公園や都市に行ってみたい欲が湧いている為、貴重な時間をどう使うかをこれから決めたいと思います。10ヶ月という限られた時間ですが、たくさんの人の協力の下出来た留学なので、有意義な時間を過ごし、自分自身を成長させる予定です。よろしくお願いします。
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◆ 廣瀬 イリヤス

ザンビア大学 [ザンビア]
派遣期間 2022.7.8 ~2022.12.23

ザンビアのザンビア大学において、本学フランス語科3年生の廣瀬イリヤスさんが2022年7月11日から交換留学プログラムを開始しました。
廣瀬さんは自然科学部 (Natural Science) の地理・環境学科 (Department of Geography and Environmental Studies) で約半年間勉強する予定です。同学科には本学現代アフリカ地域研究センターで招聘したゴドフリー・ハンプワイエ先生もいらっしゃり、学生にとって刺激的な学びの多い半年になりそうです。現地に到着した廣瀬さんからのメッセージが届きましたので、ご紹介します。

廣瀬さんからのメッセージ

皆さんこんにちは、国際社会学部3年の廣瀬イリヤスと申します。
私は現在、アフリカ南部に位置するザンビアという国で派遣留学を⾏なっています。私は協定校のザンビア⼤学で地理・環境学科に配属され、環境計画や⾃然資源管理などについて学ぶ予定です。環境問題が世界的な課題として取り沙汰されている中、国境を越えた問題を、経済成⻑の著しい、⽇本から遠く離れたアフリカの地で学ぶことで、より柔軟な視座を獲得することができればと考えています。また、ここに来るまではザンビアという国のことについては全くと⾔っていいほど知りませんでしたが、留学を通して、⾃⾝の専攻だけでなく、この国の⽂化や歴史についても沢⼭学びたいです。最後に、この派遣留学を⾏うにあたってサポートしていただいている⼤学の展開⼒アフリカ事業に感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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2021

◆ 福島 黎

プロテスタント人文社会科学大学 [ルワンダ]
派遣期間 2021.9.4 ~ 2022.8.28

 

ルワンダのプロテスタント人文・社会科学大学 (PIASS) において、本学モンゴル語科3年生の福島黎さんが2021年10月5日から交換留学プログラムを開始しました。約1年間滞在する予定です。
福島さんが到着した際には、今年7月末まで本学にPIASSから留学していたアンリさんとテンボさんが迎えに来てくれたそうです (参考)。
こうしてPIASSと本学の個人レベルのつながりが束となり、連綿と続いていくことを願っています。
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