大学の世界展開力強化事業
大学の世界展開力強化事業とは
大学の世界展開力強化事業は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行う事業対象国・地域の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的として、文部科学省において平成23年度から開始された事業です。
本学では以下の事業が選定されています。
~米国等との大学間交流形成支援~
太平洋を《架橋》するブリッジ・パーソン養成プログラム
(補助事業期間:令和5年度~令和9年度)
オンライン、オンキャンパス、オンサイトの3部構成のプログラムを通じて、地理的、学術的、時間的な3つの隔たりを«架橋»するブリッジ・パーソンの養成を目指すプログラムです。米国・フィリピン・韓国の11大学と本学とを結ぶダイナミックな交流プログラムを実施します。
連携大学:サンディエゴ州立大学(米国)、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校(米国)、サンフランシスコ州立大学(米国)、ハワイ大学マノア校(米国)、ネブラスカ大学カーニー校(米国)、カリフォルニア大学リバーサイド校(米国)、カリフォルニア大学アーバイン校(米国)、フィリピン国立大学(フィリピン)、アテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン)、デラサール大学(フィリピン)、ソウル大学(韓国)
米国等:世界展開力強化事業HP
https://www.tufs.ac.jp/tp-bridge/
~アフリカ諸国との大学間交流形成支援~
アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム
(補助事業期間:令和2年度~令和6年度)
本プログラムでは、長年のアフリカ研究の蓄積を活用するとともに、文系・理系の枠を超えたカリキュラムを提供し、アフリカでのフィールドワーク、日本およびアフリカでの研修を通じて、イノベーション共創の基盤を構築することを目的とした複数の国際連携教育プログラムを実施します。
連携大学:
京都大学
海外連携大学:
プロテスタント人文・社会科学大学(ルワンダ共和国)、ガーナ大学(ガーナ共和国)、ザンビア大学(ザンビア共和国)、プレトリア大学(南アフリカ共和国)、ステレンボッシュ大学(南アフリカ共和国)
アフリカ:大学世界展開力強化事業HP
http://www.tufs.ac.jp/iafp/
~日-EU戦略的高等教育連携支援~
歴史と公共圏を鍵概念として日欧相互理解を深める国際人材育成プログラム
(補助事業期間:令和元年度~令和5年度)
「公共圏における歴史」をテーマに、本学とEU4大学が合同で運営する博士前期課程のダブル・ディグリープログラムです。参加学生は、EU側で選抜された学生と合流し、日・EUの3つ以上の大学を1セメスターずつ移動しながら英語で学び、2つの学位(修士号)の取得を目指します。
歴史学・歴史研究の知見を下敷きに、それをより広い社会的な視座のなかで実践に結びつけることができるグローバルな人材を育成します。
連携大学:
中央ヨーロッパ大学(ハンガリー/オーストリア)、新リスボン大学(ポルトガル)、フィレンツェ大学(イタリア)、フランス国立東洋言語文化大学(フランス)
EU:世界展開力強化事業HP
http://www.tufs.ac.jp/hips/
~米国等との大学間交流形成支援~
多文化主義的感性とコンフリクト耐性を育てる太平洋を越えたCOIL型日米教育実践プログラム
(補助事業期間:平成30年度~令和4年度)
本学が国際基督教大学と協働して実施する本事業では、オンラインを活用した教育手法(COIL: Collaborative Online International Learning)により、米国のカリフォルニア地域を中心とした連携大学との間で遠隔での講義やディスカッション等を実施します。
COIL型教育を契機に日米の学生の留学を促進し、インターンシップの機会提供などにより、「多面的かつ柔軟な市民的公共性を具えたグローバル人材」の養成を目指します。
連携大学:
サンディエゴ州立大学、ニューヨーク州立大学オルバニー校、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校、カリフォルニア大学リバーサイド校、カリフォルニア大学アーバイン校、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校、カリフォルニア大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、南カリフォルニア大学
COIL:世界展開力強化事業HP
http://www.tufs.ac.jp/tp-coil/
~ロシアとの大学間交流形成支援~
日露人的交流の飛躍的拡大に貢献するTUFS日露ビジネス人材育成プログラム
(補助事業期間:平成29年度~令和3年度)
本学とロシア6協定校が日露ビジネス人材の育成のため、共同で行う取組です。
本プログラムは、1)短期留学プログラム、2)長期留学プログラム、3)インターンシップ・プログラムからなり、各大学が行う「ロシア関係教育」「日本関係教育」「実学的な経済関係教育」をそれぞれ強化・高度化し、言語力、ロシア及び日本に関する教養・知識、経済についての知見、交渉力・調整力を併せ持ち、両国間の経済・文化交流を現場で支える高度な「日露ビジネス人材」を育成します。
ロシアの連携大学:
モスクワ大学、モスクワ国際関係大学、 ロシア人文大学、高等経済学院、ペテルブルグ大学、極東連邦大学
ロシア:世界展開力強化事業HP
https://wp.tufs.ac.jp/russia-jp/
~ASEAN地域における大学間交流形成支援~
日本発信力強化に貢献するミャンマー・ラオス・カンボジア 知日人材養成プログラム
(補助事業期間:平成28年度~令和2年度)
本学でビルマ語・ラオス語・カンボジア語を学ぶ学生と、ミャンマー・ラオス・カンボジアの中核大学学生のうち日本に関心をもち、 日本語を学ぶ強い意欲をもつ者を双方向に交換し、これら3国に精通する日本人、日本語を操り日本社会を理解し日本と同地との架け橋となるミャンマー人、ラオス人、カンボジア人を育てるものです。
海外連携大学:
ヤンゴン大学(ミャンマー)、ラオス国立大学(ラオス)、王立プノンペン大学(カンボジア)
ASEAN:世界展開力強化事業HP
https://tenkaicalm.wordpress.com/
~中南米等との大学間交流形成支援~
日本と中南米が取組む地球的課題を解決する文理協働型人材育成プログラム
(東京農工大学・電気通信大学との3大学連携事業)
(補助事業期間:平成27年度~令和元年度)
中南米諸国で取り組むべき地球規模の課題(例えば、環境、資源エネルギー、食料、社会・経済開発など)を解決するために、本学・農工大・電通大が連携して実践型グローバル人材を養成することを目的として、本事業に取り組んでいます。三大学それぞれの強みを結集し、中南米諸国の社会経済の発展に貢献します。
連携大学:
東京農工大学、電気通信大学
海外連携大学:
カンピナス州立大学、パウリスタ総合大学、リオ・デ・ジャネイロ州立大学、パラナー連邦大学(以上ブラジル)、チャピンゴ自治大学、グアナフアト大学、メキシコ国立自治大学、国立工科大学(以上メキシコ)、エアフィット大学(コロンビア)、国立ラプラタ大学(アルゼンチン)、ラ・モリーナ国立農業大学(ペルー)