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行事案内
 
2002年度行事報告
パキスタン/アパレル&ホームテキスタイル展
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開催日時:2003年2月26日−28日
 (撮影:mimi)
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 2003年2月25日午後、ジェトロ赤坂展示場(赤坂ツインタワー本館2階)で「パキスタン/アパレル&ホームテキスタイル展」(主催:日本貿易振興会、パキスタン輸出振興庁)のテープカットが行われた。

22社が200点ほどの衣料やホーム・テキスタイルを展示しているが、その中には、語劇団がカラチでお世話になった、Noorjehan Bilgramiさんのブティック「KOEL」の衣服も含まれている。天然染料を使った手織りのショールやシャツは、その独特な色や風合いのよさで、会場でもひときわ注目を集めていた(本HP内「在学生へのお知らせと報告」→ 2002年度「ミニ講演会「スィンドの土から生まれた布、アジュラック」を参照のこと)。

同夜ホテル・ニューオータニで開かれた Humayun Akhtar Khan 商業大臣の歓迎レセプションにはウルドゥー語専攻の学生9人(女子7人、男子2人)が出席。女子はお気に入りのパキスタン服で出席して、会場に花を添えた。

フマーユーン大臣とひとりひとり握手をしていただき、今後一層ウルドゥー語学習に励むよう言葉をかけていただいた。会場でお目にかかった他国の大使らからも、「すばらしい。がんばって」と声をかけていただき、楽しいひと時を過ごすことができた。
特別講演会「パキスタンの識字教育概観」
 
(撮影:mimi)

日 時 : 2003年2月22日(土)14:00-16:00
題 目 : パキスタンの識字教育概観
講演者 : Sifatullah Khan (Deputy Educational Adviser, EFA Wing,
      Ministry of Education, Government of Pakistan)
概 要 :識字率、識字の定義、非正規基礎教育のあり方、ドロップアウトの原因、成人
     教育等々について解説がなされた。配布資料「ta'liim sab ke liye(万人の
     ための教育)」(教育省識字部門発行、11頁、ウルドゥー語)が基本的知識を
     得るのに有益である。
場 所 : 東京外国語大学研究講義棟 104教室
主 催 : 麻田研究室
ウルドゥー語劇団凱旋公演
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日 時:2003年2月11日(火・祝)14:00-17:00
演 目:1) 14:30-15:30「引っ越し」(Naql-e Makaanii)
    2) 15:30-16:00「学校(コメディ・スキット)」(改訂版)
場 所:東京国際交流館(ゆりかもめ「船の科学館駅」下車徒歩3分)
主 催:Pakistan Students Association (PSA)
    President: Mr. Atiq ur Rehman <Mail:atiq@soc.titech.ac.jp>
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「パキスタン人留学生の会(Pakistan Students Association)」主催によるイードゥル・アズハー(犠牲祭)を祝う会「Eid Milan Party(イードの集い)」で、「Urdu Drama Show」を凱旋公演として行いました。

「引っ越し」のキャストとともに  「学校」のキャストとともに (撮影:mimi)

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パキスタン側参加者 計24人
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Dr. Arshad (Patron of PSA, 東京大学)
Mr. Atiq (President of PSA, 東京工業大学)
Mr. Awais (Gen. Secretary of PSA, 東京大学) +1
Ms. Qaisra Fatima (Finance Secretary of PSA, GRIPS) +1
Mr. Nasir Mahmood (Secretary Coordination of PSA, 東京学芸大学)
Dr. Moazzam and family (東京大学)
Mr. Aqeel (東京工業大学)
Dr. Riaz ul Islam (埼玉大学)
Mr. Asif (東京大学)
Mr. Shamas (東京大学)
Mr. K.M. Arif (東京大学) +1
Mr. Waheed Sarwar (東京大学)
Mr. Umair Aqil (東京大学)
Mr. Idrees (東京大学)
Mr. Bashir AD (東京大学)
Mr. Zubair Aslam (KAIST - Korea)
Mr. S. Zafar Abbas Zaidi (研修生)
Mr. Abdul Khaliq (研修生)
Ms. Nadia Azeem (研修生)
Ms. Sadia Masood (研修生)
Mr. Saqlain Jawad (研修生)
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PSAでも記事として紹介されています。
Japanese Students of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS) performing
Stage Dramas at Eid Milan Party of Pakistan Students Association (PSA) - Japan

※13枚の画像(撮影:mimi)が公開されています
2002年外語祭でのウルドゥー語劇上演、料理店のお知らせ
●ラージンダル・スィング・ベーディー(Rajindar Singh Bedi)原作
「引っ越し(naql-e makaanii)」

本年度は、著名なウルドゥー小説家・脚本家、ラージンダル・スィング・ベーディー(1915-1984)原作の戯曲を上演いたします。

-あらすじ-
まじめな公務員ナフィースと歌に興味を持つ見目麗しき妻アズラーの物語。
2人は何も知らずにある家に引っ越しをする。その家の前の住人は何と有名なタワーイフ(踊り子)、シャムシャード・バーイーことシャードーだった。
ナフィースとアズラーはシャードーのかつての顧客たちにどう対応するのか。

1幕より〜酔った学生(サイヤーン)がシャードーを訊ねて来る2幕より〜2人はインスペクタルに助けを求めるが、彼もまた…
3幕より〜真面目な公務員が思いついた解決策とは?回想シーンより〜タワーイフの踊り
(撮影:Shaheen)


(撮影:野田幸子)

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上演日:11月24日(日)17:00-18:00(イフタール後の開演)
場 所:大学会館2階
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●今年度は大阪外国語大学ヒンディー語劇団と競演いたします。
ヒンディー語劇団は海外公演を数多く経験しており、今回の外語祭での演目「心を売る店」も今年9月にインドで上演したものです。
上演はウルドゥー語劇上演前の16:00からを予定しております。一見の価値ありですので、こちらも合わせてぜひご覧ください。

 

●また、ウルドゥー語専攻1年生による料理店“SHALIMAR”(シャーリーマール)では、今年はビルヤーニー、ナハーリー、パコーラー、チョーレー、ヤフニーなど盛りだくさんのメニューをご用意しております。本格的なパキスタン料理の数々をお楽しみください。

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売上金 \26,319+寄付金=\31,319 は前年同様、「ペシャワール会」に寄付しました。
スタディー・ツアー開催
モイーン先生引率によるスタディー・ツアーを以下の要領で行いました。

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日 時:2002年10月26日(土)10:30-15:00
訪問先:
1)イスラミックセンター・ジャパン
  東京都世田谷区大原1−16−11
  Tel: 03-3460-6169
  http://islamcenter.or.jp

 
  11月6日からのラマザーンを控えてのレクチャーを聞きました。

2)東京ジャーミィ・モスク
  東京都渋谷区大山町 1-16
  http://www3.gateway.ne.jp/~tubomi/02/5/furem3.html
  http://homepage1.nifty.com/uspaar/jammi1.htm


  参加者:15人(1年1人、3年5人、4年9人)
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●スタディー・ツアー報告(4年 野田幸子)

最初にイスラミックセンター・ジャパンへ行きました。午前中は雨が降っており、代々木上原から目的地まで想像以上に遠く、到着した時は皆びしょ濡れで寒かったです。

予定より少し遅れてレクチャー開始、途中で昼の礼拝をはさみ、約2時間ほどかけてイスラームに関する基本的な解説を受けました。なぜかミカンとオレンジジュースをしきりに勧められました。レクチャーは全て日本語。講師の方のお名前は Syed Matloob Ali氏。来日36年目になるそうです。

イスラミックセンターを出る頃には雨も上がり、14時少し前に東京ジャーミィに到着。ここでもイスラームに関する基本的なレクチャーあり。説明をしてくださった方(お名前は聞き忘れました・・)はトルコ人で、日本の大学で勉強中だとおっしゃっていました(日本語も上手)。

ひととおり説明していただいた後、「昨年のテロによる影響はいかがか?」というこちらからの質問に対し、「テロ行為を行う時点で『イスラーム』ではない。だから私達(ムスリム)はテロが起こったことで何ら変わっていない。イスラームは外に対して信仰を強いることもないし、平和的である。"assalaam alaikum" が全てである」と。

だから我々も彼らに対して誤った認識をしてはならない。あたりまえのことですが、何か事件でも起こらない限り、俗に「無宗教」と呼ばれる日本人は他になかなか目を向けないものです。

地球上には億単位でムスリムの人々が存在します。それを「イスラーム教徒」と一括りにするのはどうだろうか、と思いました。私は今までエジプト、イスラエル、モロッコ、バングラデシュの4ヵ国を見てきましたが、それぞれ印象が違います。それは「お国柄」、地域独自の文化・伝統が違うからでしょう。一般的に「イスラーム⇒テロ(ビン・ラーディン)⇒危険」という、それこそ危険な方程式による誤解が生まれています。理解できなくとも、ステレオタイプは捨てたいものです。

信仰は「来世のため」だ、と仰っていました。また、「私達個々人が唯一無二であるように、神もまた唯一なのだ」という説明は解りやすかったです。

単純なアタマの持ち主である私は、宗教建築の荘厳な雰囲気の中、「神」を信じたくなりました。
「日本南アジア学会 第15回全国大会」
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日 時:2002年10月5(土)〜6日(日)
場 所:東京外国語大学府中キャンパス研究講義棟 115教室+226教室
事務局:東京外国語大学ウルドゥー語/ヒンディー語研究室

○第1日目:10月5日(土)13:00〜16:30
 ・第1部会(会場:研究講義棟115教室)
 ・第2部会(会場:研究講義棟226教室)

○第2日目:10月6日(日)9:30〜12:00 テーマ別分科会
 ・第1部会:現代における南アジアと日本の関係史 (会場:研究講義棟115教室)
 ・第2部会:文献伝承と口頭伝承 (会場:研究講義棟226教室)
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プログラムの詳細は以下を参照ください。
<日本南アジア学会> http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasas/
特別講義「イスラーム法と異文化」
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演題 : 「イスラーム法と異文化」
講師 : Dr. Werner Menski (AA研研究員、SOAS, Univ. of London 上級講師)
日時 : 2002年7月11日(木)16:30-18:00
場所 : 東京外国語大学 研究講義棟「543教室」
主催 : 麻田研究室
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北インド古典舞踊カタック公演 〜スラーバニー・バネルジーさんを迎えて〜
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日時 : 2002年6月12日(水)13:30-15:30
場所 : 東京外国語大学 大学会館2階 大集会室
主催 : 麻田研究室
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スラーバニー・バネルジーさん(撮影:Asada)

関連ホームページ : http://homepage2.nifty.com/shaheen/kathak4.html
特別講演会「沈黙の向こう側」の反響とその後
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日時 : 2002年5月8日(水)2限(10:40-12:10)
題目 : 「沈黙の向こう側」の反響とその後
麻田研究室にて(撮影:Kahkashaan)
講演者 : Urvashi Butalia (ニューデリーのフェミニズム出版社 Kali for Women
          設立者の一人。 「The Other Side of Silence(沈黙の向こう側)」の著者)
場所 : 東京外国語大学 研究講義棟「110教室」
主催 : 麻田研究室
参考 : 『沈黙の向こう側』(藤岡恵美子訳、明石書店、2002年)
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<アジアセンター>
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