VOLAS特別講座「フィリピンの貧困層の青少年たちに雇用の機会を!」を行いました

 VOLASでは、社会連携マネジメント・オフィスと共催で、NGO/NPOの関係者等をゲスト講師としてお招きし、2020年10月に今年度5回目となる特別講座《VOLASpecial》を実施しました。
今回もコロナウイルス感染対策のためにオンラインでの開催となりました。

第5回 10月16日(金) 16:00~17:30 参加者 27名

 テーマ:
フィリピンの貧困層の青少年たちに雇用の機会を! ~国際協力の新しいカタチ~

 ゲスト:
中村八千代さん(特定非営利活動法人 ユニカセ・ジャパン 理事長)

 貧困家庭に生まれた青少年たちの自立を支援するため、2010年にユニカセ・レストランをフィリピンにオープンした中村さん。NGOの支援が終了した18歳以上の青少年たちが「自分たちの手で家族を守る」「安心して暮らせる生活を手に入れる」ことを目標に日々働いています。

  講演では、フィリピンの子ども(青少年)たちの置かれた過酷な現状やソーシャルビジネスの特長、ユニカセの活動等について説明していただきました。子どもたちの10年後、20年後を見据えた支援をしていくこと、夢を持たせられるようなロールモデルを示すこと、一人一人に寄り添って共感していくことの大切さを学びました。

参加者のコメントシートより
  • 「ただ与えるだけの支援ではいけない」という考えにとても共感しました。その子の数十年後の自立を意識した支援が重要であるという話を聞き、自分の中での支援に対する概念も変わりました。
  • 物質や金銭的支援ではなく、人材育成が貧困問題を改善に導くということを知りました。
  • ビジネス視点でコミュニティに働きかけるだけでなく、プロジェクトに関わる全ての人たちの「今」と「将来」を考えて携わっているのが印象的でした。
  • 支援にあたり、自分でやることと青少年に任せる部分とを見極めながらうまく進めていて素晴らしいと思いました。
  • 会計をやっておいた方が良いというアドバイスには納得させられました。数字には苦手意識がありましたが、将来の自分のために今一度向き合ってみることにします。
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