2023年11月24日(金)18時開始 東京外国語大学留学生日本語教育センター・さくらホール
2024年1月26日(金)18時開始 日本キリスト教会館4階 会議室
2023年10月7日のハマースによるイスラエル攻撃とそれに対する報復攻撃以降、パレスチナのガザ地区の戦況は悪化の一途を辿っています。アハリーアラブ病院では爆撃によって500人以上の死者が出たと報じられました。さらにイスラエル軍が地上での市街戦を本格化させ、民間人の犠牲はまったくとどまりません。本講座の共催団体である「アハリーアラブ病院を支援する会」は、1992年の第一次インティファーダ以来31年間、イスラエルのガザ占領・弾圧に抵抗する若者たち、働き手が投獄され貧困に陥った家族の無料診療を続けてきたアハリーアラブ病院の支援活動を続けてきました。本学名誉教授の藤田進さんも共同代表のひとりです。
全2回の連続講座では、フランス現代思想、特にジャック・デリダの研究者であると同時に、長きにわたってパレスチナの文化と政治に深く関わってきた鵜飼哲さん(一橋大学名誉教授)を講師に迎えます。現在のパレスチナにおける危機的な状況と今後起こりうる事態を考え、さらに現代世界における戦争のありようについても議論を交わしていきたいと思います。講演会では、アハリーアラブ病院を支援する会からも現状を報告していただきます。
主催:東京外国語大学国際日本研究センター 電話:042-330-5794 メール:info-icjs@tufs.ac.jp
共催:アハリーアラブ病院を支援する会