たふえねインタビューシリーズ「地域の声で紡ぐ世界~環境課題の今~」
「地域の声」から、環境課題の今を問い直す
地球規模で進行する環境問題。しかし、その現れ方や人々の向き合い方は、地域によって千差万別です。学生団体「たふえね」が、東京外国語大学の教員や卒業生、専門家の方々へのインタビューを通じ、世界各地の多様な視点から環境問題を捉え直すシリーズ企画「地域の声で紡ぐ世界~環境課題の今~」をスタートしました。
欧米を中心とした視点だけでなく、日本にいると届きにくい地域の「生の声」や歴史的背景に触れることで、表面的な理解を超えた、多角的な視野を広げることを目指しています。
【インタビュー記事の紹介(例:片岡真輝准教授インタビュー)】
オセアニアの記憶と気候政治:被害の記憶がいかに地域を結束させるか
オセアニアにおける環境問題は、単なる自然現象ではなく、国家の存立を揺るがす「生存への脅威」です。国際関係論と地域研究を専門とする片岡真輝准教授は、かつての核実験の記憶が、現在の気候変動に対する強い「反核アイデンティティ」や「地域主義(リージョナリズム)」の礎になっていると指摘します。「自分たちに責任がないのに、大国の影響で被害を背負わされている」という被害の記憶の共有が、小さな島国たちが結束して国際社会に立ち向かう「気候変動ナショナリズム」を生み出している現状について、多角的な視点からお話を伺いました。
【メッセージ】
過去を知り、視野を広げることで、私たちの「今」を再構築する
私たちは「今、何をすべきか」を考えるとき、常に過去の経験に基づいた判断をしています。環境問題に向き合う上で大切なのは、これまで社会で可視化されてこなかった人々の実態を知り、情報の入りにくい地域の人々が何を求めているのかに広くアンテナを張ることです。世界中の多様な地域の声に耳を傾け、視野を広げることで、初めて私たちは「今、我々が何をすべきか」を自分たちの言葉で問い直すことができるようになります。
これまでに取り上げた地域
インタビュー記事一覧
以下の記事一覧では、多様な専門知から語られたインタビューを掲載しています。それぞれの地域が抱える「痛み」や「連帯」、そして未来への模索に触れることで、皆さんが環境問題への新たな視座を得るきっかけとなれば幸いです。
-
オセアニア

地域:オセアニア
片岡真輝准教授 -
環境政策

テーマ:環境政策
卒業生・浜島直子氏 -
食

テーマ:食
卒業生・大出迪子氏 -
サステイナビリティ

テーマ:サステイナビリティ
共同サステイナビリティ研究専攻教員 -
エシカル消費

テーマ:エシカル消費
卒業生・関口友則氏 -
中部アフリカ

地域:中部アフリカ
大石高典准教授 -
国際政治・日本政治

テーマ:国際政治・日本政治
春名展生教授 -
南アジア地域

地域:南アジア地域
東城文柄准教授 -
ブラジル

地域:ブラジル
舛方周一郎准教授 -
ドイツ、オーストリア

地域:ドイツ、オーストリア
古川高子特任講師 -
ドイツ語圏、バングラデシュ

地域:ドイツ語圏、バングラデシュ
古川高子特任講師、東城文柄准教授 -
東京外大キャンパス

地域:東京外大キャンパス
施設企画課