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urduu hai jiskaa naam hamiiN jaantee haiN 'daaG' saaree jahaaN meeN dhuum hamaarii zabaaN kii hai
 
ウルドゥー語劇団2002-2003
 
関連記事
パキスタン公演記事掲載情報
【現地紙】
■ DAWN - Japanese students stage Urdu drama
http://www.dawn.com/2003/01/07/fea.htm#3

■ DAWN - A whole sensibility transferred in body-language
http://www.dawn.com/2003/01/08/nat22.htm

■DAWN - KARACHI: Students from Japan present Urdu plays
http://www.dawn.com/2002/12/30/local12.htm

■ The Nation - Pakistan, Japan share same values, culture: PALhttp://nation.com.pk/daily/080103/national/isb3.htm

■ The News International - Japanese in local attire
http://www.jang.com.pk/thenews/jan2003-weekly/nos-19-01-2003/lit.htm

■ Jang Online Midweek Magazine
http://www.jang-group.com/jang/jan2003-weekly/midweek-15-01-2003/page6.htm

【日本国内】
■ ウルドゥー語劇パキスタン公演応援ページ
http://homepage2.nifty.com/shaheen/pakistantour.html
http://homepage2.nifty.com/shaheen/gaigojang.html

■ JANJAN - 日本人らしさが歓迎された「ウルドゥー語劇団」
http://www.janjan.jp/culture/0301310306/1.php
NHK国際放送「ラジオ日本」で紹介される
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番組名:ラジオ日本フォーカス・ウルドゥー語
副  題:日本と南アジアの絆 −エピローグ新たなる50年のために
            jaapaan junuubii eeshiyaa kee darmiyaan
            ta'alluqaat kaa istehkaam
放送日:2003年3月22日(土)
アンカー:マフムード・マリク( Mr. Mahmud Malik)
           シャーズィヤ・ノーリーン(Ms. Shazia Naureen)
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語劇公演と青空教室での出し物部分については、原稿のテープ起こしが
出来ています。入手希望者は麻田研究室で受け取ってください。
青空教室訪問報告
国立現代語大学(National University of Modern Languages)での「Urdu Drama Show」最終公演のあと、続けて3日間、村の青空学校を訪問して、子供たちに紙芝居その他の遊技を披露してきた。

紙芝居道具一式は「美穂子基金」((財)日本・パキスタン協会内に設置)からいただいたもので、報告を4年の星野裕子が「The Mihoko's Fund Newsletter vol.11」(1月20日発行)に書いた。

◆イスラマバードの青空教室で・・・星野裕子

 私たち東京外国語大学ウルドゥー語専攻の学生18人はJICAの識字教育アドバイザー、小出拓己氏(ウルドゥー語専攻の先輩)を介して、ユネスコの支援を受けている教育省EFA ( Education For All ) Wingに受け入れ校選定をお願いし、日パ国交樹立50周年記念行事としてのウルドゥー語劇最終公演終了後、イスラマバード近郊に設置された学校を訪問し紙芝居を一話ずつ上演してきた(1月7日/Tarnol村、8日/Shadara Khurd村、9日/Alipur Farash村を訪問)。

 この日のために近隣の学校からも子どもたちを集めたらしく、どの学校も3〜12歳の児童100人ほどがいた。そこに女性たちを含む村の大人や教育省の役人も観客として加わっていた。到着するなり「♪ようこそ〜、こんにちは〜」の歓迎歌と、バラの花びらのシャワーという盛大な出迎えを受けた。

 私たちは出発前に、上野の台東区立下町風俗資料館で、昔ながらの紙芝居の実演を見学し、語り方を研究した。紙芝居舞台の裏からではなく、子どもたちの顔を見ながらアドリブを混ぜて語りかけられたら一番よかったのだが、残念ながらそのレベルまで到達できなかった。そして、ただでさえ屋外で声が散ってしまう中、予想をはるかに上回る人数の子どもたちが集まっていたので後ろに座っている子にまで声が届いたかどうか怪しかった。おそらく幼すぎるかパンジャービー語しか解さない等の理由で興味を失ったと思われる子どもも若干いたが、結局大方の子どもたちは首を伸ばして珍しそうに紙芝居を見てくれた。

 実は周りに立っていた大人の方が喜んで聞いていて、紙芝居終了後「この話の道徳的意味は?」などと真面目な質問も受けた。また教育省からは、今後定期的に学生ボランティアを村に送り込み、紙芝居だけでなくさまざまな遊技を取り入れた学校訪問を続けてほしいと依頼された。このように大人たちには好印象を与えたようだが、専攻語とはいえ外国語であるウルドゥー語で一定時間子どもたちの興味を惹き続けるのはかなり難しく、子ども向けの話術の必要性を実感させられた。なお、紙芝居道具一式は国立現代語大学(NUML)日本語学科に寄贈してきた。
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