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私の所有する辞書に関するメモ

私が集めている辞書のリストを作り、必要なメモを付す。 何百冊もあるので暇な時に増補する。

英和対訳袖珍辞書(えいわたいやくしゅうちんじしょ)文久2年(1862)堀達之助編複製本
和英語林集成(わえいごりんしゅうせい)慶応3年(1867)J.C.Hepburn複製本
和訳英辞書(薩摩辞書)明治2年(1869)高橋新吉・前田献吉・前田正名 編複製本解説/ 参考
英和対訳辞書(開拓使辞書)明治5年(1872)荒井郁之助編オリジナル解説
附音挿図英和字彙 (ふおんそうずえいわじい)明治6年(1873)柴田昌吉・子安峻編オリジナル
広益英倭字典(こうえきえいわじてん)明治7年(1974)鹿田 等編オリジナル解説

最近入手した辞書の写真とメモ

Hornby の ISED が海を渡った結果

  • 現在 OALD として知られている辞書は A.S. Hornby らが日本で太平洋戦争中(1942年)に開拓社から発行した Idiomatic and Syntactic English Dictionary (ISED) という辞書がもとになっていることはよく知られている。Hornby は 1939 年に日本から英国に戻り,その後テヘランで British Council の手伝いで英語教員養成に従事するが,そのかたわら,原稿を持って帰って Oxford から ISED を再出版する。それが 1948年に世界に向けて刊行された A Learner's Dictionary of Current English であった(写真左)。ところがその辞書はすぐに 1952年にまったく同一内容であるが,The Advanced Learner's Dictionary of Current English という書名に変更になって,それが ALD → OALD となって今に至っている。
  • 先日,この A Learner's Dictionary of Current English と ALD を両方,非常によい状態で入手した。この辞書は私は話には聞いていたが,実物を見たのは初めてであった。古書店でもめったに出回らない珍しいモノである。
  • Hornby は英国に戻ってから,BBC で Radio English という英語講座の講師をやり,かたわら,辞書を作り,英語教員向けの学術ジャーナルを編集するなど,多岐にわたる活躍をした。その仕事ぶりが自分の関心ややっていることと非常に似ていて共感する。(2020年3月)
  • ALD(右)とその前身の A Learner's Dictionary of Current English (OUP)(左): ALD.png

A New English Dictionary on Historical Principles (1928)

  • 言わずと知れた OED の初版。1928年版は10 volumes (実際は12冊)と20 volumes の2種類が発刊されたが、これは極めて状態のいい20刊本の個体。各巻に編者の名前が個別に貼られている珍しいバージョン。(2019年5月)
    • NED の写真 NED2.png

Webster's 2nd International English Dictionary (1934)

  • 3版よりも価値があると言われた2版。出会うとついつい買ってしまい、もう7冊目・・・。この個体は1961年刊の3版の直前に出回っていた物で、装丁は3版のデザインが引き継いで使ったもの。極めて珍しいのはカバーの包装がほとんど残っていること。当時の宣伝文句などが読み取れ、普通の古書店ではこの保存状態のものはめったに手に入らない。ちなみに背後に鎮座ましますのは OED の初期型 Murray's Dictionary と言われて売られていた珍品。(2019年3月)
  • Webster 2版 WEBSTER2a.png

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Last-modified: 2020-03-21 (土) 23:38:03 (8d)