【ほけせん便り203号】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への感染対策と対応

ほけせん便り 203号
保健管理センター
学校医 山内康宏
2020年2月19日

 新型コロナウイルスによる感染症が国内で相次いで報告されるようになってきており、国内での感染拡大防止に備えるような状況になってきています。
 新型コロナウイルスはくしゃみや咳等による飛沫を吸い込むことによる(飛沫)感染や手指についたウイルスで口や鼻などの粘膜をさわることによる(接触)感染が主な経路とされています。

 今後の感染症の拡大防止に向け、まずは個人個人で感染予防を行っていくことが大切です。

・手指衛生:基本は水道水と石鹸による手洗いです。手に付着したウイルスを十分に流水で洗い流すことが大切で(15秒以上)、また石鹸を使い効果的な手洗いを行うことによりウイルス量をより効果的に減少させることができます。
 また、流水・石鹸を使用できないときに、アルコール剤による消毒も有効です。
・休息と栄養:慢性的なストレスにより免疫が低下することが知られています。ストレスが蓄積しない様に、十分な休息と睡眠をとりましょう。またバランスのよい食事と適度な運動を心がけましょう。
・部屋の換気:部屋を換気することで、ウイルス量を減らすことが期待できます。また、適度な温度や湿度の管理に心がけましょう。
・他人との接触の機会を減らす:多くの人が集まるような場所へ行くことやその利用を避ける様にしましょう。また人との間隔(距離)を2m以上保つなどの工夫も良いでしょう。

 上記のような感染予防に留意して、日常の生活での健康管理を励行してください。
 くしゃみや咳がある時には、咳エチケットを励行しましょう。
 発熱等の風邪様の症状がみられる場合は、無理をせずに自宅で安静にして休養を取るようにして下さい。また、必要に応じて近くの医療機関の受診をご検討ください。
 上記のような風邪症状の経過中に、
 ・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く場合(解熱剤を飲み続けなければならない場合も同様)
 ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
 ・ただし、基礎疾患等がある場合は、これらの症状が2日程度続く場合
 などの症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」に相談してください。センターで相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介されるので、マスクを着用し、公共の交通機関の利用を避けて、受診して下さい。

 個人個人で感染予防に向けた行動をとることは、個人の感染対策につながると共に、地域や社会での感染の蔓延を防御することにつながります。

 参考HP:

東京都感染症情報センター:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/2019-ncov/

厚生労働省:新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q11

WHO: Coronavirus disease (COVIC-19)outbreak
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019

CDC: Coronavirus disease 2019
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/index.html

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