【ほけせん便り201号】中国湖北省武漢市で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎について

ほけせん便り 201号
保健管理センター
学校医 山内康宏
2020年1月20日

中国湖北省武漢市から「原因不明の肺炎」が報告され(WHO:2020/Jan/5)、新型コロナウイルス(2019-nCoV)に関連していると診断されたこと(WHO:2020/Jan/12)が公表されました。また日本においても中国湖北省武漢市に滞在歴がある肺炎患者が報告され(厚生労働省:2020.1/16) 、日本で「新型コロナウイルス(2019-nCoV) 」が確認された報告がありました。

現時点では、感染力や伝搬経路は不明です。持続的なヒト‐ヒト感染の明らかな証拠はありませんが、家族内等の限定的なヒト‐ヒト感染の可能性も否定できない状況です。また、高齢者や基礎疾患のある方に感染した場合、重症化する恐れもありますので、留意が必要です。

〇 これから海外旅行をされる方:

通常の予防策を実践してください。現時点では、急性呼吸器感染症の一般的なリスクを減らすことが賢明と考えます。

  • 急性呼吸器感染症になっている方との濃厚な接触を避ける。
  • 頻繁に手洗いを行う。特に、病気の方やその環境と直接的に接触した後等。
  • 生きているまたは死んだ家畜や野生動物との接触を避ける。

〇 武漢市から帰国(入国)される方:

咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用する等し、速やかに医療機関を受診して下さい。また、受診時には必ず”「武漢市」に滞在歴があることを申告して下さい。

以上の内容は1月20日10時における情報を基に作成しておりますので、今後逐次最新の情報に更新される可能
性があります。風邪やインフルエンザが流行している季節ですので、咳・発熱等を含む急性呼吸器感染症の症状が出た場合には、咳エチケット(一定の距離を保ち、咳やくしゃみをする際にはマスクやティッシュ・ハンカチまたは衣服で口や鼻を覆い、手洗いをする)の実践を心がけてください。


何か気がかりな点などありましたら、保健管理センターまでご相談ください。

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