「舞台音響・舞台照明・舞台空間を考える ワークショップ」のお知らせ[9/5(月)~9/9(金)]

2022.08.05

日時

① 9月5日(月)13:00~15:00 舞台空間を考えるワークショップ①
② 9月5日(月)17:40~19:40 舞台照明ワークショップ①
③ 9月6日(火)10:00~12:00 舞台空間を考えるワークショップ②
④ 9月6日(火)17:40~19:40 舞台照明ワークショップ②
⑤ 9月8日(木)17:40~20:20 舞台音響ワークショップ①
⑥ 9月9日(金)10:00~12:40 舞台音響ワークショップ②

 *各々どちらか1枠にご参加ください。

場所

プロメテウス・ホール(舞台照明・舞台音響)
プロジェクトスペース(舞台空間を考える)

参加定員

何名でも可。ただし、途中入退場は不可とします。(操作室への入場は1団体2名まで)

講師

竹内和弥(彩の国さいたま芸術劇場) ・・・ 舞台音響ワークショップ
菅沼翔太(彩の国さいたま芸術劇場) ・・・ 舞台照明ワークショップ
山田潤一(彩の国さいたま芸術劇場) ・・・ 舞台空間を考えるワークショップ

内容

【舞台音響】
舞台音響での表現は、普段テレビや映画では気にしなかった音声が、ステージ上での舞台演出となると、役割が大きく変わります。
舞台セットでは表現しきれない「場所や時間」を効果音で分かりやすく説明するなど、特別な意味を持つ「音」が重要になってきます。
また、役者さんの生の声を邪魔しないように繊細な音量調節や動きに合わせたタイミングなど、リアルタイムでの音響操作が重要であり難しい部分でもあります。
近年は動画配信の普及により音響編集・再生環境もパソコンやスマートフォンを活用する事で簡単に行えるようになりました。演劇において音楽・効果音・マイクを使用する方法や音素材の編集作業から再生・操作方法等と併せて実演と座学を交えながら舞台音響の持つ役割を演劇未経験者にも分かりやすく解説していきます。

【舞台照明】
舞台照明は舞台演出の一つであり、時間経過や感情などを表現したり、明暗を作りメリハリをつけたりすることができます。そんな舞台照明ですが、変化のタイミングの調整や、機材の特性を活かしたデザインなど、いくつもの表現技法があります。
そんな舞台照明の基礎から、照明の組み立て方(プランニング)の基本、照明の観点からの台本の読み方、ホールの照明機材の操作方法など、みなさんの照明プランニングの参考になるような講座を実施いたします。
対象となるのは、これから照明プランニングに取り組む方から何度かプランニングを経験された方、また照明担当に限らず、演出やお芝居をする人まで、幅広い方となっておりますので、是非ご参加いただければと思います。

【舞台空間を考える】
舞台での表現は、文学である戯曲を読み解き解釈をし、どのように演出をして観客に観せるかを、決める事から始まります。
舞台の空間はその演出プランに沿って決まります。戯曲に書かれた「時代」や「場所」、「時間」や「季節」などに対して、それらを具体的に表現するのか、抽象的に表現するのかなど、演出プランによって舞台空間の考え方は無限に存在します。
今回はその可能性や表現方法に触れながら、大道具製作に頼らない舞台空間作りを解説すると共に、身の周りにある物を利用する考え方や、平台などの施設備品の正しい使用方法、更に各団体が舞台作品を創造するにあたって抱えている舞台空間や小道具に関する悩みや疑問を例に挙げて、予算や技術的な制約のある中で、舞台空間を表現する解決案や方法を提案していきます。

備考

参加は学内語劇参加者限定
申込み方法などの詳細は語劇代表者会議にてお知らせします。

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