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センターからイベント情報のお知らせです

東京外国語大学国際日本研究センター 対照日本語部門主催 『外国語と日本語との対照言語学的研究』第23 回研究会
  • 2017年12月 9日 14:00
  • 東京外国語大学 研究講義棟 226講義室
  • PDFファイル

日時:2017年12月9日(土)14:00 ~ 17:50
場所:研究講義棟226講義室

一般公開・参加費無料

プログラム

14:00~15:00 発表「話しことばにおける自動詞と他動詞の使用ー親子談話の分析ー」
鈴木 陽子氏(東京外国語大学:言語学)

15:10~16:10 発表「モンゴル諸語における非定形動詞の定形用法の発達:日本語との若干の対照」
山越 康裕氏(東京外国語大学:モンゴル諸語)

16:20~17:50 講演「日本語社会はなぜ発話の非流ちょう性に寛容なのか」
定延 利之氏(京都大学:言語学、コミュニケーション論)

概要:日本語社会では、「言いよどんでフィラーを発する」「文節単位でコマギレでしゃべる」「つっかえて音を伸ばす」といった非流ちょうな発話法が、公的な演説においても、話者の無能力と別段結びつけられず容認される傾向があり、「権威者」専用のつっかえ方さえ発達している。なぜこのようなことになっているのか、語用論的・文法論的観点から答を探りたい。