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海外事情研究所 2020年の活動

連続セミナー Black Lives Matter運動から学ぶこと(2020.11.25~2021.2.10)

第2回 運動論から考えるBLM

アフリカ系アメリカ人に対する警察の暴力への抗議活動として始まったBLMの呼びかけは、2020年5月のジョージ・フロイドさん殺害事件をきっかけとして、 様々な運動と共鳴しながら瞬く間に世界に広がりました。今回のセミナーでは、東京外国語大学の二人の研究者が、BLMとの共鳴を引き起こした現代世界の状況を運動論の観点から考えます。

2020年11月25日(水)17:40~19:10
Zoomウェビナーでのオンライン開催

友常勉(大学院国際日本学研究院教授、日本思想史、近現代部落史)
「BLMの文化交差性と日系移民史」

岩崎稔(大学院総合国際学研究院教授、西洋哲学、西洋思想史)
「民主主義とネクロポリティクス」

司会:武内進一(現代アフリカ地域研究センター)

詳しくは、こちらをご覧ください。


第3回 社会の中の分断と融和

今回のセミナーは、米国、フランス、そして日 本において、かつては少なくとも被支配層や 経済的弱者ではなかったはずの人々が差別や 暴力へと追い立てられる経済的背景について 考え、社会の分断から融和へとつながる道を 探る。

2020年12月23日(水)17:40~19:10
Zoomウェビナーでのオンライン開催

太田悠介(神戸市外国語大学総合文化コース准教授)
「反人種主義のフランス思想―エティエンヌ・バリバール」

出町一恵(東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授)
「格差と没落―抑圧者の恐怖心」

詳しくは、こちらをご覧ください。

展覧会 (2020.10.19~12.22)

記憶の跡をたどって―ポーランドにおけるユダヤ人の過去へのまなざし

日時・場所
神戸会場:2020年10月19日~11月9日
ひょうご国際プラザ交流ギャラリー(平日10:30-17:00、土日・祝日は休館)

京都会場:2020年11月16日~12月7日
立命館大学平井嘉一郎記念図書館(平日8:30-22:00、土日10:00-17:00)

東京会場:2020年12月14日~22日
千代田区立九段生涯学習館(9:00-21:00、12月21日は休館)

主催:ガリツィア・ユダヤ博物館(クラクフ、ポーランド)
東京外国語大学海外事情研究所「記憶の跡をたどって」展実行委員会
 神戸会場:神戸大学国際人間科学部・兵庫県国際交流協会
 京都会場:立命館大学国際言語文化研究所・立命館大学図書館
 東京会場:千代田区
協賛・助成:ポーランド文化/国民遺産省
後援:ポーランド広報文化センター

詳しくは、こちらをご覧下さい

オンライン国際ワークショップ (2020.8.29)

日米帝国の総力戦・マイノリティ動員・レイシズムを相比する
Takashi Fujitani, Race for Empire

8月29日(土)開始9:00(終了予定11:30)
zoomによるオンライン国際シンポジウム

『共振する帝国―日系人米軍兵士と朝鮮人皇軍兵士』(岩波書店、2020 年)刊行にあたって

コメンテーター:
 増渕あさ子(同志社大学):冷戦史・沖縄占領研究
 中野敏男(東京外国語大学名誉教授):歴史社会学・思想史
 李孝徳(東京外国語大学):ポストコロニアル研究
司会:
 水谷智(同志社大学):間 - 帝国史研究
ディスカッサント:
 酒井直樹(コーネル大学)
 米山リサ(トロント大学)
 板垣竜太(同志社大学)
 中村理香(成城大学)
 北原恵(大阪大学)
レスポンス:
 タカシ・フジタニ(トロント大学):歴史学

使用言語:日本語
事前申し込み制(定員30名になり次第締め切り)
申し込み先:online_ifa@tufs.ac.jp

共催
科研「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクテイック」
科研「記憶論的転回以後の集合的記憶論の学際的再検討」
同志社大学・人文科学研究所・第 8 研究「現代レイシズムの批判的比較分析―植民地研究との融合を目指して」
東京外国語大学・海外事情研究所
同志社大学・コリア研究センター

連絡先
東京外国語大学・海外事情研究所
online_ifa@tufs.ac.jp
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/

詳細はこちらをご覧ください

国際シンポジウム (2020.3.8)

開催中止

帝国と貫太平洋(トランスパシフィック):人流研究の射程

日時:3月8日(土) 12:30開場 13:00開始(18:30終了予定)
会場:同志社大学・烏丸キャンパス・志高館SK112教室
アクセス:地下鉄烏丸線・今出川駅1番出口、北進して徒歩5分
https://bit.ly/2UqaooI
事前申し込み 不要
参加費 無料

報告:
高江洲昌哉(神奈川大学・立教大学): 帝国の外縁から人流を考える―島嶼の視座から―
森亜紀子(同志社大学):土地の記憶―北マリアナにおける沖縄・チャモロの人々の歴史経験に出会う―
玄武岩(北海道大学):サハリン残留日本人女性の「引揚」と「帰国」―「本国帰国者」のトランスナショナルな生活空間
増渕あさ子(同志社大学):米軍統治下沖縄とハワイ:「救済」をめぐるトランスパシフィックな連関の諸相
宋恵媛(大阪経済法科大学):1940-50年代の朝鮮人米軍通訳: 帝国・移動・マルチリンガリズム
崔徳孝(シェフィールド大学):在朝日本人の引揚げと在日朝鮮人―植民地解放と内なる植民地解放の交差
高誠晩(済州大学):境界に立つ「過去清算」:済州4・3と台湾2・28の事例から

コメンテーター:
酒井直樹(コーネル大学)
タカシ・フジタニ(トロント大学)
米山リサ(トロント大学)
中野敏男(東京外国語大学名誉教授)
水谷智(同志社大学)
板垣竜太(同志社大学)
中村理香(成城大学)

司会:
李孝徳(東京外国語大学)

使用言語
日本語

共催
科研「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクテイック」
科研「記憶論的転回以後の集合的記憶論の学際的再検討」
同志社大学・人文科学研究所・第8研究「現代レイシズムの批判的比較分析―植民地研究との融合を目指して」
東京外国語大学・海外事情研究所
同志社大学・コリア研究センター

連絡先
東京外国語大学・海外事情研究所
trans_ad@tufs.ac.jp
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/

会場関連の問い合わせ先
同志社・コリア研究センター
075-251-3868

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国際シンポジウム (2020.3.7)

開催中止

日米帝国の総力戦・マイノリティ動員・レイシズムを相比する―タカシ・フジタニ『共振する帝国―日系人米軍兵士と朝鮮人皇軍兵士』(岩波書店、2020年)刊行にあたって」

日時:3月7日(土) 12:30開場 13:00開始(18:30終了予定)
会場:同志社大学・室町キャンパス・寒梅館2階 KMB203教室
アクセス:地下鉄烏丸線・今出川駅2番出口から北進して徒歩1分
http://ur0.work/irV0
事前申し込み 不要
参加費 無料

基調報告:
タカシ・フジタニ(トロント大学):歴史学
『共振する帝国―日系人米軍兵士と朝鮮人皇軍兵士』(岩波書店、2020年)刊行にあたって

コメンテーター:
中野聡(一橋大学):歴史学・アジア太平洋国際史
北原恵(大阪大学):戦争/ジェンダー表象研究
増渕あさ子(同志社大学):冷戦史・沖縄占領研究
崔徳孝(シェフィールド大学):歴史学・東アジア国際関係史
中野敏男(東京外国語大学名誉教授):歴史社会学・思想史
李孝徳(東京外国語大学):ポストコロニアル研究・レイシズム研究

ディスカッサント:
酒井直樹(コーネル大学)
米山リサ(トロント大学)
板垣竜太(同志社大学)
中村理香(成城大学)

司会:
水谷智(同志社大学):間-帝国史研究

使用言語
日本語

共催
科研「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクテイック」
科研「記憶論的転回以後の集合的記憶論の学際的再検討」
同志社大学・人文科学研究所・第8研究「現代レイシズムの批判的比較分析―植民地研究との融合を目指して」
東京外国語大学・海外事情研究所
同志社大学・コリア研究センター

連絡先
東京外国語大学・海外事情研究所
resonance_ad@tufs.ac.jp
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ifa/

会場関連の問い合わせ先
同志社・コリア研究センター
075-251-3868

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国際ワークショップ (2020.3.1~2)

開催中止

出来事はいかに記憶され、いかに忘却されるか ―集合的記憶の動態を考える

総合司会: 渡辺直紀(武蔵大学)岩崎稔(東京外国語大学)

3月1日(日)
震災という出来事と文学に書き留められた記憶、零れ落ちた記憶
13:00-15:00
基調報告: ブレット・ド・バリー(コーネル大学)
「コロノトポスとしての不自然災害:多和田葉子の『献灯使』」
司会: 渡邉英理(静岡大学) 
対話的質問者 岩川ありさ(法政大学)

15:20-17:30
震災後文学をめぐる特別セッション
司会: 鳥羽耕史(早稲田大学)
報告者:
木村朗子(津田塾大学)
坪井秀人(国際日本文化研究センター)
マルゲリータ・ロング(カリフォルニア大学アーバイン校)

18:00-
懇親会: 東京外国語大学特別食堂(予定)

会場: 東京外国語大学研究講義棟4F 海外事情研究所427会議室

3月2日(月)
被爆の記憶と「平和利用」の詭計、そして震災の表象
13:00-15:00
安藤丈将『脱原発の運動史-チェルノブイリ、福島、そしてこれから』(2019,岩波書店)をどう読むか
司会: 小田原琳(東京外国語大学)
提題者:
日下部尚徳(東京外国語大学)
山本昭宏(神戸市外国語大学)
リプライ: 安藤丈将(武蔵大学)

15:30-17:30
ラウンド・テーブル
司会: 成田龍一(日本女子大学)
討論者:
ブレット・ド・バリー(コーネル大学)
島薗進(上智大学)
木村朗子(津田塾大学)
岩川ありさ(法政大学)
三原芳秋(一橋大学)
ペドロ・エルバー(早稲田大学)
酒井直樹(コーネル大学)

会場: 早稲田大学早稲田キャンパス7号館 212教室

両日全企画とも参加自由/参加費無料/事前登録の必要もありません。

主催: 科学研究費(A)「記憶論的転回以後の集合的記憶論の学際的再検討」(代表 岩崎稔)
共催: 世界展開力事業(北米)「多文化主義的感性とコンフリクト耐性を育てる太平洋を超えたCOIL型日米教育実践」
海外事情研究所/WINC(Workshop in Critical Theories)
お問い合わせ: ifa@tufs.ac.jp

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講演・ワークショップ (2020.2.9~10)

「カレー」をひもとく ―帝国からグローカリゼーションへ

講演
Curry: From obscure origins to a globalized dish
講師: Prof. Cecilia Leong-Salobir (西オーストラリア大学教授)
日時: 2月9日(日)15:00~17:00
場所: 東京外国語大学海外事情研究所(研究講義棟427号室)
コメンテーター: 井坂理穂(東京大学) /海老澤圭(早稲田大学大学院)
講演時間40分、使用言語:英語

ワークショップ
「東京のカレーを歩く」 カレーをめぐるスタディ・ツアー
東京に存在するさまざまなタイプのカレーをめぐって、食の歴史を専門とするCecilia Leong-Salobir 教授と、新宿、神保町、大久保界隈を歩き、見、味わいます。
集合: 2月10日(月)10:50 新宿中村屋旧本店前
現地集合・現地解散/食費・交通費は自己負担
要予約: 2月8日締切

問合・予約: yuriko.yamanouchi@tufs.ac.jp(山内由理子研究室)

主催: 科研(A)批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクテイック、海外事情研究所

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TUFS歴史・地域研究セミナー “情報戦”から考える香港 (2020.1.15)

発表者

エン シンキョク(総合国際学研究科博士後期課程)
「中国メディアにおけるナショナリズム~香港社会運動に関する報道を中心に」

小栗宏太(総合国際学研究科博士後期課程)
「キーワードとシンボルから見る香港デモ~パロディ、広東語、ポップカルチャー」

コメンテーター
林定緯(総合国際学研究科博士前期課程)・倉田明子(本学教員)ほか

2020年1月15日(水)17:45~19:30
海外事情研究所会議室(427教室)

主催:海外事情研究所(お問い合わせ ifa@tufs.ac.jp)
共催:科研「グローバル化と『共感の共同体』―19世紀後半から20世紀後半を中心に」(代表:伊東剛史)

詳しくは、こちらをご覧下さい。

『香港危機の深層』出版記念シンポジウム 香港危機に終わりはあるのか? (2020.1.13)

セッション「運動の深層を読み解く」
倉田徹(本書執筆者,立教大学)【司会】
廣江倫子(本書執筆者,大東文化大学)
澤田ゆかり(本書執筆者,東京外国語大学)
村井寛志(本書執筆者,神奈川大学)
遊川和郎(亜細亜大学)【コメンテーター】

ゲストスピーチ
伊勢崎賢治(東京外国語大学)「香港国際選挙監視団に参加して見た“暴徒”」
周庭(香港衆志メンバー)「現場から見る香港の運動と日本」*ネット中継

ラウンドテーブル「運動の現場とカルチャー」
倉田明子(本書執筆者,東京外国語大学)【司会】
小出雅生(本書執筆者,香港中文大学)
伯川星矢(本書執筆者,香港出身,ライター)
小栗宏太(本書執筆者,東京外国語大学博士後期課程)
上原こずえ(東京外国語大学)

日時:2020年1月13日(月・祝)13:00~17:30
懇談・意見交換会〈立食〉18:00~,参加費4,000円

会場:東京外国語大学プロメテウスホール
東京都府中市朝日町 3-11-1 参加無料
西武多摩川線多磨駅下車徒歩5分
京王線飛田給駅北口からバス、「東京外国語大学前」下車

一般公開
参加無料

主催:東京外国語大学海外事情研究所
東京外国語大学出版会
科研費「香港に見る中国的価値観の受容と抵抗:周辺地域への示唆」
共催: 科研費「記憶論的転回以後の集合的記憶論の学際的再検討」
科研費「グローバル化と『共感の共同体』―19世紀後半から20世紀後半を中心に―」

シンポジウムは事前登録制です(先着順)
お申し込みは
https://ws.formzu.net/dist/S27595899/
より
お問い合わせ:symposium0113@zohomail.com

『写真で見る香港の今』初沢亜利氏写真展を同時開催中。1月7日~15日,東京外国語大学研究講義棟ガレリア

詳しくは、こちらをご覧下さい。

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