海外事情研究所にようこそ

 東京外国語大学 海外事情研究所にようこそ!

 海外事情研究所は、1954年に外国語学部の付属施設として設立され、2004年より全学付属施設となりました。 様々な言語を駆使しながら、世界各地域の政治・経済・文化の研究調査を行い、また学際的共同研究を行うことを目的にしています。 現在、六十余名の教員より構成されています。1998年より、雑誌『Quadranteクァドランテ』を刊行しています。
 近年の主な活動としては、国民国家に関する学際的研究(1989年~)、想起・記憶研究(1999年~)、ジェンダー研究(2008年~)、世界史教育研究(2013年~)、 コンフリクト研究(2015年~)といったプロジェクトを基盤にした国際シンポジウムの開催などが挙げられます。また、高校世界史教員向け夏期世界史セミナー「世界史の最前線」(2009年~) を開催しています。
 今後も、海外からのゲスト招聘を含む数多くの国際学術シンポジウム・ワークショップの開催、各種プロジェクト成果の社会への還元、 世界各地に生起する諸問題に関する正確な理解の普及、 社会における「知」の共有促進などを積極的に進めてまいります。

公開講演「近世ヨーロッパにおける性とアイデンティティ」

日時: 2024年2月21日(水)16:30~18:00
場所:東京外国語大学 研究講義棟427(海外事情研究所)

講演者:シルヴィ・スタインベルグ(社会科学高等研究院)
司会:貝原伴寛(日本学術振興会特別研究員PD)
コメンテーター:芹生尚子(東京外国語大学)
講演の形式:対面、zoomでの参加も可
(※ https://forms.gle/dqa8TgbZ4ppZNmAv6 から事前登録をお願いします。)

共催:海外事情研究所、JSPS 科研費・基盤研究(C)「共感すること」の歴史的変遷―18~20世紀ヨーロッパの感情史
主催:JSPS 科研費・基盤研究(C)軍事と男性性の関係をめぐる基礎的研究―啓蒙の世紀フランスにおける軍隊社会の諸相

詳しくは、こちらをご覧ください。

「ポスト植民地における女性の身体:東南アジアの女性器切除から考える」

ポスト植民地における女性の身体:東南アジアの女性器切除から考える
The Female Body in Post-colonies: Case Studies of Female Genital Cutting in Southeast Asia

一般にはあまり知られていないが、東南アジアのムスリム共同体では女性器切除が高い割合で実践されている。井口、ラシド、アフィカは2015年以来、マレーシア、ベトナム、カンボジア、タイの各地で女性器切除の実態とその医療化について現地調査をおこなってきた。どのような実態があるのか、人々はどのように考えているのかを報告するとともに、東南アジアにおけるジェンダー、宗教、国民形成、グローバル化、公衆衛生と医療などのからみあいから女性器切除問題をみていく。

日時:2024年2月10日 14〜16時
場所:東京外国語大学海外事情研究所

報告者:
井口由布 Yufu Iguchi(立命館アジア太平洋大学)
「グローバルな女性器切除言説と認識されない現地実践:国家医療、文化、女性の身体」
“The Global Discourse of Female Genital Mutilation and Unrecognized Local Practices: State Medicine, Culture, and the Female Body”

Abdul Rashid アブドゥル・ラシド (Prof. Dr., is the Dean and also Professor in RCSI & UCD)
“FGC in South East Asia…will it ever cease?"

Siti Nur Afiqah シティ・ヌル・アフィカ(Ph.D. student at the Unit for Research on Women and Gender, School of Social Sciences, Universiti Sains Malaysia)
“How important is religion as the motivating factor in Female Genital Cutting (FGC) practice among the Cham immigrants in Malaysia?”

*無料
*使用言語:英語+適宜日本語による解説
*参加申込・お問い合わせ:小田原(東京外国語大学)

詳しくは、こちらをご覧ください。

講演会「2019-2021 年を中心とする香港新聞コレクション―寄贈の経緯とその意義―」

日時: 2024年2月8日(木)14:00~16:00
場所:東京外国語大学 研究講義棟427(海外事情研究所)

プログラム
開会挨拶 吉田ゆり子(海外事情研究所 所長)
プロジェクト概要説明 倉田明子(東京外国語大学)
講演1 コレクションの経緯について 野上和月(寄贈者)
講演2 コレクションの意義 倉田徹(立教大学)

主催:東京外国語大学 海外事情研究所
お問い合わせ先:akurata@tufs.ac.jp(倉田研究室)

詳しくは、こちらをご覧ください。

最新情報&更新情報

2024.2.1 研究会のお知らせを掲載しました。

2024.1.25 講演会のお知らせを掲載しました。

2024.1.18 講演会のお知らせを掲載しました。

2023.10.26 講演会のお知らせを掲載しました。

2023.9.07 特別講演のお知らせを掲載しました。

2023.7.20 2023年度世界史セミナーの詳細を掲載しました。

2023.6.29 2023年度ランチョン研究会のお知らせを更新しました。

2023.6.15 2023年度世界史セミナーの概要・申し込み方法を掲載しました。

2023.6.1 『クァドランテ』26号原稿募集のお知らせを掲載しました。

2023.6.1 『東京外国語大学 夏期世界史セミナー 世界史の最前線 ―14年間の軌跡と展望―』を電子出版のページに掲載しました。

2023.5.24 2023年度ランチョン研究会のお知らせを掲載しました。

2023.5.1 2023年度世界史セミナーの日程を掲載しました。

2023.3.30 電子出版のページに『クァドランテ』25号を掲載しました

2022.12.8 ランチョン研究会のお知らせを掲載しました。

2022.11.17 ドキュメント上映会のお知らせを掲載しました。

2022.11.10 所員一覧を更新しました

2022.10.13 ランチョン研究会のお知らせを掲載しました。

2022.9.8 研究会のお知らせを掲載しました。

2022.7.7 合評会のお知らせ、映画上映会のお知らせを掲載しました。

2022.6.30 2022年世界史セミナーのプログラム並びに講義概要を掲載しました。

2022.6.23 ドキュメンタリー映画上映会のお知らせを掲載しました

2022.6.9 ランチョン研究会のお知らせを更新しました

2022.6.9 所員一覧を更新しました

2022.6.2 2022年世界史セミナーの日程を公開しました。

2022.6.2 クァドランテ25号の原稿募集要項を公開しました。

2022.6.2 所員一覧を更新しました

2022.5.26 ランチョン研究会のお知らせを掲載しました

2022.3.31 電子出版のページに『クァドランテ』24号を掲載しました

2022.3.7 オンライン開催 書評会のお知らせを掲載しました

2022.1.31 岩崎稔教授最終講義のお知らせを掲載しました

2022.1.13 書評会のお知らせを掲載しました

▲ページトップに戻る