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マレーシア語

Program Bahasa Melayu ♦ Malay Language Programme

在校生の声

  1. 「マレーシア語科」での2年半(竹渕有香、2年生、茨城県県立竹園高校出身)
    “少人数だからこそできる貴重な経験が多々あります。”
  2. マレーシア留学、中間報告(大須賀美紀、4年生、東京都立国分寺高校出身)
    “留学生は少なく、現地の人が多いのが特徴 — とても勉強になります。”
  3. 「日本語パートナーズ」としてマレーシアへ(池田涼未、4年生、神戸市立葺合高校出身)
    “日本語パートナーズのような、留学とは違う形でマレーシアに滞在することも、お薦めです。”
  4. 英語圏への留学(板井悠理子、4年生、福岡県立香住丘高校出身)
    “英語でのディスカッションやプレゼンなどに積極的に挑戦できるアメリカの大学に留学を決めました。”
  5. 私の好きな場所~外大とそのまわり編~(yusrina、3年生、熊本県出身)
    “紹介したい場所がたくさんあるところです。”

「マレーシア語科」での2年半(竹渕有香、2年生、茨城県県立竹園高校出身)

マレーシア語は、言語文化学部・国際社会学部合わせて一学年10人ほどの小さな語科です。一学年がこんなに少人数だなんて未知の世界で、入学前には不安もありました。しかし、初めて同級生に会った日にもうそんな不安は解消されてしまいました。少人数だからこそ、すぐにみんなと打ち解けることができて、あっという間にこのマレーシア語科が居心地の良い場所になったのです。それから今までマレーシア語科という少人数の環境で過ごしてきた中で、プラスになることがいろいろとありました。

まず、マレーシア語の授業です。両学部一緒に10人ほどで行うのですが、丸く並んだ机で互いの顔を見ながら勉強することが多いです。このため、アットホームながらも集中して授業に臨むことができます。発言や質問もしやすく、良い環境の中で学ぶことができていると実感しています。人数が少ないため、先生方も学生一人一人に対して丁寧な指導をしてくださっています。

また、学習以外の面でも、少人数だからこそできる貴重な経験が多々あります。ネイティブの先生の家にお邪魔してマレーシア料理をいただいたり、春休みに二週間ほどマレーシアに連れて行ってもらったり、月に数回、日本マレーシア協会から先生を招いてマレー舞踊を習ったり、大学を訪れたマレーシア人と交流したり、マレーシア関連のイベントの手伝いをしたりなどしています。

さらに、学年間の交流も盛んです。空き時間にマレーシア語の共同研究室に顔を出すと、同級生に限らず先輩や後輩にも会うことができ、学年の垣根を越えて話をすることができます。そこから刺激をもらえることもたくさんあります。これも少人数でアットホームなマレーシア語科だからこその良い点です。

一方で、大変なのは外語祭です。一年次の料理店では、五日間朝から晩まで料理を作り、販売し続けます。人数が少ないので、休む暇なく働き続けます。二年次の語劇では、役者・裏方含め10人程でマレーシア語による一時間の劇を作り上げなければなりません。大きな語科に比べ、大変な労力を要します。しかし、空き時間や休日を活用したり、友達の家に泊まり込んだりして、全員で協力しながら準備を進めたことは、仲間との結束力を強めるきっかけとなりました。少人数だからこそ得られた大事な思い出です。

これから迎える三年次では、それぞれの専門性がより強くなり、また、進む道も多岐に渡るようになります — 就職について真剣に考え始める人、引き続き部活に打ち込む人。留学する予定の人も多くいますが、その行き先や形態、時期、期間なども人それぞれ異なります。このように、たった10人ほどでも皆一様ではなく、様々な大学生活を送っていることも特徴です。同級生皆で過ごす時間が少なくなるのは残念ですが、少人数の環境の中で共に過ごしてきた大切な仲間である皆とこれからも互いに支え合いながら、各自の道を邁進するつもりです。

筆者写真 筆者写真

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マレーシア留学、中間報告(大須賀美紀、4年生、東京都立国分寺高校出身)

みなさま、はじめまして。わたしは今、協定校でもあるマレーシア国民大学(Universiti Kebangsaan Malaysia)、通称UKMに留学しています。こちらの大学は日本とは異なり9月始まりなので、今は大学内にあるATMA(Institut Alam dan Tamadun Melayu;マレー世界文明研究所)の語学講座に通いながら9月からはじまる新学期で授業についていけるようにマレーシア語を勉強しています。

こちらにきて早4ヶ月が過ぎようとしているわけですが、最初の頃はいわゆるカルチャーショックというものがありましたが今はこちらの生活にも慣れてきました。マレーシア人の温厚さ、懐の大きさ、そしてゆっくりと流れる時間に日本との違いを感じる毎日です。来てすぐの頃は語学講座にしか通わないためマレー人の友達ができるか不安でしたが、実際は大学の部活に参加させてもらえることができたのでそんな不安は解消されました。今もこちらの友人たちと楽しく充実した生活を送っています。

UKMは日本では考えられないくらい規模の大きい大学です(これに関しては海外はどこもそうなのかもしれませんが)。学部も多く、学生寮もたくさんあります。わたしも構内でまだ行ったことのない場所がたくさんあります。UKMでは主に授業はマレーシア語で行われるため、とてもマレーシア語の勉強になります。クアラルンプール(KL)にあるマラヤ大学(Universiti Malaya; 通称UM)とは異なり留学生は少なく、現地の人(マレー人、華人、インド系)が多いのが特徴です。英語に関して勉強できないのでは、という不安があるかと思いますが、英語の授業が開講されているので受けたければ受けられると思います。KLへも電車一本で行けるので、それほどアクセスも悪くありません。自然あふれた素敵な大学です。

以上、長々と書きましたが、少しでもマレーシアへの留学、そして協定校であるUKMについて興味を持っていただければ嬉しいです。(2013.7.26)

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「日本語パートナーズ」としてマレーシアへ(池田涼未、4年生、神戸市立葺合高校出身)

私は、3年次に一年間休学し、独立行政法人国際交流基金の事業である『日本語パートナーズ』というプログラムに参加しました。『日本語パートナーズ』とは、現地の日本語の先生をサポートしながら、「生きた日本語」を教えることができる人材を、日本への関心が高いASEAN諸国に派遣する事業です。私も一人の「日本語パートナーズ」として、約十ヶ月間マレーシアに滞在し、日本の魅力を伝えられるよう日々活動しました。

私が派遣された学校は、クランタン州コタバルにある中高等学校(女子校)です。同級生の留学組は首都近郊の大学へ行っていましたが、私は半島マレーシアの北東、タイと国境を接する州の州都で生活していました。コタバルには大型ショッピングモールもありますが、州都といえども田舎町。車に乗っていると、牛が草を食べている光景を何度も目にします。とてものどかな街です。また、クランタン州の住民は、大半がマレー系、つまりイスラーム教徒です。日本人はもちろんのこと、中華系やインド系のマレーシア人、西洋人もあまり見かけません。私の赴任校の生徒も2人のインド系の生徒を除いて全員マレー系でした。

ここからは私の学校での一日について紹介したいと思います。まず、6時半に起きて準備、七時過ぎには家を出て歩いて学校へ行きます。私のように歩いて学校へ行く人はマレーシアではほとんどおらず、どれだけ家が近くても車かバイクです。ちなみに、クランタン州は金曜日と土曜日が休日なので、日曜日から学校があります。7時20分から毎日ある朝礼に参加し、それが終わるとお楽しみの朝食タイムです。朝礼後すぐの授業がない先生たちは、みんなでわいわいお喋りをしながら、食堂で朝食を食べるのが日課になっています。朝食はビュッフェ式で白米、ナシゴレン、ビーフン、カレー、チキン、野菜等色々あります。美味しいごはんを同僚の先生たちと一緒に食べる時間はとても幸せです。しかも、飲み物も一緒に頼んでも日本円にしてたった150円!とっても安いです。

その後、授業の準備をして時間になったら教室へ行きます。『日本語パートナーズ』は、現地の日本語の先生のアシスタントなので、私はいつもマレーシア人で日本語の先生であるアマン先生と一緒に授業をします。板書や発音、生徒のノートチェックが私の主な役割で、教科書に沿って進んでいきます。特に、日本語を習いたての一年生にとって、平仮名・片仮名は最大の難所のようで、みんな必死に表を見ながら覚えています。そんな生徒たちに汚い字は見せられまいと、板書にも少し力が入ります。

普段はアシスタントとして授業に参加していますが、時々、折角日本人が来てくれているからということで、文化紹介の時間を頂きます。折り紙、書道、日本の歌など色々紹介しましたが、生徒たちは全部楽しんで取り組んでくれるので、とてもやりがいがあります。巻き寿司やどら焼き、茶道体験といった食べ物系が人気でした。このようにバタバタと授業を終え、昼過ぎの2時半頃に帰宅します。

このように書くと「日本語ばかり教えてマレー語は勉強しているのだろうか」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、毎日が勉強です。日本語を取っている生徒は全校生徒の20%程度で、日本語の先生(マレーシア人)も学校に一人しかいません。そのため他教科の先生や生徒と話す時はマレー語です。日本語の授業でさえマレー語で教えます。毎日の朝礼を必死に聞き、何とか先生たちの世間話に加わり、日本語選択以外の生徒とも交流するうちにマレー語力は格段に上がったと思います。ただ、クランタン州のマレー語は訛りが強く、最初は何を言っているのかさっぱりわかりませんでした……。が、十ヶ月間の滞在で私のマレー語もすっかりKelateクラテ(クランタン方言)になってしまいました。

日本語パートナーズのような、留学とは違う形でマレーシアに滞在することも、また新たな発見や学びがあり、お薦めです。

筆者写真 筆者写真 筆者写真 筆者写真

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英語圏への留学(板井悠理子、4年生、福岡県立香住丘高校出身)

はじめまして、マレーシア語専攻4年、板井悠理子です!ここでは、私の留学経験について紹介させていただきます。

私は大学3年の秋学期から、約9ヶ月の間、アメリカのウィスコンシン州立大学に休学留学をしました。

マレーシア語専攻なのにアメリカ?と思われるかもしれません。私は高校生のときから英語が好きで、大学に入学してからもマレーシア語と英語の勉強を続けてきました。そこで、英語力・コミュニケーション力を上げるため、英語でのディスカッションやプレゼンなどに積極的に挑戦できるアメリカの大学に留学を決めました。

9ヶ月の留学はあっという間でしたが、様々なことを学び、自分の視野を広げることができ、とても有意義な留学生活だったなと考えています。

今では、マレー語と英語が話されている、ブルネイというマレーシアの隣にある国の言語使用について研究し、卒業論文の準備をしています。先日、調査と観光を兼ねてブルネイに行ってきました!

マレーシア語専攻であっても、自分のやりたい言語や他国への留学の意思があれば、挑戦・両立できる環境は十分にあると思います!

筆者写真 筆者写真 ブルネイモスク写真

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私の好きな場所~外大とそのまわり編~(yusrina、3年生、熊本県出身)

こんにちは。東京外大でマレーシア語を勉強しているYusrina(ゆすりな;マレー名)、3年の学生です。

「東京外大ってどんなところにあるの?」外大にいらしたことのない方の中で、外大の周りの様子や、外大生の生活が気になっている方もいらっしゃるのでは?そこで、九州から出てきて、2年半外大の近く住んだ一学生が、外大とその周辺について紹介します!(注:一学生の意見です。外大にお立ち寄りの際はぜひご自分でもお気に入りスポットを見つけてくださいね^^)

○外大内のおすすめスポット
○外大の周辺自慢

他にも、親切な歯医者さんや写真を上手に撮ってくれる写真屋さん、いつもお客さんがいるケーキ屋さんやお団子やさんなどなど、紹介したい場所がたくさんあるところです。ぜひぜひ外大とその近くにいらしてみては?

ちなみに…マレーシアおすすめスポットについては、また今度紹介しま~す!

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