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タイ Thailand |
詳細はタイ語専攻のホームページをご覧ください。
●タイ語専攻
タイはエネルギーと優しさにあふれた伸び盛りの国で、日本の経済・政治のパートナーとしてアゼアンの中でも特に重要な地位を占めています。以前はタイといえば仏教や農業といったイメージでしたが、仕事や観光でタイを訪れたりマスメディアを通じて、タイの社会・文化に対する理解はかつてなく深まりました。今では留学や就職、結婚ですら日常的な光景になっています。都会ではマックで待ち合わせ、コンビニで飲み物を買い、友達とテレビゲームに熱中するという、日本となんら変わりない光景がある一方、近代化と伝統文化の葛藤、農村と都市の格差などと混然一体の状況にあるのもまたタイの現実です。 |
皆さんはこの魅力的な世界を秩序立てて理解し、専門的に深く学ぶことになります。タイ語は文法的には語形変化がない学びやすい言葉です。学術交流協定校の国立シーナカリンウィロート大学(MSW)をはじめチュラロンコーン大学などへは毎年7名前後の学生が留学するほか、欧米の大学に留学する学生もいます。1年次の末には MSW の語学研修にほぼ全員が参加しています。 |
卒業後の進路は NHK、新聞社、テレビ局などのマスコミ、商社、銀行・証券、自動車、コンピューターなどの製造業、通訳・翻訳業など多方面に進出し、本学や他大学の大学院に進学する人も少なくありません。日本企業の圧倒的多数がタイ現地法人を有することもあって、タイの事情に通じた学生に対する社会的要請はこれからもますます高くなるでしょう。 |
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●教官
宇戸清治 | 教授 | 総合文化コース | 東京外国語大学大学院修了。 論文・著書:『東南アジア文学への招待』(段々社、2001年)、「劇詩ラーマキエンの性格とタイ王制イデオロギー」(1994年)、『現代タイ語会話』(大学書林、1989年)、『タイ語の日常基本単語集』(ナツメ社、1994年)。翻訳:『インモラル・アンリアル:ウィン・リョウワーリン傑作短編集』(サンマーク出版、2002年) |
専攻:タイ文学 | |||
小泉順子 | 助教授 | 地域・国際コース | 東京大学卒。同大学大学院修了。 論文・著書:The Commutation of Suai from Northeast Siam in the Middle of the Nineteenth Century(1992年)。 |
専攻:タイ近現代史 |
●外国人教師
ウィチャイ・ピアンヌコチョン | 客員教授 | 一橋大学大学院修士課程修了。 『暮らしと仕事の会話集 タイ語』(ナツメ社、1993年)。 |
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