ミャンマー Myanmar

詳細はビルマ語専攻のホームページをご覧ください。

●ビルマ語専攻

 ビルマ語は、約4900万人の人口を擁するビルマ(ミャンマー連邦)の公用語で、多民族国家ビルマの共通語として学校教育用語にもなっています。ビルマの子供たちは文字を始めて習う時に、繰り返しまん丸の円を書く練習をします。水茎麗しいというのが日本では達筆の形容詞ですが、ビルマ文字はコロコロと丸ければ丸いほど美しい、のです。このビルマ語は、文字はタイ語やカンボジア語と同じく南インド系の文字を土台にしていますが、 文の構造は東南アジア諸語では唯一、日本語と基本的に同じ骨格をもっています。
 ビルマ語専攻では、このビルマ語を1,2年でビルマ人と日本人の先生から集中的に学びます。同時に異文化を学ぶ問題意識を深め、それぞれの研究テーマを発見するため、 広く関連地域や世界を対象にした領域横断的なテーマやディシプリンの基礎を学ぶ機会も開かれています。 そして後期3,4年では専攻語運用力を生かしながら、 言語・情報、総合文化あるいは地域国際のいずれかのコースに属し、専門のテーマを深く学んでゆきます。
 卒業生の進路は、企業、国際金融、NGO、研究者、マスコミ、公務員と多岐にわたっています。ビルマに直接関わらない仕事をしていても、アジアのビルマという国、文化、そして人々に触れた大学の4年間が、生き方のバックボーンになっていると言う言葉をしばしば聞きます。あなたもビルマ語専攻で学んでみませんか。きっと同感してくれるはずです。


●教官

斉藤照子 教授 地域・国際コース 津田塾大学卒。東京大学卒。
論文・著書:『講座東南アジア史5−東南アジア世界の再編』(編著,岩波書店,2001年)、 『Statistics on the Burmese Economy: the 19th and 20th centuries.』 (共編,1999年)。
専攻:東南アジア経済論
土佐桂子 教授 総合文化コース 大阪外国語大学ビルマ語学科卒業。大阪外国語大学大学院修士課程、総合研究大学院大学博士課程修了。
論文・著書:『ビルマのウェイザー信仰』(勁草書房)。
専攻:文化人類学


●外国人教師

チー・チー・ウー 客員助教授           


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