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スタッフ紹介

石川 博樹ISHIKAWA Hiroki

石川 博樹
氏名 石川 博樹
(ISHIKAWA Hiroki)
所属 職名 アジア・アフリカ言語文化研究所、現代アフリカ地域研究センター / 准教授
E-mail ishikawaaa.tufs.ac.jp
HP http://www.aa.tufs.ac.jp/~ishikawa/
プロフィールページ http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/staff/list1/ishikawah
専門分野(科研費分類) アジア史・アフリカ史、地域研究
研究キーワード アフリカ史
自己紹介 私はソロモン朝エチオピア王国という13世紀にエチオピア高原に成立した王国の歴史研究を専門としてきました。ソロモン朝という名称は、君主たちがシェバの女王と古代イスラエル王国のソロモン王の間に生まれた息子の末裔と称したことに由来します。エチオピア高原には4世紀にキリスト教が伝わり、その後エチオピア教会という独自のキリスト教会が成立しますが、ソロモン朝エチオピア王国の住人の多くはその信徒でした。彼らはゲエズ文字を用いて各種の文書を残しました。また16世紀から17世紀にかけてこの王国でローマ・カトリックの布教を試みたイエズス会士たちも多くの記録を著しています。これらの史料を用いて、未解明の問題が数多く残されていた16世紀から18世紀にかけてのソロモン朝エチオピア王国史の研究にこれまで取り組んできました。現在は、エチオピア史の研究を続けつつ、サハラ以南アフリカの他地域の歴史研究にも着手しています。
最近取り組んでいる課題の1つは、アフリカ分割の中で独立を保ち、独自のキリスト教文化を守ってきたエチオピアのキリスト教徒に対するヨーロッパ人のイメージが、エチオピア内外にどのような影響を与えたのかを明らかにすることです。もう1つの課題は、農業というサハラ以南アフリカの多くの地域で極めて重要な産業について、歴史的観点からの共同研究を行うことにより、日本におけるアフリカ史研究の促進をはかることです。
最終学歴 1997年03月 東京大学文学部歴史文化学科東洋史学専修課程卒業
1999年03月 東京大学人文社会系研究科アジア文化研究専攻修了
2004年03月 東京大学人文社会系研究科アジア文化研究専攻単位取得満期退学
職歴 1999年4月~2001年9月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2004年4月~2007年3月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
2008年4月~2009年3月 東京大学文学部東洋史学研究室 副手(教務補佐員)
2009年4月~ 2013年3月 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 助教
2013年4月~ 現在に至る 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 准教授
所属学会 日本ナイル・エチオピア学会
日本アフリカ学会
史学会
日本オリエント学会
キリシタン文化研究会
日本ポルトガル・ブラジル学会
主要研究業績

【論文】

  • アフリカ史研究と歴史教育:高大連携講座を終えて, 房総史学, 55号, 73--78, 2015年
  • 16~18世紀のエチオピアにおけるエンセーテ栽培に関する史料訳注, アジア・アフリカ言語文化研究, 84号, 163--181, 2012年
  • 17、18世紀北部エチオピアにおけるエンセーテの食用栽培に関する再検討, アフリカ研究, 80号, 1--14, 2012年
  • Northern Ethiopian Historiography during the Second Half of the Solomonic Period (1540-1769), Nilo-Ethiopian Studies, 16号, 1--12, 2011年
  • 『ガッラの歴史』訳注, アジア・アフリカ言語文化研究, 76号, 2008年
  • スペイン王立歴史アカデミー付属図書館所蔵イエズス会北部エチオピア布教関係文書, オリエント, 50巻2号, 299--302, 2008年
  • Queima Cattle Tribute in the Christian Kingdom of Northern Ethiopia, with Special Reference to Its Historical Significance, Nilo-Ethiopian Studies, 12巻, 1--12, 2008年
  • 北部エチオピアのキリスト教王国に於ける民族移動とその結果:ゴンダール期のダモトのジャウィを中心に, アフリカ研究, 72号, 1--15, 2008年
  • ソロモン朝後期の北部エチオピアに於ける歴史叙述の特色, オリエント, 49巻2号, 182--199, 2007年
  • オロモ進出期に於けるエチオピア北部の牛税ケイマ, アフリカ研究, 69号, 45--57, 2006年
  • Changes in the Military System of Northern Ethiopia during the Gondar Period (1632-1769): Their Influence on the Decline of the Solomonic Dynasty, Orient, 41巻, 2006年
  • ブラガ地方文書館所蔵イエズス会エチオピア北部布教関係文書集MS779の内容と来歴:その史料的価値の解明のために, オリエント, 48巻1号, 187--207, 2005年
  • On the Functions of the Beht waddad and the Talallaq blattenoc gweta of the Solomonic Dynasty, 1607-1682, Nilo-Ethiopian Studies, 8/9巻, 77--89, 2003年
  • 17世紀前半ソロモン朝のベフト・ワッダド:イエズス会のエチオピア布教失敗の一要因, オリエント, 43巻2号, 99--116, 2001年
  • エチオピア王国ソロモン朝の衰退と州統治者:ゴンダール期(1632~1769年)における統治者称号の分析を通して, 史学雑誌, 107巻4号, 1--38, 1998年

【著書】

【総説・解説記事】

  • 大教室で受講者の声を聴く, Globe Voice, 東京外国語大学, その他記事, 単著, 2016年
  • アフリカで神のことばに出会う(リレーエッセイ「ことば紀行」第19回 ゲエズ語), パブリッシャーズ・レビュー 白水社の本棚, 白水社, 総説・解説(商業誌), 単著, 2014年
  • アフリカの食:人と植物が織りなす歴史と文化, フィールドプラス, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 総説・解説(商業誌), 共著, 2013年
  • エチオピアの栄光,ルワンダの悲劇, 歴史と地理 世界史の研究, 山川出版社, 総説・解説(商業誌), 単著, 2010年
  • 文字社会と無文字社会の狭間にて, フィールドプラス, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 総説・解説(その他), 単著, 2009年

【研究発表】

  • ポルトガル植民地期 PALOP における南米原産作物栽培:アンゴラとモザンビークを中心に, 日本アフリカ学会第54回学術大会, 国内会議, 日本アフリカ学会, 口頭(一般), 信州大学教育学部, 2017年
  • 一皿のなかの歴史:歴史学研究と地域研究, 地域研究コンソーシアム2016年度ワークショップ「地域研究の底力:現場から考える」, 国内会議, 地域研究コンソーシアム, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 京都大学稲盛財団記念館, 2016年
  • 食と農のアフリカ史:アフリカ史研究の可能性を探る, 第221回アフリカ地域研究会, 国内会議, 京都大学アフリカ地域研究資料センター, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 京都大学稲盛財団記念館, 2016年
  • 北部エチオピアにおける歴史叙述の種別とその特質, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「アフリカに関する史的研究と資料」2014年度第2回研究会, 国際会議, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「アフリカに関する史的研究と資料」, 口頭(一般), 東京外国語大学本郷サテライト5階セミナールーム, 2014年
  • アフリカ分割とルワンダ大虐殺, 平成26年度千葉県高等学校教育研究会歴史部会秋季研究協議会, 国内会議, 千葉県高等学校教育研究会歴史部会, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 成田高校, 2014年
  • フランス植民地期カメルーンの農業統計の概要, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「歴史的観点から見たサハラ以南アフリカの農業と文化(2)」2014年度第1回研究会, 国内会議, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「歴史的観点から見たサハラ以南アフリカの農業と文化(2)」, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所セミナー室, 2014年
  • 東洋史、エチオピア史、アフリカ史, 日本アフリカ学会第50回学術大会, 国内会議, 日本アフリカ学会, 口頭(一般), 東京大学, 2013年
  • エチオピアの栽培植物エンセーテをめぐる歴史学研究 , 2012年度第4回AA研フォーラム, 国内会議, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2012年
  • ポルトガル植民地期農業統計資料に見えるアンゴラの南米原産作物栽培, 日本ポルトガル・ブラジル学会2012年度大会, 国内会議, 日本ポルトガル・ブラジル学会, 口頭(一般), 天理大学, 2012年
  • ポルトガル植民地期アンゴラ農業統計資料の概要, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「歴史的観点から見たサハラ以南アフリカの農業と文化」2012年度第1回研究会, 国内会議, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「歴史的観点から見たサハラ以南アフリカの農業と文化」, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2012年
  • 移動する考古学者たち:グレートジンバブウェと大英帝国の考古学, 日本アフリカ学会第49回学術大会, 国内会議, 日本アフリカ学会, 口頭(一般), 国立民族学博物館, 2012年
  • アフリカの悲劇が問いかけるもの:ルワンダ大虐殺の背景と教訓, 府中市生涯学習セミナー「東京外国語大学連携講座 アフリカのいまを考える」, 国内会議, 府中市生涯学習センター, 口頭(一般), 府中市生涯学習センター, 2012年
  • アフリカの石造建築:エチオピアのゴンダール様式, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」2011年度公開国際シンポジウム, 国際会議, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2011年
  • 言語分布に見るエチオピアの歴史, 2011年度AA研言語研修アムハラ語講座文化講演, 国内会議, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2011年
  • イエズス会エチオピア布教年報に関する一考察:ブラガ地方文書館MS779の史料的意義を中心に, 日本アフリカ学会第48回学術大会, 国内会議, 日本アフリカ学会, ポスター(一般), 弘前大学, 2011年
  • イエズス会史料に見える北部エチオピアの自然環境と農業, 第1回紅海社会研究会, 国内会議, 紅海社会研究会, 口頭(一般), 東京外国語大学本郷サテライト, 2011年
  • もうひとつのキリシタン時代:知られざるイエズス会エチオピア布教, 日本ナイル・エチオピア学会第20回学術大会, 国内会議, 日本ナイル・エチオピア学会, 口頭(招待・特別), 長崎大学, 2011年
  • エチオピアの「帝国」とアフリカ人種論, 第5回帝国史研究会, 国内会議, 帝国史研究会, 口頭(一般), 武蔵大学, 2011年
  • 北部エチオピアのエンセーテ:関連史料の再検討, アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用共同研究課題「歴史的観点から見たサハラ以南アフリカの農業と文化」2010年度第2回研究会, 国内会議, アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用共同研究課題「歴史的観点から見たサハラ以南アフリカの農業と文化」, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2010年
  • ハム仮説とエチオピア:19世紀中葉イギリスの人種論におけるエチオピア, 日本オリエント学会第52回大会, 国内会議, 日本オリエント学会, 口頭(一般), 国士舘大学, 2010年
  • ハム仮説とエチオピアの「ガッラ」, 日本アフリカ学会第47回学術大会, 国内会議, 日本アフリカ学会, 口頭(一般), 近畿大学, 2010年
  • エチオピアの文字文化:アフリカ史におけるエチオピア例外論についての一考察, 第5回アフリカ史研究会, 国内会議, アフリカ史研究会, 口頭(一般), 世界史研究所, 2009年
  • 北部エチオピアにおけるエンセーテ利用についての史的考察, 第107回史学会大会, 国内会議, 史学会, 口頭(一般), 東京大学, 2009年
  • イエズス会史料に見えるエチオピアのキリスト教王国, 2009年度第3回AA研フォーラム, 国内会議, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2009年
  • 北部エチオピアのエンセーテ:ブルース説の再検討, 日本アフリカ学会第46回学術大会, 国内会議, 日本アフリカ学会, 口頭(一般), 東京農業大学, 2009年

過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費:

  • 科学研究費 基盤研究(C) 植民地期PALOPにおける主食用作物栽培とその社会的影響に関する研究(2015年度-2017年度)
  • 科学研究費 若手研究(B) ポルトガル語史料を用いたアフリカにおけるキャッサバの普及に関する歴史学研究(2011年度-2013年度)
  • 科学研究費 研究活動スタート支援 ハム仮説の研究:北東アフリカの諸民族との関連を中心に(2009年度-2010年度)