東京外国語大学の魅力

合格体験記シリーズ 第2弾! 二次まで諦めず手にした逆転合格体験記!

<基本情報>


学部・専攻語(地域):言語文化学部 西南ヨーロッパ地域専攻 イタリア語

受けた外大受験の試験種類(前期、後期、公募推薦):前期

合格した外大受験の試験種類(前期、後期、公募推薦):前期

他に受けた大学(試験種類も併せて):
合格→私立文系大学(一般・共通テスト利用・共通テスト併用)
不合格→私立文系大学(一般)

共通試験で受験した科目と点数:英語、国語、世界史、現代社会、数1A

外大の二次試験で受験した科目:英語、世界史

得意科目:英語

苦手科目:国語

高校について:東京の私立中高一貫校

部活(引退時期も併せて):茶道部(高2の3月)

現役or浪人:現役

<受験勉強のスケジュール(①以外は高3について)>

①~高3

高3までは受験を意識するよりも、普段の定期試験の勉強と復習を中心にし、勉強のサイクルを作ることを大切にしていました。
放課後に数分でも机に向かい、1日も勉強しない日を作らないようにすると、高3になってから長時間勉強がしやすいです。
また、英語は外部試験を利用する大学が増えたので、高1から対策を始めました。
受験回数が限られており、高3になって焦らないようにするため、そして普段の実力発揮の場として使っていました。

②~夏休み

春は休校の影響で例年より自習に時間が割けた反面、モチベーションを持続させることが大変でした。
5月の模試までに未収得の範囲をなくし、前回の模試から志望校判定を1つあげることを目標にし、主に基礎を中心に勉強していました。
また、ずっと自分の部屋で勉強するのではなく、リビングで同じく受験生の妹と勉強したり、立ちながら暗記物をしたりすると、集中力を持続させやすかったです。

③夏休み

夏休みは自由に使える時間が多い分、時間を有効活用できるよう、勉強計画や目標をたてることは欠かせません。
8月末の模試から逆算してスケジュールをたてました。
注意した点は教科配分です。基礎を固めようとすると苦手科目ばかり勉強しがちですが、
途中で得意科目をはさむことで、モチベーションアップにも繋がりますし、集中しやすくなります。
得意科目や範囲があると安心材料にもなります。
また、私は目標通りの勉強量をこなすことが出来なかったのですが、自分はどこが苦手なのか・つまづきやすいのかを明確にしたことは大きかったです。

④秋~共通試験前

秋から過去問に手をつけ始めましたが、各大学の過去問と共通テスト予想問題、センター試験の過去問を解く日を、月初めに決めました。
過去問は問題を解くのはもちろん、復習に予想以上に時間がかかるので、計画通りに進まないことが多かったです。
平日にやり残した分は休日に回せるよう、余裕をもった計画をたてることを意識していました。
1月に入ってからは共通テスト対策しかしませんでしたが、苦手な国語は毎日解いて感覚をにぶらせないようにするなど、各科目の勉強配分を考えました。
不安になりがちな直前期は苦手な教科ばかりをやるのではなく、得意な教科もはさむことで精神が安定すると思います。

⑤共通試験後~二次試験前

1月中は外大の対策をメインに、私大も2月上旬に受ける大学の過去問は解いていました。安全圏の大学であっても1年以上は解き、問題傾向を掴んでいました。
2月は私大受験が終わるまでは私大対策が中心であったものの、終わってからは外大の過去問を再度解きなおしてポイントを整理したり、基礎知識の復習をしたりしていました。
二次試験一週間前に、疲れと不安からか何もやる気が出ない日がありましたが、その日は気分転換の日と決め、机に向かいませんでした。
時間が限られているからこそ無理をせず、メリハリをつけた生活が大事だと思います。

<夏休みの一日のスケジュール>

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<各教科の勉強法>

①外国語(英語、その他)

 読解は塾の教材の長文を何度も復習していました。
授業当日(帰りの電車の中など)に全体を読み直し、数日後には白文を使って授業内容を思い出せるか意識していました。
回数は定めず、内容を他人に説明できるようになるまで復習していました。
長文は一文ごとの構造や単語も大事ですが、全体で筆者が何を言いたいのか(基本的に1つ)を大まかに掴むことが重要です。

 リスニングは特に苦手だったので、英検準一級やTEAPを定期的に受験し、その都度問題を解いたことが二次対策になりました。
秋以降はキムタツの東大英語リスニングを使っていました。
リスニングが苦手な人は、そもそも英文が聞き取れないのか、それとも問題が解けないのかを意識してみてください。
たとえ英文が聞き取れていても、問題の意図を読み違えると不正解となってしまいます。
慣れてきたら音声が流れる前に、内容を予測すると正答率が上がるはずです。

 要約と意見文は抵抗感を抱きがちですが、得点源になりますし、他の受験生と最も差をつけられる分野です。
上述の外部試験の過去問も使い(英検1級も使えます)、先生に添削を受け、指摘されたところは次回に改善出来るよう意識していました。
初めは時間を気にせずに減点されない英作文を書くことを心がけ、その後時間を計って解くのが良いと思います。

②社会科(世界史、日本史、その他)

 世界史はコツコツ勉強していたにも関わらず、高3の夏まで思った通りに結果が出ませんでした。
その理由は単語暗記に集中しすぎて流れを疎かにしていたからだと思います。
しかし、論述対策として教科書を読み込むと、点数が安定していきました。
初めは参考書を使っていても、最後には教科書に立ち返るのを強く勧めます。
教科書に細かい知識を書き込むことで、勉強の成果が目に見え自信がつきますし、難関私大対策にもなります。
また、論述は秋から対策を始め、学校の先生に添削をお願いしていました。
インプットが十分でないからといって論述を書くのを恐れないでください。論述を書きながら流れをおさえていきましょう!

③共通試験対策

 共通テスト初年度のため、各社の予想問題集とセンター試験の過去問を並行して解いていました。
模試も復習として活用していました。難易度の高い問題は少ないですが、問題形式が独特なので、試験慣れすることが特に大事だと思います。
また、共通テストは2日間行われる長時間のテストで、集中力の持続が難しいです。
時間割はあらかじめ決まっているので、休み時間の間にすること(例えば参考書の特定の分野を見直す・リフレッシュのため音楽を聞く・英語の音声を聞くなど)を決め、
昼食の量も調整するなど、自分が最大限実力を発揮できる環境を整えることも効果的です。

<当日について>

①試験前にしていたことを教えてください(勉強面、精神面)

 電車の中では一番思い入れのある過去問の長文を読み返し、ボロボロにした世界史の教科書を持参して、自分はこれだけ努力をしてきたと気持ちを落ち着かせていました。
また、母にもらった手紙が励みとなりました。
全てを見返す時間はないので、あらかじめ当日見返す範囲を決めておくと、焦らないと思います。

②試験中に意識していたことがあれば教えてください

 今年度は内容や時間配分が予測出来なかったので、変更内容に焦らない、むしろ、その方が当たり前だと言い聞かせていました。
試験開始後に冊子にざっと目を通し、時間配分を決めてから解き、全てを完璧に解こうとするのではなく、自信のある問題を落とさないという気持ちで望みました。
途中で焦ったら一旦深呼吸をすると落ち着きます!

③宿泊についてアドバイスがある方は教えてください

 実家から外大に向かったので特にありません。

④その他、当日についてアドバイスがあれば教えてください

 電車が遅延しても焦らないように、余裕をもって家を出ることが大事です。
また、外大の受験者は女子が多いので女子トイレは混みがちです。参考書を持って列に並ぶと時間を効率よく使えます。
特に廊下は冷えるので、温度調節の出来る服装をすると良いでしょう。

<受験生に向けたメッセージ>

 私は共通テストで予想通りの結果が出ず、絶望感に陥り、外大を受験するかさえも悩みました。
しかし、外大が第一志望校なのと、二次試験で逆転の見込みがあったので、自分の意志を貫き通し、結果的に合格を手にしました。
合格発表で自分の受験番号を見つけたときの感動は今でも忘れられません。
もちろん外大に合格出来る学力を身につけることも大事ですが、思うようにいかなくても努力を続け、意志を曲げないことの大切さを実感しました。
また、辛い時は家族や先生に相談し、友達と過ごす時間を大切にしてください。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校に行く機会が減ってしまったからこそ、友達との関わりが気分転換となっていました。
この合格体験記を読んで下さった皆さんが、未来の後輩となることを心より願っています。

v_2021091102.jpgのサムネイル画像

カナダのスタンレーパークにあるトーテムポールです。想像以上に迫力があり印象に残っています。
ぜひ皆さんもカナダを訪れた時は、足を運んでみてください!!


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