東京外国語大学の魅力

「ラジオが、私のアナザースカイ」ラジオパーソナリティをつとめる外大生

東京外国語大学の研究講義棟は、外大生が授業を受けるところ。
実は、その屋上にラジオフチューズの送信システムがあります。

ラジオフチューズは府中市の地域密着型ラジオ局で、多くの外大生が番組を担当させていただいています。
その中から、毎週水曜日の17:00より1時間半の生放送でお送りしているSONTAKUラジオのメンバーである
ヒロ(オセアニア地域専攻4年)、さっちゃん(モンゴル語専攻3年)、こうちゃん(アフリカ地域専攻4年)、
あづま(ラテンアメリカ地域専攻4年)の4人が、"紙面ラジオ"としてVOICESをお届けします。

ラジオに興味を持ったきっかけは──


こうちゃん:
もともと好きな番組があって、それが若者応援ラジオみたいな感じで、若者の悩みを聞いてて。
SCHOOL OF LOCKっていうTOKYO FMの番組ですね。
10代限定みたいなことを言ってたんですけど、僕がそれを初めて聞いたのが19歳のとき。
ほぼ終わりやんみたいな。ちょっと遅かったなと思いつつ、
受験生だったから同じ受験生の気持ちもわかるし、それでラジオにけっこう救われてて。
だから、自分もそっち側になれたらなと思ってたっていうのが、一番ですね。

もう一個あるとしたら、ラジオで流れてきてた音楽に感銘を受けて、
その音楽を好きになったりすることもあったので、僕にとってラジオはけっこう身近だったかなと。
実家でテレビを見ていると親に叱られたので、
自分の部屋で自分で手に入れられるメディアがラジオだけだったからっていうのもあったかな。
だから、ラジオには触れてましたね。電波少年って言われてましたね。

さっちゃん:ちょっとロマンあるよね。

こうちゃん:電波少年っていうのは冗談ですけどね(笑)。

ヒロ:
私も、厳密にいうとラジオじゃないんだけど、好きなアイドルがライブ放送で声だけのラジオみたいな放送をしていて。
それが10代の若者に向けて、なんで勉強しなきゃいけないのかとか、自分なりの話をしてくれたの。
それで、ラジオとかって深い話ができる場所なんだなと、おもしろいなと思って。
そこから、いろんなラジオを聞くようになっていって。
その時、ちょうどラジオパーソナリティーの募集が来たって感じ。
本当に興味を持って、ラジオ熱が高まっているときに募集が来たから、迷わずやりますって。

それと、もともとラジオで野球中継とか野球選手のインタビューとかもよく聞いてたからラジオは身近だったかな。
受験の日もお昼食べながら、ずっと野球のインタビュー聞いてて、面白くて笑っちゃって。
受験の日なのに、一人ケラケラ笑っちゃってた(笑)。だから、ラジオがけっこう息抜きになってたかな。

さっちゃん:確かに、ラジオは見なくていいから、何かしながら聞けるよね。

ヒロ:そう、だから、単語帳とか書きながらだったら頭使わないからラジオ聞きながらできるよね。

さっちゃん:
私もヒロと似てて、好きなアーティストがラジオ番組をやってて、それでラジオを聴く習慣はあったの。
あと、親が車でラジオを聴く人だったから、前から車に乗っている時間はラジオを聞いてたっていうのが、ラジオとの接点。

なんでラジオを自分がやろうと思ったのかというと、アナウンサーとか発信するのに憧れてたことがあって、
話すのも好きだし、自分の話す能力を活かせる場だから楽しいだろうなと。
あと、これを逃したら関われる機会がないだろうなと思ったから、このラジオができるチャンスに乗っかりたいなと思ったかな。
それでとりあえずやってみようと決意した。

あづま:
私はちょっと好きな芸人さんのラジオを聞いたりしてたけど、毎週は聞かないし、ラジオを聴く習慣はなくて。
ただパーソナリティの募集を見たときに、おもしろそうと思って。
ちょうど就職活動真っただ中で、終わった後が暇だなと思っていたから。
暇な4年生を過ごすときに、ぴったりかもと。それに、また新しい出会いがあるかもと思って応募したかな。
"四種四様"ですね、それぞれ。

そんな4人が出会い、SONTAKUラジオは2020年2月にスタート。
始まった当初を回想すると──


こうちゃん:
俺は何も知らず、ラジオやりたいって言ってたの。
ラジオフチューズですでにラジオ番組をやってる知り合いがいたから、いいなとずっと思ってて。
俺もやりたいって言ったら、ちょうど番組の枠が空くタイミングだった。
それで、グループに入ったかな。だから、後から入った。

さっちゃん:なんで知り合いがいたの?

こうちゃん:サークルが一緒だったとか。府中のイベントで会ったとか。縁だよね。

さっちゃん:私たち3人は、番組の枠が空いたことが、情報共有される場で流れてきたから

ヒロ:やりますって言って手を挙げた感じですね。

さっちゃん:
だから、どこの誰かもわからない、学年も性別も名前もわからないままに集まったよね。
だって、最初ヒロは男だと思ってたから(笑)。「女なの?」って、本当にびっくりした。

ヒロ:そんなにびっくりしたんだ。

あづま:だから、ゼロスタートだよね。

さっちゃん:しかも、安定しなかったよね。

ヒロ:安定したのは、3月中旬くらい。

さっちゃん:そこからちゃんと人間関係を築き始めたかな。

あづま:でも、すぐに緊急事態宣言が出ちゃったからリモートでラジオやったよね。

こうちゃん:あれはなかなか大変だった。

緊急事態宣言も乗り越え、SONTAKUラジオは無事1周年を迎えました。
これまでを振り返ると──


さっちゃん:
こんなに仲良くなると思ってなかった。だって、ビジネスパートナーだと思ってたから。

こうちゃん:
今だから言えるね。でも、ビジネスパートナーくらいの距離感だと、番組はやっていけないよね。

ヒロ:私もそう思う。

さっちゃん:
私は攻めの姿勢がなかったの。でも、攻めの姿勢の人がいたから、付いていった。
そうしたら、すごく人間関係が形成されたよね。ゼロスタートでこんなに人間関係築けるんだなって思った。

あづま:
そう、人間関係って作るんだって知った。今まで、人間関係ってできるものだと思ってたから。
作るんだって教えてもらった。

こうちゃん:
俺も攻めた側じゃない気がする。攻められた側(笑)。
だから、俺は何もしてないんだよね。基本的にオープン人間だから。最初から人を嫌いになったりしない。
でも仲良くなるチャンスは窺いつつも、いつもなあなあになっちゃう。
だから、確かにここまで深くなったのはあんまりなかったかも。

さっちゃん:
それにしても、ここまで4人がフィットするのって難しくない?
どうしても合わない人がいないのは、奇跡というかすごいなと思う。

こうちゃん:なんでなんだろう?

さっちゃん:
向かってる先は同じだったからな気がする。
おもしろいラジオを提供する、自分たちも楽しむけど、リスナーに楽しんでもらいたいっていう。

あづま:やるからには有意義で、聞いて無駄にならないこと、とは考えてたかな。

ヒロ:
私も、やると決めたらちゃんとやりたかったのもあって。
あと、私はラジオには人間性が出ると思ってるの。なんとなくだけど、Youtubeとかより、出るんじゃないかな。
いろんな番組を聞いてても、ラジオだとパーソナリティの性格、人間性が出ると思うんだよね。
人との話し方とか、内容の深さとか、別にそれが良い悪いじゃなくて。
だから、私もやる側になるんだったら、人に良く思われたいなと(笑)。
それに、みんなの仲の良さ・悪さもラジオに全部表れると思ってたの。
仲が良い方が聞いていて楽しいかなと思って、仲良くなりたいと思った。仲良くなりさえすれば、何とでもなると逆に思った。
だから、仲良くなりたいとはけっこう思ってたかもしれない。

でも、私の苦手なところは想いが強すぎて、人を巻き込めないということ。
これで、今まではたくさん失敗してきていて。今回、初めてちゃんと深い人間関係を作るのに成功したかもしれない。
もちろん、今回もけっこう悩んだけどね。でも、うまくいった要因は、ひとり一人のおかげだと思うよ。

自分にとってSONTAKUラジオとは?


こうちゃん:アナザースカイ!

さっちゃん:そうだね、一つの基点みたいな。

こうちゃん:もう一つの居場所みたいな。

ヒロ:居場所だし、一番飾らないでいられる場でもある。

さっちゃん:
それもある。私たち4人は外大生で、外大ってコミュニティが狭いんだけど、私たちはあんまり交友関係がかぶっていない。
だから、隠すものもない。バレるとかもあんまりないから、さらけ出せるっていうのもある。
誰のことを言ってるのか特定できないから、言いやすいのはあると思う。プライベートに支障をきたさないというか。

ヒロ:みんな干渉するタイプでもないしね。

さっちゃん:だから、スナックみたいな。「聞いてよ~」って。

あづま:
話しやすい感じはする。普段だったら言わないようなこともこのメンバーには言ってることがある。
他の人にはあんまり言わないような本音も、気づいたら言ってる。

ラジオフチューズという環境については──


SONTAKUラジオはラジオフチューズで外大生が担当する番組の一つ。
他にもラジオフチューズには外大生の番組があるほか、さまざまな方々が番組を持っています。

さっちゃん:
番組を超えたつながりがあるなと思う。気づいたら交友関係が広がってて、びっくりしてる。
当初は、他のパーソナリティさんがお便りくれたから、仲良くなって。
そこから、ヒロが感化されて、いろんな番組を聞くようになって、それから始まってるのかな。
そのヒロに私は感化されて、他の番組を聞くようになった。
実際に会った人の番組を聞いて、お便りを送ったりするようになった。
求めていけばつながれるし、求めていかなくてもつながれる部分があるなと思ってる。

ヒロ:
確かに努力はしてるけど、お便りくれた人に返してるのが基本的なスタンス。
お便りもらったら、できるだけその人の番組を聞いて、返すようにしてる。
時間帯が合わなくて聞けていない番組もあるんだけどね。

私は人との付き合いって大事だなと思ってて。
人との繋がりから生まれるものがいっぱいあるって思ってるから、最低限もらったものにはお返しをするようにしてる。
そしたら、繋がりができるかなって思うから。
それと、私はすごく人に興味を持つ。純粋に人が好きなんだと思う。
だから、いろんな人と交流したくて、どんどん輪が広がっていくんだと思うなあ。

あづま:
広がろうと思えば広がれるんだろうね。

さっちゃん:
ラジオフチューズにはそれがそろってるよね。すでに発信してるから、あとは受信するだけ。

あづま:
受信して返信すれば、つながるみたいな。

こうちゃん:
それにしても、学生が公共の電波で定期的に発信する場所があるのは、本当に価値があることだと思う。
学生はいい意味で縛られていなくて、粗削り。そこに魅力があると思う。

ヒロ:
生放送やらせてもらっていて、お便り・ツイッターをリアルタイムで送ってもらえる、
感想を知れるっていうのは、ラジオフチューズのゆうどきフチューズの学生枠をやらせてもらえるいい部分の一つだと思う。

あづま:リアルタイムって大きいよね。

ヒロ:見えないけど、お互いに離れていても、つながってる感じがあるのも魅力だと思う。

あづま:それがモチベーション、やる気にもつながるよね。

こうちゃん:
ラジオフチューズのリスナーさんみんな、優しいよね。
パーソナリティもみんな優しいし、あったかいよ。アットホーム。本当の意味で"at home"だね。


東京外国語大学の現役大学生4人が時に優しく、時に厳しくトークをする、
笑いあり涙ありの1時間30分をお届けしているSONTAKUラジオ。

ぜひ、アプリ・サイトの「Listen Radio」からラジオフチューズを選局し、チェックしてみてください。

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