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ボランティアサークルインタビュー〜コーヒーが繋ぐ外大とルワンダ〜

Hu jambo! (こんにちは!) 国際社会学部1年アフリカ地域専攻のあすぴーです。


突然ですが、みなさんは外大にVOLASと呼ばれている部屋があるのをご存知ですか?
私は入学してから知りましたが、VOLASとは、外大研究講義棟206号室にある共有活動スペースの名前です。
大学内外、さらには国内外における学生のボランティア活動を支援してくださっています。

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VOLASで活動する学生の様子

大学生になったらボランティア活動をしてみたいなと考えている方もきっといらっしゃると思うので、
今回は外大のボランティアサークルの中から、Femme Café (ファムカフェ)というサークルについてご紹介しようと思います!

ここからは8個の質問に答えていただくインタビュー形式でお届けします。
質問に答えてくださったのは、Femme Café のメンバーで国際社会学部2年のはるみさんです。


Q1: Femme Café とはどんなサークルですか?

はるみさん:ルワンダと日本の架け橋となることを目標に、ルワンダ産コーヒーの輸入と販売を行っているサークルです。
コーヒーはフェアトレードコーヒーと言って、適正な価格で公正に取引することで、
コーヒー生産者の方々が正当な報酬を受け取り、生活水準を向上させることができるという仕組みの下で生産されているものです。
またルワンダというアフリカにある国のコーヒーを通じて、多くの人にアフリカについて興味を持っていただく機会を作れたらいいなと思っています。

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上は実際に Femme Café で販売しているコーヒーの写真です。
実はコーヒーより紅茶派の私も1度飲んだことがあるのですが、ほとんど苦味がなくてとても飲みやすかったです!


Q2: Femme Café という名前にはどのような意味があるのですか?

はるみさん:Femme Café はフランス語で、直訳すると「女性のコーヒー」という意味です。
実は、ルワンダでは他のコーヒーの生産国に比べると、生産者の割合として女性が多い傾向にあります。
これはルワンダで1994年に起きたジェノサイド(大量虐殺)の影響です。
しかしながら、コーヒー生産においては男性支配的な傾向があると言われています。
例えば、生産に関わる意思決定の権限が男性に集中していたり、女性の生産者も貢献しているのにも関わらず、
生産によってでた利益を男性が独占または多くの取り分を得ていたりしています。


Femme Café の活動は、この現状を変えようと女性生産者の生活向上に取り組んでいた
ルワンダの女性実業家の方との出会いがはじまりでした。
現在は、女性生産者のグループ・Ejo Heza (エホ・ヘザ:日本語で"美しい明日"という意味)の皆さんが
生産したコーヒー豆を取り扱っています。
Femme Café という名前には、活動を通して少しでも女性生産者の立場向上の助けになればというという意味も込めています。


Q3: 新型コロナ感染拡大以前の活動内容を教えてください。

はるみさん:以前は販売会を中心に活動していました。
外語祭や月に1度武蔵境駅前で行われる朝市、不定期ですが三鷹国際フェスティバルに出店するなど、
学内外のさまざまなイベントに参加してコーヒーの販売を行うという感じです。
販売会の頻度としては月に1回+aくらいでした。
普段は週に1度のミーティングの他に、不定期でルワンダについての勉強会やコーヒーの淹れ方の講習会を行っていました。


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こちらは外語祭での Femme Café のお店の写真です!


Q4: コーヒーが苦手でも活動できますか?

はるみさん:大丈夫です!実際にFemme Café メンバーの中にも、もともと紅茶が好きだったけれど
活動する中でコーヒーも飲めるようになったという人や、今でも紅茶派という人もいます!
Femme Café ではコーヒーについてだけでなく、ルワンダなどアフリカの国々やフェアトレードについても学ぶ機会があるので、
コーヒーが苦手な人も楽しく活動できます。


Q5: アフリカ地域専攻でなくても参加できますか?

はるみさん:もちろんです!現在の Femme Caféメンバーは20人くらいですが、アフリカ地域専攻の人の割合はむしろ少ないです。
フランス語、ロシア語、ベンガル語、モンゴル語などさまざまな専攻の人が参加しているので、
学部や専攻言語・地域を問わず、コーヒーやルワンダ、フェアトレードなどに興味があれば、誰でも参加できます!

Q6: はるみさんが Femme Café に参加しようと思った理由を教えてください。

はるみさん:Femme Café に参加しようと思ったのは外大のお花見新歓で、先輩のお話を聞いたことがきっかけでした。
Femme Café の活動は、フェアトレードコーヒーの輸入・販売を通して生産者の方々の生活水準の向上を支えるという
「支援活動」だけを目的としたものではなくて、活動を通じて私たちも本当に美味しいと思うコーヒーを届けられる、
「win-winの関係」を築くことができるものだという言葉が今でも印象に残っています。


Q7: 現在のコロナ禍において活動内容は変化していますか?

はるみさん:そうですね。コロナの影響で、対面での販売会ができなくなってしまったので、
現在はネット販売に切り替えて、コーヒーの販売活動を続けています。
オンラインでの勉強会も実施して、フェアトレードなどについて自主的に学ぶ機会も増えました。


また筑波大学の日本マラウイ学生団体さんとのオンラインでのコラボ企画では、
マラウイとルワンダというお互いが学んでいる国について紹介しあうなど、今までできなかった新しい試みも実現しました!
さらに、外語祭の動画投稿企画に参加した際には、コーヒー豆の生産地が変わってから初めて生産者組合KOPAKAMAの方とZOOMをつなぎ、
コーヒー生産の現場について直接お話を聞くことができました。


オンラインでつながるという発想も、今考えればコロナ禍ならではのものだったと思います。
緊急事態宣言もでている中ですぐに実現することは難しいですが、状況が改善されれば府中市の国際交流サロンでのイベント実施も企画中です。


Q8: 最後に、記事を読んでくれている中高生のみなさんにメッセージをお願いします!

はるみさん:コーヒーが大好きな方、そうじゃなくても何かマニアックなことを極めてみたい方、ゆるくてほんわかしたサークルなので、ご参加お待ちしてます!

ここまで、はるみさんのインタビューをお届けしました!
Femme Café についてもっと知りたいという方は、ウェブサイトを検索してみてくださいね。

私自身、高校生まではなかなかボランティアに参加する機会がありませんでしたが、大学生になってからは自分の行動次第でたくさんのチャンスがあるなと感じています。
コロナの影響もあるなかで、全国的にボランティア活動は難しくなっている状況ですが、
外大にはたくさんのボランティアサークルがあるので、興味がある方は初めの第一歩として外大のサークルについても調べてみてください!

以上、あすぴーがお伝えしました!Kwaheri! (さようなら!)


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