この度、MIRAI-4期生の大竹 美由紀さんが、以下のとおり口頭発表を行いました。

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発表日:
 2026年8月20日

区分:
 口頭

発表した場所:
 The 2nd East Asian Conference on Super-Aged Societies

題目名:
 How Do Home Care Support Technologies Contribute to 'Filial Piety'? - An Analysis of Corporate Discourse and Family Narratives in China

概要:
 報告者は、2026年6月の上海福祉機器展のフィールドワークをもとに、家族介護向けに通信技術を販売する中国企業が消費者を説得する要素として、広告上どのように「親孝行」の実践と概念を表現しているのか、MCDA分析の結果を共有しました。分析結果では、これら広告が高齢者を側で支えられるような養老を実現できることを主なメッセージとしていました。その上で、子供の養老における役割は常に寄り添う養老から緊急時に対応するマネージャーへと変化していることが広告から読み取れました。この分析によって、対象企業の広告が養老責任を抱える子供を対象にしていることは明らかであり、実践において「高齢者のためのケアとは何か」を問い直す必要があることが示されています。

発表の動機:
 家族主義の養老が根強く残る中国社会において、家族向けにスマート介護機器を販売している企業はどのように消費者を説得し、「親孝行」の概念との摩擦を解消しようとしているのかを明らかにしたいと考えたため。企業の広告は新しい生活モデルを社会に提案し、文化形成の影響力を持ちうる点で、今後の中国社会のスマート養老の行先を予測するのに重要な分析対象になる。