MIRAI推進室の久納です。
2026年2月、北海道大学・一橋大学・東京外国語大学の博士後期課程学生を中心とした「博士学生のための異分野交流合宿」を開催しました。
本企画は、研究分野や大学の枠を越えた交流を通じて、博士学生同士が互いの研究やキャリア観を共有し、新たな視点やつながりを得ることを目的としたものです。
合宿に先立ち、2月13日には東京外国語大学府中キャンパスにてプレ交流会を実施しました。
事前に顔を合わせる機会を設けることで、翌日からの合宿本番に向けた心理的なハードルを下げ、スムーズな交流につなげる工夫としました。アンケートでも「プレ交流会があってよかった」という声が複数寄せられています。

合宿は1泊2日で実施しました。
初日は青井特任助教による"アクティブ・ブック・ダイアローグ"を行いました。アクティブ・ブック・ダイアローグは、1冊の本を分担して読み、各自が読んだ内容を要約してプレゼンすることによって、本のおおよその内容について短時間で理解することができる読書型ワークショップです。本を読んだり要約プレゼンを聞いたりする中で感じたり考えたりしたことをお互いに共有し合うことで、参加者同士の交流も同時にはかることができます。
今回、題材として選んだのは『博士号の取り方[第7版]』でした。各班ともに協力しあい作業を進めている姿が印象的でしたが、加えて題材とした本に興味を示す学生も多くいました。


その後、夕食を挟んでポスターセッションを開催しました。
分野の異なる参加者同士がポスターを囲みながら活発に議論する姿が各所で見られました。

2日目は本学の小林URAによる"SFプロトタイピング"を使ったワークショップを行いました。まずは自分の「ありたい未来」を詳細に書き出し、その後、「宇宙人とのファーストコンタクトに備える」ことを想定し、未来の自分の能力でどのように対処するのかを議論する、という流れで進みました。
どの班もそれぞれ個性ある課題解決方法を出しており、それに至るまでに「自分がどのようにして社会に影響しうるのか」を考えてくれたものと思います。

その後、昼食を挟んで研修全体の総括とポスター賞の発表を行い、プログラムを締めくくりました。

事後アンケートからは、各コンテンツに対して高い満足度が見られ、且つ多くの参加者は5人以上の友人ができた、との回答があり、無事当合宿の目的は達成できたと思われます。
しかしながら、「会場がやや狭かった」「もう少し時間を長く取ってほしい」などの意見も寄せられたため、次回以降はこのような意見を参考に、更にブラッシュアップしていければと思います。
ご参加いただいた皆さま、そして企画・運営にご協力いただいた北海道大学・一橋大学の関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。