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ASCセミナー

第118回「南アフリカの2つの大学における物質的必要性と非人種主義のための闘い:西ケープとダーバン・ウェストビル 」

2026年11月12日

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118thASCセミナー日英版.pdf

2026年11月12日(木)の第118回ASCセミナーは、南アフリカから来日したシャヒード・バウダ氏、ロバート・ファン・ニューカーク氏に、「南アフリカの2つの大学における物質的必要性と非人種主義のための闘い:西ケープとダーバン・ウェストビル」と題して、お話いただきます。
Zoomで遠方からも、ご参加いただけますので、ぜひご参加ください。

第118回ASCセミナー

◾️題名:「南アフリカの2つの大学における物質的必要性と非人種主義のための闘い:西ケープとダーバン・ウェストビル」

【報告者】
・シャヒード・バウダ氏
(ウィットウォータースランド大学名誉教授・ローズ大学歴史学部上級研究員・ケープタウン大学)

・ロバート・ファン・ニューカーク氏
(ウィットウォータースランド大学ガバナンス学部教授)

【要旨】 西ケープ大学とダーバン・ウェストビル大学は、1961年にアパルトヘイト政権によって設立された2つの大学であり、それぞれ「カラード」およびインド系コミュニティ出身の黒人学生を対象とする人種隔離教育が目的だった。これら2つの歴史的な黒人大学は、進歩的な学生や教職員の主導のもと、設立の根底にあった人種差別的論理に抗うという選択をし、人種差別のない学術機関となるべく奮闘した。これは、きわめて抑圧的かつ財政規律を厳格に課すアパルトヘイト体制という物理的状況のもとで、また学外においては、地域社会に根ざす民衆運動や労働組合により、アパルトヘイトおよび人種差別的資本主義体制に反対する政治的動員が高まりつつあるなかで起こった。1976年のソウェト蜂起とそれに続くアパルトヘイト体制の危機は、両大学にとって分水嶺となった。これらの出来事は、進歩的な「オープン・ユニバーシティ」モデルに基づき、人種差別のない学術研究機関を創設するために、両大学が対抗的な教育戦略をさらに発展させるうえで大きな影響を及ぼした。

 本発表では、学生コミュニティ、教員、進歩的な職員によるアパルトヘイトに対する政治的動員の形態と、それらが教育実践と知識の構築に及ぼした影響に焦点を当てる。本発表はまた、特定の政治的状況下において、支配的で抑圧的な政治秩序に直接的に挑戦する大学が直面する教育上の課題、機会、そして予期せぬ帰結を掘り下げる。極右勢力の動員が世界的に活発化している現在の状況において、これら2つの大学の歴史的経験から導き出される教訓は、今日の高等教育にとってもきわめて重要な意味を持つ。

【キーワード】
歴史的な黒人大学、アパルトヘイト体制、対抗的な教育戦略、高等教育、政治的動員、人種差別のない機関、教育実践と知識の構築

◆日時:2026年11月12日(木) 17時40分~19時10分(6限)
◆場所:ハイブリッド方式 対面(東京外国語大学 研究講義棟 1階 102教室)& オンライン(Zoomミーティング)
アクセス:https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/access.html

◆使用言語:英語 (通訳なし)
◆参加費:無料

定員:対面110名 ・ オンライン300名
事前申し込みはこちらQRコードから。もしくは、こちらより、お願い致します。

QR_118th regform.png

申し込み〆切:2026年11月12日(木)正午 ※ もしくはZoom参加者が定員に達し次第締め切らせていただきます。

◆共催:日本アフリカ学会関東支部