2021年9月から当センターの招へい研究者を務めたリーズ大学(英国)のクウェク・アンピア博士が5か月間の滞在を終えて帰国しました。本学では学部と大学院の授業を受け持っていただき、京都大学でのセミナーで報告していただき、この他にもこれまでの来日で知り合った数多くの方々にお声がけいただき交流してらっしゃいました。私たちが驚くほどの人脈です。コロナ禍により招へいを丸1年延期しましたが、日本・アフリカ関係を専門にしてらっしゃることからも、アンピア博士を当センターで招へいできたことには大きな意義があると思っています。
これまで何度も来日し長期で日本滞在したこともあるため、日本での生活にはとても慣れていたアンピア博士。国際基督教大学在学時には下宿先が本学からわりと近い場所にあったため、多摩地区の変遷には私たちよりも詳しかったです。また、ふとした細かな日本に関する疑問にも答えてくれたりと、日本についてアンピア博士から学ぶ、ということもよくありました。博識でジョークが大好き、たまにおっちょこちょいなところを見せてくれる気さくな性格のアンピア博士との会話はいつも笑いにあふれ、すでにあの日々が恋しいです。自身の研究テーマのために遠くない未来に来日予定とのことで、再会できる日が今から楽しみです。今回のアンピア博士の来日を知って声をかけてきた方々のお気持ちが今はよくわかります。次の来日時は私たちも彼らのようにアンピア博士に連絡しどうにか会おうとすることでしょう。
アンピアさん、楽しい日々をありがとうございました!