受験生向けブログ VOICE 2024年度
- 東京外大の推薦入試ってどんな感じ? -学校推薦型選抜体験記- 2024.6.11
- フランス・グルノーブルで過ごした1ヶ月 2024.5.14
東京外大の推薦入試ってどんな感じ? -学校推薦型選抜体験記-
Selamat siang!(こんにちは!)
TUFSアンバサダー言語文化学部インドネシア語専攻1年のちあです。
気づけば2024年も半分が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、学校推薦型選抜を経て東京外国語大学に入学した、私の受験体験記をお話しします。
私が学校推薦型選抜を受験した理由は、中学校や高校で取り組んだ課外活動や大学で学びたいことを先生方に直接アピールできるからです。
私が出願した際には、出願書類の1つに「活動報告書」があり、語学に関する取り組み、部活動、生徒会活動、ボランティア活動、総合的学習、その他の活動の6つの項目について言及することができました。高校在学中に各項目1つ以上の活動に取り組んでいたため、3年間で積み重ねてきた実績や身につけた力をアピールできたのは、学校推薦型選抜の大きなメリットであったと感じています。
ちなみに、「推薦入試は早めに合格が出るのもメリットである」と耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。受験校決定から合格をいただくまでの私のスケジュールはこのような感じでした。
高校3年
6月 | 東京外国語大学を受験することを決める →志望理由書の組み立て方のワークブックを使用し、自己分析を行う(〜8月頃) |
10月 | 志望理由書と活動報告書を書き始める |
11月 | 出願 第1次選考合否発表(書類選考) 面接練習、小論文対策(要約の練習、過去問を解く) |
12月 | 第2次選考(面接・小論文) 第2次選考合否発表 |
ここまで私の受験の経験をもとに学校推薦型選抜についてお話ししてきました。
受験校にかかわらず推薦入試の準備は一朝一夕でできるものではありません。学校推薦型選抜での受験を考えている方は、先を見据えた受験スケジュールをたて、早めに課外活動や評定の維持に取り組むことが重要です!
また、インターネット上にも東京外国語大学の学校推薦型選抜の体験記はそう多くは載っていません。そんな時は、オープンキャンパスなどのイベントに参加し東京外大生と話をしてみるとヒントを得られるかもしれません。
なお、2024年度のオープンキャンパスは以下の日程で開催予定です。先生方、そして私たち東京外大生とお話できる貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください!
【来場型オープンキャンパス】
7月28日(日) 府中キャンパス
【オンラインオープンキャンパス】
8月1日(木) zoom
【ミニオープンキャンパス】
11月24日(日) 府中キャンパス(外語祭と同時開催)
- 詳細はこちらから
東京外国語大学でみなさんのことをお待ちしています!
※2024年度入試時点での情報ですので、最新の情報はホームページ等からご確認ください。
フランス・グルノーブルで過ごした1ヶ月
2024.5.14
Bonjour à tous!(皆さん、こんにちは!)
TUFSアンバサダー言語文化学部フランス語専攻2年のももかです。
新学期が始まり1ヶ月以上が経ちましたね。
私は今年の3月、フランスのグルノーブルという地域へショートビジットに行ってきました。
この記事ではそこでの体験や、私が感じたことをお伝えしたいと思います!
私はグルノーブル・アルプ大学で1ヶ月間、フランス語の授業を受けていました。
授業はもちろんすべてフランス語で、私のクラスでは教室に入るとフランス語しか話してはいけないという決まりがあり、さらには辞書を使うことも禁止(!)されていました。
意味が分からない単語があったときは、先生が画像やジェスチャーを交えながら易しいフランス語で説明してくれました。
クラスメイトは国籍も年齢も様々で、フランス語を共通言語としてコミュニケーションを図れたことは、とても貴重な体験でした。
(知らない単語が多かったので、授業では復習が欠かせません。毎授業後に単語の意味をまとめてノートを作っていました。)
グルノーブルはフランスの南東部に位置しており、周りを山で囲まれていることもあり、自然が豊かで美しい街です。
学校にはガイドさんが常駐していて、週末や放課後にはグルノーブルの様々な場所を案内してもらいました。
(山の頂上からは、グルノーブルの街を一望できます。)
(Grotte de Chorancheという洞窟です。水の鮮やかな青色がとても美しかったです。)
私は寮ではなくホームステイを選び、アパルトマン(日本でいうところのマンション)でホストマザーのマダムとチュニジア人の留学生と一緒に生活していました。
二人ともとても温かい方で、会話や食事を通じてフランスとチュニジアの文化を実際に体感することができました。
マダムは毎週末、友人を自宅に招待して夕食を振る舞っていました。
たくさんのフランス人の方のお話しを聞いたり、日本についてフランス語で話したりすることは、難しいながらもとても楽しかったです。
(滞在最後の日にマダムが作ってくれた、アルザス地方の郷土料理・シュークルートです。フランス料理はシンプルながらも美味しいものばかりです。)
(デザートも用意してくれました!こちらは、洋ナシのコンポートとバニラアイスにチョコレートがかかったミニパフェです。)
このフランスでのショートビジットは、私にとって初めての海外・初めてのフランスでした。
自分の長年の夢であったフランス渡航の夢が叶い、毎日体験することの全てが新鮮に感じられた1ヶ月でした。
これを読んでくださった中高生の皆さんが、少しでもフランス語・フランス文化に興味を持ってくださったら嬉しいです。
À bientôt! (それでは、また!)