アクションプラン
アクションプラン 2023-2024
本学の教育・研究は、世界の多様性を基盤としています。その強みは、地域研究を基礎に、世界の現場を知っている点にあります。現在、⽇本を含む世界は、多くの問題に直⾯しています。その中で、私たちは、社会的、歴史的、⽂化的⽂脈のなかで問題をとらえ、解決法を導く役割を果たしていかなくてはなりません。多様性が「⼒」であることを示し、世界の平和と多⽂化共⽣に寄与することを⽬標に、本学は次の事業に取り組みます。
※各プランの下に記しているロゴは、第4期中期計画の該当計画を表します。中期計画およびロゴの説明はこちらをご覧ください。
1.本学の研究の発展のために
①「多⽂化共⽣」をキーワードに、本学の研究の特⾊と強みを可視化し発信します。
② 国や社会の境界を越えて研究連携を広げます。
③ 社会問題の解決に向け、⼈⽂社会の⽴場から学際研究及び社会との共創につながる研究を積極的に組織・支援します。
④ 科研費獲得、研究交流など研究推進のための⽀援強化と環境充実化を進めます。
⑤ 学術研究成果及び学術データの保存・公開・活⽤のための体制を強化し、オープンサイエンスを推進します。
⑥ 世界諸地域に関する多様な地域研究を推進するとともに、その知⾒を連携・統合し、問題解決に向け成果の発信に努めます。
2.学部・⼤学院の教育の充実と豊かな学⽣⽣活の実現のために
① 問題設定・解決能⼒を持つ⼈材育成をめざし、特徴ある教育実践を広げていきます。
② 学部・⼤学院において、今⽇的課題に応じた教育プログラムを構築します。
③ 「世界をキャンパスに」-世界の⼤学との連携を進めます。
④ 「キャンパスを世界に」-留学⽣と⽇本⼈学⽣が真に共学するキャンパスを創ります。
⑤ データサイエンス関連を中⼼にした理数系科⽬の充実による、⽂理融合型教育を推進します。
⑥ 世界と結びついた新時代の⾔語教育を追求します。
⑦ 広く社会につながる⼤学院教育の充実を図ります。
⑧ 国内の⼤学との連携教育を推進し、広い視野の涵養に務めます。
⑨ 教育のDX化を進めるとともに、オンライン連携教育を展開します。
⑩ 学⽣⽀援の充実(⼼⾝の健康の促進、学修⽀援、課外活動⽀援、就職⽀援、経済⽀援)を図ります。
3.多⽂化共⽣へのニーズを核とした、社会連携・地域連携・⼤学間連携の充実のために
① 多⾔語多⽂化共⽣センターの活動などにより、本学の社会連携事業を効果的に実施します。
② ⽇本語教育分野や英語教育分野での社会連携・地域連携・⼤学間連携を進めます。
③ 卒業⽣とのネットワークを強化します。
④ ⼤学基⾦を通じ社会からの⽀援を獲得する活動を強化します。
4.本学の健全な経営、職場環境の改善、さらに安全で美しいキャンパスの整備のために
① 点検評価・IR 体制を強化し、その分析をふまえ本学のガバナンス体制を⾒直します。
② 財政基盤の強化に努めます。
③ ダイバーシティが確保され、だれもが働きやすい職場環境を創ります。
④ 安全で美しいキャンパスの維持を図ります。
⑤ ⼤学運営のDX化を進めます。