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言文:英語教育学研究A(専門演習) 外:言語教育学演習 †
目的 †
- 投野ゼミ(学部3年生)対象の演習科目
- コーパス言語学と外国語教育の学際分野の基本を学び、具体的にコーパス処理の基礎を演習し、コーパスを使った外国語教材作成プロジェクトを実施する
秋学期の内容 †
- 英語学習者コーパスの概観
- テキスト:『英語学習者コーパス活用ハンドブック』(大修館書店)
- 春学期は主として汎用コーパス、web インタフェースでの利用を中心にコーパス言語学の基礎を学んだが、秋は英語教育分野への応用を考えて、学習者データの分析に焦点化する。
- ICLE
- LINDSEI
- NICE
- JEFLL
- ICCI
- NICT JLE
- ICNALE
- 認知言語学的分析
- エラータグ分析
- 語用論的分析
- 会話分析
- n-grame/p-frame分析
- 多変量分析
- 線形モデル
- 機械学習
- 情報構造分析
- 半自動用例抽出
スケジュール †
- 11月の海外の学会講演のため、2回水曜日が出発日と重なってしまうことが判明し、ここは TA に Sketch Engine の講習を再度やってもらい、後半のプレゼン準備を各自でする,と言うことにしたいと思います。
日付 | 章:レポーター | 演習の内容 |
10/24 | 2章:デントン | 演習:concordance の例文コーディング |
10/31 | 3章:吉川 | 演習:カイ2乗検定(chi-square)と残差分析の基礎 |
11/07 | Sketch Engine の再講習(川本さん)+後半のプレゼン準備 | 院生によるアドバイス |
11/14 | Sketch Engine の再講習(川本さん)+後半のプレゼン準備 | 院生によるアドバイス |
11/12 | 外語祭 | |
11/28 | 4章:小山、5章:大山 | 演習:n-gram, P-frame の抽出 |
12/05 | 6章:菊地、7章:高橋・須田 | 演習 |
12/12 | 8章:寺田、9章:田口 | 演習 |
12/19 | 研究テーマ検討会 | 全員 |
1/09 | 中間報告(1) | 全員 |
1/16 | 中間報告(2) | 全員 |
2月初旬 | 研究室発表会 | 全員 |
- 今年は人数が多いので、ゼミ生はポスター発表を行う予定
春学期の内容 †
- コーパス言語学の基礎概念をテキストを購読しながら学ぶと同時に,コーパス処理の基礎を習得する。テキストを用いた専門知識の理解と Sketch Engine というコーパス検索システムの使用法に習熟する。
計画(予定) †
- イントロダクション:コーパスと言語教材作成
- コーパス言語学の基礎(1):コーパスの定義と歴史的変遷
- コーパス言語学の基礎(2):コーパスの情報付与
- コーパス言語学の基礎(3):コーパスの種類
- コーパス言語学の基礎(4):コーパスと応用分野
- コーパス言語学の基礎(5):コーパスと辞書
- コーパス言語学の基礎(6):コーパスと文法研究
- コーパス言語学の基礎(7):コーパスと言語習得研究
- コーパス言語学の基礎(8):コーパスと言語教育
- CEFR準拠の学習者データの分析(1):CEFR の概要と English Profile
- CEFR準拠の学習者データの分析(2):English Profile の学習者データ分析の概要
- CEFR準拠の学習者データの分析(3):エラータグ付与の実際
- CEFR準拠の学習者データの分析(4):基準特性抽出の研究概観
- アクティブ・ラーニング(1):夏学期中に実施するゼミ合宿に参加し、プロジェクト・テーマに関して研究デザインを提案し、議論と考察を深める
- アクティブ・ラーニング(2):夏学期中に実施するゼミ合宿に参加し、プロジェクト・テーマに関して研究デザインを提案し、議論と考察を深める
コーパス紹介 †
コーパスの紹介: PDF
スケッチエンジン †
スケッチエンジンマニュアル: PDF
発表担当 †
日時 | 教科書のチャプター | レポーター | 発表資料 | ツール練習 |
4月11日(水) | A1 | 全員 | PDF? | Sketch Engineとは |
4月18日 | A2 | ( 鈴木さん ) | PDF? | Sketch Engine (コンコーダンス1: 川本) |
4月25日 | A3 | ( 須田さん ) | PDF? | Sketch Engine(コンコーダンス2: 川本 X ) |
5月 2日 | A4 | ( 菊地さん ) | PDF? | Sketch Engine(コンコーダンス2:川本) |
5月 9日 | A7 | ( 高橋くん ) | PDF? | Sketch Engine(コンコーダンス3:川本) |
5月16日 | A5 | ( 寺田さん ) | PDF? | Sketch Engine(コンコーダンス4:川本) |
5月23日 | A10 | ( 高橋くん・田口さん ) | PDF? | Sketch Engine(ワードリスト1:江口) |
6月6日 | C1 | ( 田口さん ) | PDF? | Sketch Engine(ワードリスト2:江口) |
6月13日 | C2 | ( 吉川くん ) | PDF? | Sketch Engine(ワードスケッチ) |
6月20日 | C3 | ( 菊地さん ) | PDF? | Sketch Engine(パラレル・コーパス:高倉) |
6月27日 | C5 | ( 寺田さん ) | PDF? | |
履修の注意事項 †
- 成績の評価
- テキストの分担箇所のレポート25%、コーパス検索の演習25%、コーパス検索に関するテスト25%、夏合宿でのテーマ検討25%
- 事前学習等
- テキストは英語なので毎回指定した章の予習をして質問事項を整理しておくこと。
- 授業上の注意
- プログラミングの知識は不要だが,コンピューターを多用するので馴れが必要。時間外の作業が多少なりともあるので,準備をきちんとすること。対象となる外国語は問わないが,主として英語の例を示す。
テキスト †
- ISBN 0415286239
- 書名 Corpus-based language studies : an advanced resource book / Tony McEnery?, Richard Xiao and Yukio Tono
- 著者名 McEnery?, T., Xiao, R., & Tono, Y. 出版社 Routledge 出版年 2006
関連URL †
- DCMI Dublin Core Metadata Initiative: Wikipedia の解説
- OLAC Open Language Archives Community
- IMDI ISLE Metadata Initiative; IMDI tools もある
- TEI Text Encoding Initiative
- CES Corpus Encoding Standard
PDF †
テキストは各自で調達。それまでは以下をダウンロードして利用して下さい: