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言語教育学(演習) 2012年度 4 単位 †
コーパスを用いた言語教材作成演習 通年 木 3 †
- 投野 由紀夫
- 教室:315(人数が多めなのでパソコン教室を検討)
- メーリングリスト:tono-2012thu3@tufs.ac.jp
授業の目標 †
- 外国語教育におけるコーパス利用は世界中で活発に研究され始めている。コーパス利用によって得られる新しい知見とは何か?それを基にした外国語教材研究はどのような成果を上げているか?さらに新たな教材開発の可能性は?
- こうした問いに対するディスカッションをしながら,各自がコーパスに触れ,データ処理をしながら,言語教材の研究と開発の基礎的なプロセスを習得する。
授業の概要 †
- 前期はコーパス言語学の基礎概念をテキストを購読しながら学ぶと同時に,コーパス処理の基礎を覚える。後期は具体的なプロジェクトを設定し,教材のプロトタイプを開発する。
- 石川慎一郎(2012)『ベーシックコーパス言語学』(ひつじ書房)
- Mcenery, T., Xiao, R., & Tono, Y. (2006) Corpus-Based Language Studies. (Routledge)
最初の2章だけ,入手できるまで下記のPDFを利用してください:
授業の計画 †
コーパスの種類(レポート) †
- Spoken
- London Lund Corpus
- CANCODE
- Santa Barbara Corpus of American English (SBCAE)
- Written/Spoken
- British National Corpus (BNC)
- American National Corpus (ANC)
- Corpus of Contemporary American English (COCA)
- International Corpus of English (ICE)
- Learner
- ICLE
- Longman Learner Corpus
- Cambridge Learner Corpus
- JEFLL
- NICT JLE Corpus
後期: †
- 各自で具体的なプロジェクトを考案。コーパスからデータ抽出した結果を基にして,外国語教育の教材や分析結果を成果物として提出。かつ,その中間報告をメンバー間で何度か発表しあい,感想やディスカッションをもとに,最後に完成版を提出する。