ホーム
『DER KEIM』
研究会便り
会則
『DER KEIM』とは
執筆要項
電子発行方針
最新号
Nr.46 (2022)
過去の号
Nr. 45-41 (2021-2017)
Nr.45 (2021)
Nr.43⋅44 (2020)
Nr.42 (2018)
Nr.41 (2017)
Nr. 40-31 (2016-2007)
Nr.40 (2016)
Nr.39 (2015)
Nr.38 (2014)
Nr.37 (2013)
Nr.36 (2012)
Nr.35 (2011)
Nr.34 (2010)
Nr.33 (2009)
Nr.32 (2008)
Nr.31 (2007)
Nr. 30-21 (2006-1997)
Nr.30 (2006)
Nr.29 (2005)
Nr.28 (2004)
Nr.27 (2003)
Nr.26 (2002)
Nr.25 (2001)
Nr.24 (2000)
Nr.23 (1999)
Nr.22 (1998)
Nr.21 (1997)
Nr. 20-11 (1996-1987)
Nr.20 (1996)
Nr.19 (1995)
Nr.18 (1994)
Nr.17 (1993)
Nr.16 (1992)
Nr.15 (1991)
Nr.13⋅14 (1990)
Nr.12 (1988)
Nr.11 (1987)
Nr. 10-1 (1986-1977)
Nr.10 (1986)
Nr.9 (1985)
Nr.8 (1984)
Nr.7 (1983)
Nr.6 (1982)
Nr.5 (1981)
Nr.4 (1980)
Nr.3 (1979)
Nr.2 (1978)
Nr.1 (1977)
DER KEIM Nr.46 (2022) 成田節教授退職記念号
<雑誌全体>
DER KEIM Nr.46 (2022)
<エッセイ>
カイムと私
Der Keim und ich
成田節 (Takashi NARITA) ...... 1 -3
<論文>
二作目の自伝的オペラ《クリストフォロス,あるいは「あるオペラの幻影」》「芸術の黄昏」の時代におけるシュレーカーの試み
Franz Schrekers zweite autobiografische Oper
Christophorus oder »Die Vision einer Oper«
als ein Experiment in der Zeit der „Kunstdämmerung“
田辺とおる (Toru TANABE) ...... 5 -38
現代ドイツ語「
am
進行形(
am
+ V-Infinitiv +
sein
)」の機能に関する考察 ― 語彙的アスペクトとの関わりから ―
Die Funktion des „
am
-Progessivs“ im modernen Deutschen. ― Unter besonderer Berücksichtigung des lexikalischen Aspekts ―
沼畑向穂 (Hisaho NUMAHATA) ...... 39 -62
<研究ノート>
名詞複合語における接合要素の再定義―名詞語幹と接合要素の関係を手がかりに―
Neudefinition der Fugenelemente in Nominalkomposita ― Anhand von der Beziehung zwischen Nominalstämmen und Fugenelementen ―
池田裕行 (Hiroyuki IKEDA) ...... 63 -79
DER KEIM Nr.45 (2021)
<雑誌全体>
DER KEIM Nr.45 (2021)
<論文>
名詞化の項実現の形態論的・語彙意味論的条件―コーパスに基づく経験的調査研究―
Morphologische und lexiko-semantische Bedingungen fur Argumentrealisierung bei Nominalisierungen ― Eine korpusbasierte empirische Untersuchung
小林大志 (Taishi KOBAYASHI) ...... 1 -24
グスタフ・クリムトが描く女性像の変容―《ユーディットⅠ》の解釈をめぐって―
Der Wandel Gustav Klimts Frauenbild ― Zur Interpretationsfrage von ≫Judith I≪ ―
中橋京香 (Kyoka NAKAHASHI) ...... 25 -46
創作技法としての「盗作」と「捏造」―ローベルト・ヴァルザーの「盗み」の意識―
Plagiat und Falschung als Schreibtechniken: Robert Walsers Poetik des „Raubs“
木村千恵 (Chie KIMURA) ...... 47 -68
DER KEIM Nr.43⋅44 (2020)
<雑誌全体>
DER KEIM Nr.43⋅44 (2020)
<論文>
競合と対立 ― 現代ドイツ語のblühen とその派生動詞における意味分化 ―
Konkurrenz und Opposition: Über die semantische Differenzierung bei
blühen
und dessen verbalen Ableitungen
佐藤宙洋 (Takashiro SATO) ...... 1 -28
<研究ノート>
ドイツ語の不定詞名詞化における項の義務性・非義務性 ― 非明示的な項の解釈について ―
Obligatorik/Fakultativität von Argumenten der Infinitivnominalisierungen im Deutschen ― Zu Interpretationen der impliziten Argumente ―
小林大志 (Taishi KOBAYASHI) ...... 29 -51
<書評>
書評:新本史斉著『微笑む言葉,舞い落ちる散文―ローベルト・ヴァルザー論』鳥影社,2020年
Rezension zu: Fuminari Niimoto: Lächelnde Worte, nach unten tänzelnde Prosastücke. Nagano: Choeisha, 2020.
木村千恵 (Chie KIMURA) ...... 53 -55
DER KEIM Nr.42 (2018)
<論文>
移動を表す不変化詞動詞における起点・着点の表出-ausfahren, einfahren を例に-
Zur Realisierung des Ausgangsortes und des Zielortes bei Partikelverben der Fortbewegung -Am Beispiel von
ausfahren
und
einfahren
-
高橋美穂 (Miho TAKAHASHI) ...... 1-23
ドイツ語における名詞化複合語の項の解釈について-項の意味論的階層関係と階層外項-
Zur Argumentinterpretation der deutschen Nominalisierungskomposita -Semantische Argumenthierarchie und auserhierarchisches Argument-
小林大志 (Taishi KOBAYASHI) ...... 25 -48
同幹類義動詞の研究:
merk-
とその派生語の場合
Eine Untersuchung von sinnverwandten stammgleichen Verben:
merk-
und dessen Ableitungen
佐藤宙洋 (Takashiro SATO) ...... 49 -70
<研究ノート>
哲学の挫折の物語:フィリップ・マインレンダーの『ルペルティーネ・デル・フィーノ』の新たな位置づけ
Eine Geschichte des philosophischen Scheiterns: Philipp Mainländers „Rupertine del Fino“
永盛鷹司 (Yoji NAGAMORI) ...... 71 -88
DER KEIM Nr.41 (2017)
<論文>
接頭辞be- の類推促進機能:bemerkenを例に
Analogie fördernde Funktion des Prafixes
be-
: Eine Untersuchung anhand von
bemerken
佐藤宙洋 (Takahiro SATO) ...... 1-22
<研究ノート>
オペラを書く,というオペラ -シュレーカーの自伝的出世作《遥かなる響き》-
Eine Oper übers Oper-Schreiben Franz Schrekers autobiografisches Durchbruchsstück: „Der ferne Klang“
田辺とおる (Toru TANABE) ...... 23-47
DER KEIM Nr.40 (2016)
<論文>
移動を表す不変化詞動詞と経路項との共起について― fahren の不変化詞動詞を対象に ―
Zur Kombinatorik der Partikelverben der Fortbewegung mit direktionalen Wegargumenten am Beispiel von Partikelverben mit
fahren
高橋美穂 (Miho TAKAHASHI) ...... 1-25
フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された者たち》にみるシェーンベルクの余韻 ―《 幸福な手》との関係において ―
Arnold Schönbergs Nachklang in Franz Schrekers Oper „Die Gezeichneten“ -Im Verhältnis zu „Die glückliche Hand“-
田辺とおる (Toru TANABE) ...... 27-51
創作活動/盗賊稼業 -ローベルト・ヴァルザー『盗賊』における断片からの創造-
Robert Walser als Schriftsteller und Räuber - Sein Schaffen durch Fragmente im „Räuber“-Roman-
木村千恵 (Chie KIMURA) ...... 53-76
伝達の形式としての「真実」と「物語」-ラフィク・シャミ『夜の語り部』の「語り」-
„Wahrheit“ und „Erzählung“ als die Form der Mitteilung - Das Erzählen in Rafik Schamis Roman „Erzähler der Nacht“-
永盛鷹司 (Yoji NAGAMORI) ...... 77-95
DER KEIM Nr.39 (2015)
<論文>
フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された人々》における欲望のかたち
Die Formen der Begierde in Franz Schrekers Oper „Die Gezeichneten“
田辺とおる (Toru TANABE) ...... 1-23
物語の共有-ラフィク・シャミの『夜の語り部』について-
Wie man gemeinsam erzählen und zuhören kann „ Über Rafik Schamis „Erzähler der Nacht“-
永盛鷹司 (Yoji NAGAMORI) ...... 25-46
DER KEIM Nr.38 (2014)
<論文>
ドイツ語研究の新たな構想―個別言語研究の実用的応用 ―
在間 進 (Susumu ZAIMA)
interessieren - interessiert - Interesseの語法 ― 前置詞の意味を手がかりに ―
佐藤宙洋 (Takahiro SATO)
形容詞述語の意味構造と相関詞
es
の出現の義務性・任意性 ― 事実性の観点から ―
井坂ゆかり (Yukari ISAKA)
消去のシステムとしての饒舌性―ローベルト・ヴァルザーの『散歩』について ―
木村千恵 (Chie KIMURA)
<研究ノート>
ドイツ語心態詞について ― 情報の共有の視点から ―
成田吉重 (Yoshishige NARITA)
DER KEIM Nr.37 (2013)
<論文>
ハイナー・ミュラーの創作における翻訳の可能性 ― シェイクスピア『お気に召すまま』翻訳をめぐって ―
村瀬民子 (Tamiko MURASE)
動詞+名詞コロケーション分析に基づく句例抽出手法
阿部一哉 (Kazuya ABE)
<研究ノート>
語幹派生名詞と項の実現 ― 動詞対格項を属格で実現できない派生名詞について ―
小林大志 (Taishi KOBAYASHI)
DER KEIM Nr.36 (2012)
<論文>
創造過程への支援という視点から見た劇場政策の課題. ドイツにおける劇場の統廃合と超域的な支援手法の登場は何を意味するのか
秋野有紀 (Yuki AKINO)
「条件文的」に解釈される名詞句の冠詞選択について
小林大志 (Taishi KOBAYASHI)
<研究ノート>
多和田葉子のテキストにおける文字.『ボルドーの義兄』『飛魂』を中心に
桑山佳子 (Keiko KUWAYAMA)
移動動詞の使役化について
髙橋美穂 (Miho TAKAHASHI)
DER KEIM Nr.35 (2011)
<論文>
ドイツ語研究に関する三つの考察―容認性,規則化,使用頻度―
在間進 (Susumu ZAIMA)
定動詞後置を伴わないドイツ語の副文にみる定動詞位置の動機づけ
田中雅敏 (Masatoshi TANAKA)
<研究ノート>
スイスにおける多言語の状況. 4つの国語とドイツ語ダイグロシア
田嶋諒一 (Ryoichi TAJIMA)
チェコ語・ドイツ語の話法の助動詞の比較
油尾昌輝 (Masaki YUO)
DER KEIM Nr.34 (2010)
<論文>
文化政策的な視点からのクルトゥーア・フェアミットルンクへの一考察 ―ドイツは芸術文化政策の公共性をいかに理論化しているのか
秋野有紀
翻訳文学における女ことば. 翻訳規範の視点からの考察
桑山佳子
ケストナー『エーミールと探偵たち』の現代日本における翻訳
杉山香織
DER KEIM Nr.33 (2009)
<論文>
晩年スタイル ― アドルノをめぐって ―
平野篤司
ベンヤミンはハイパーテクストの夢を見るか. あるいは,ハイパーテクストの触覚性
山口裕之
ロッテ・ライニガーの影絵アニメーションとメルヘンの世界
西口拓子
踊る身体 ― 身体と動作のひとつの概念史として
吉田耕太郎
「 万人に文化を」とミュージアム政策. フランクフルト・アム・マイン市における1970 年代初頭の政策を例に
秋野有紀
ケストナー『エーミールと探偵たち』の昭和初期日本における受容
杉山香織
『 ウルリーケ・マリア・シュトゥアルト』の二つの上演.「ドイツ赤軍派」をめぐる記憶と表象
山本裕子
<研究ノート>
Zur Konkurrenz von zu-Infinitivkonstruktionen und dass-Satzen
Mohamed Fathy
ドイツの90年代ポップ文学は終わったか?
大塚ちはや
DER KEIM Nr.32 (2008)
<論文>
「私」が語る文学 ― ドイツ「ポップ文学」の語りのあり方―
大塚ちはや
クリエムヒルトとプリュンヒルト― なぜ『ニーベルンゲンの歌』のヒロインはクリエムヒルトなのか ―
小畑友佳
バンベルク大聖堂の聖母像とその表現様式の発展
仲間 絢:
ドイツ語移動動詞における完了の助動詞の選択 ― bummeln, fliegen, rudern, schwimmen, segeln を対象としたコーパスに基づく頻度分析
高橋美穂
ドイツ語形容詞における副詞的用法の分類
信國 萌
名詞を修飾する分詞について
モハンマド・ファトヒー
DER KEIM Nr.31 (2007)
<論文>
名詞付加語のzu不定詞句について
モハンマド・ファトヒー
言語・語り手・生 ― エルフリーデ・イェリネクが語るもの ―
山本裕子
Ad-hoc-Wortbildung ― am Beispiel der Zeitkolumnen von Tita von Hardenberg ―
Vincenzo Spagnolo
DER KEIM Nr.30 (2006)
<論文>
ケストナーの児童文学観 ― 民衆本『オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』の語り直し ―
杉山香織
ロゴ入りTシャツの挑発 ― クリスティアン・クラハト『ファーザーラント』にみるドイツのポップ文学 ―
大塚ちはや
文化の地勢を旅行する ―『 クアラント女性の手紙』におりこまれた文化的差異とジェンダー ―
吉田耕太郎
歴史的絶対者の可能性 ― ユルゲン・ハーバマスの『絶対者と歴史』における『世界時代』構想の射程 ―
板橋祐己
<研究ノート>
ドイツ語動作受動文のコーパスに基づく使用頻度分析
須田佳寿子
DER KEIM Nr.29 (2005)
<論文>
ドイツ語を母語とする日本語学習者の文章における「視点」の傾向 ― 授受動詞・移動動詞について ―
加藤由実子
言語運用に基づくドイツ語研究の試み
阿部一哉
現実と表象の間の劇場空間 ―ベルリン・フォルクスビューネにおける『白痴』(ドストエフスキー作,フランク・カストルフ脚色・演出)の上演とその舞台としての『ノイ・シュタット』(ベルト・ノイマン設計)―
田原奈穂子
啓蒙の文学論 ― エンゲル『ハンドルンク論』(1774)の射程とその文学的コンテクスト ―
吉田耕太郎
DER KEIM Nr.28 (2004)
<論文>
文学的営為と道徳 ― C・F・ゲラートの演劇論・文学論の分析から ―
吉田耕太郎
カフカとイデッシュ
原真理
記憶の場所/建築 ― ベルリン・ユダヤ博物館をめぐって ―
寺田葉子
ドイツ語における3 格の用法の実態調査 ― 吉本ばなな『アムリタ』のドイツ語訳(“Amrita”)を題材とし―
浜津大輔
DER KEIM Nr.27 (2003)
<論文>
グロテスクな自己演出 ― ジョージ・グロスの風刺世界とダダ的身振り ―
小松原由理
首都と地方都市の誕生 ― 地図と旅行記から確認する18 世紀ドイツ空間表象について ―
吉田耕太郎
<研究ノート>
言語運用にみるドイツ語「状態変化動詞」の自他
カン・ミンギョン
DER KEIM Nr.26 (2002)
<論文>
シュテファン・ツヴァイクとヨーゼフ・ロートのコスモポリタン性 ―「オーストリア」と「ハプスブルク」と「ユダヤ」―
久保美由紀
語幹に形容詞を持つ er-動詞
阿部一哉
Einige Probleme der kausativinchoativen Alternationen bei den Zustands veranderungs verben der deutschen Sprache
Minkyeong Kang
„Ein Garten/So weise angelegt“: Geschichte im Bild von gestalteter Natur in Brechts ‚Buckower Elegien‘
Marco Raindl
ent- 動詞についての考察
斉藤理恵
DER KEIM Nr.25 (2001)
<論文>
そうならないように,みんなで頑張りましょう。
在間 進
KEIM25 号にさいして ― 先輩のお祝いとお説教と期待のことば
菊池武弘
ドイツ語「状態変化動詞」の統語的意味約分析
カン・ミンギョン
グリムの同時代人,ベヒシュタイン ― その昔話とアイロニー ―
西口祐子
新しい言葉を求めて ― ラウール・ハウスマンの言語実験 ―
小松原由理
Das Urheberrechtsproblem bei Choreographien in Japan: computergestutzte Labanotationals Losung
Yuki Akino
虚構と現実―映画の分析を通して西村尚志
DER KEIM Nr.24 (2000)
<論文>
滅びのなかの永遠 ― リルケ『オルフォイスへのソネット』 ―
荻原耕平
Das Bild der Menschen in derWeimarer Republik
Yuri Komatsubara
二重目的語構文の実証的分析
時田伊津子
<研究ノート>
現代ドイツ語におけるer- 動詞 ―辞書の語義記述に基づく意味分類 ―
阿部一哉
ドイツ語Acl 構造のコーパス分析とその問題提起
山田寛明
DER KEIM Nr.23 (1999)
<論文>
凝縮と4 格化
阿部一哉
ドイツ語の代名詞es の用法記述について
山田寛明
ロリオ研究2 ― ロリオのユーモア ―
横浜正明
リルケ『始源音』についての小論
荻原耕平
<研究ノート>
ラテン語基本動詞の形態的比率― ドイツ語基本動詞1300 との比較―
妹尾知昭
DER KEIM Nr.22 (1998)
<論文>
石の心臓とカウボーイ ― ファンタジー児童文学とベンノー・プルードラ『海賊の心臓』 ―
本田雅也
ゲオルク・トラークル,詩人と麻薬
杉岡幸徳
空間関係を表現する分離・非分離前つづりおよび前置詞による移動表現について
黒田 廉
物の3 格を伴う他動詞文の意味的分類
時田伊津子
道具名詞派生動詞に関する考察
妹尾知昭
ドイツ語のFortis / Lenis 閉鎖音の知覚における母音及び閉鎖区間の持続時間と基本周波数の意味
林 良子
DER KEIM Nr.21 (1997)
<論文>
Differenzierung der japani- schenund deutschen Vokale durch Formantstrukturenin mannlichen und weiblichen Stimmen
Ryoko Hayashi
グリム『昔話集』における方言による語り
西口拓子
「物」を主語とし,経験主を対格目的語として表す他動詞文の意味的考察
三宅洋子
DER KEIM Nr.20 (1996)
<論文>
『 世界審判』に見るカール・クラウスの第一次世界大戦に対する批判的まなざし
中川亜貴子
ドイツ人は日本語のアクセント 語をどのように聴くか
林 良子
「視点」と文型の選択 ― ドイツ語動詞drucken を例に ―
三宅洋子
「物」の3 格を伴う他動詞文の意味構造
時田伊津子
移動動詞steigen についての一考察 ― マンハイム・コーパスによるコロケーション分析 ―
亀ヶ谷昌秀
bekommen 受動をめぐる諸問題
大薗正彦
関係文と冠詞の関係についての一考察
工藤 愛
<研究ノート>
移動と分離・非分離前綴
黒田 廉
DER KEIM Nr.19 (1995)
<論文>
前綴の意味機能について
黒田 廉
現実に生きるノヴァーリス ―あるべき人間の姿を求めて ―
徳岡知和子
ヴォルフガング・ボルヒェルト作『戸口の外で』について
山崎由貴
Reine Kasus und praposi- tionaleKasus ― Eine Uberlegung zu deren Ko dierungsbedingungen―
Masahiko Ozono
DER KEIM Nr.18 (1994)
<論文>
アメリカのフェミニズム批評からのグリム童話研究
今村理子
グリム兄弟と昔話の「信憑性―民俗学における語り手に対する態度の変遷からみて ―
西口祐子
ドイツ語におけるフォーカスの音響音声学的考察
林 良子
前綴りab- の機能に関する考察
黒田 廉
DER KEIM Nr.17 (1993)
<論文>
劇場としてのオーストリア ― 『ヘルデンプラッツ』をめぐって ―
新井瑞穂
ブレヒト『処置』の行き先を小西宏明: 行為としての詩作 ―「旅人の夜の歌(第二)」に寄せて ―
一條亮子
「動詞行為に伴う属性」表現についての意味論的考察
大薗正彦
<研究ノート>
2 年次に何を教えるか ― 専修大学法学部における実践例 ―
神谷善弘
DER KEIM Nr.16 (1992)
<論文>
山口幸輔先生追悼
平野篤司
日本人ドイツ語学習者のドイツ 語発音の特徴 ― 文中の単語の持続時間とポーズの観察 ―
林 良子
ドイツ語教育の問題性 ― 非常勤講師の立場から ―
神谷善弘
Das 文とzu 不定詞句の用法と述語動詞の意味範疇
藤縄康弘
グリム昔話とアンデルセン童 話との比較
今村理子
アヴァンギャルド・ホフマン―ロシアにおけるE.T.A. ホフマン受容
本田雅也
「旅人の夜の歌(第一)」に寄せて
小西宏明
DER KEIM Nr.15 (1991)
<論文>
同一構文に現れる動詞の意味分配― el / e3 / e4 構文を対象に ―
藤縄康弘
日本語の五母音が日本人のドイツ語の発音に与える影響 ― その音響的観察―
磯村一弘
Kromayer: Deutsche Grammatica における文法観
宮澤義臣
グリム昔話集の文体
今村理子
物語世界の成り立ち ― E.T.A. ホフマンの『砂男』と『黄金の壺』の重なりとずれ ―
本田雅也
「 水上の霊の歌」におけるゲーテ的視覚
小西宏明
DER KEIM Nr.13・14 (1990)
<論文>
付加語的属格と動詞派生名詞に関する一考察
宮澤義臣
ドイツ語の意志・願望表現について ― Aufforderung におけるwollen とmochte を巡って ―
田中一嘉
コプラ性
鈴村直樹
酔う観客から問う観客へ ―『例外と原則』をめぐって ―
一條亮子
ベレグリーヌスの幸福 ―『 蚤の親方』試論 ―
津山拓也
初期抒情詩の自然描写におけるゲーテ的視点
小西宏明
<研究ノート>
南西ドイツの方言学
中山由美
DER KEIM Nr.12 (1988)
<論文>
古高ドイツ語の他動詞文におけるzu 不定詞と原形不定詞 ― Tatian の用例に基づいて ―
伊藤公三
移動動詞における「動作性」と「移動性」 ― beginnen との共起性を手掛かりにして ―
栗山郁雄
昔話(Marchen)と心の領域
志賀邦瑞
太ったシュトラピンスキー ― ケラーの「馬子にも衣裳」 ―
押野 洋
ゲーテの初期抒情詩における叙景と韻律
小西宏明
DER KEIM Nr.11 (1987)
<論文>
「 追憶」と「予感」 ― ノヴァーリスの「ハインリッヒ・フォン・オフターディンゲン」(「青い花」)の構造 ―
塩川京子
抒情詩人・若きゲーテの発展
小西宏明
等価の研究
太田タカユキ
ケラーの『幸運の鍛冶屋』試論 ―事物描写を中心に ―
押野 洋
昔話(Marchen)と伝説(Sage)の心理学
志賀邦瑞
現代ドイツ語における再帰代名詞の機能的分類
藤縄真由美
DER KEIM Nr.10 (1986)
<論文>
「 物・事」を主語とする再帰表現についての意味論的一考察
藤縄真由美
「 使役」の構造型 ― geben 型とbringen 型 ―
洞沢 伸
動詞の意味タイプとbeginnen
栗山郁雄
Modalwort についての一考察
大矢俊明
統語的・意味的環境に条件づけられた語義変容パターンについて
田畑義之
象徴の消点 ― ホーフマンスタールの『騎兵物語』―
飯沼隆一
昔話と心理学
野村 泫
DER KEIM Nr.9 (1985)
<論文>
伝説と昔話
野村 泫
エーミールと探偵たち ― 都市を読みかえる子供達 ―
吉原高志
注目の喚起 ― グリム昔話集におけるSage 的Erzahltyp を中心に ―
刀禰泰史
G・ビューヒナー:『レンツ』試論― 自然描写を中心として ―
竹内 宏
暁には未だ遠い時間 ―ドイツの犯罪小説をめぐって(1)―
長澤崇雄
時代と否定 ― ゲオルク・ハイム論 ―
畔上泰治
統語的派生による状態変化表現
田畑義之
国語の森の外へ ― 言語の創造性と翻訳 ―
太田タカユキ
他動的移動を表わす動詞の前綴化― 起点・到達点・両点表現の対照 ―
小川暁夫
分離前綴mit- について
永岡 敦
文レベルにおけるbeginnen との共起性に関する一考察
栗山郁雄
DER KEIM Nr.8 (1984)
<論文>
非人称受動の用法
井口英子
beginnen と結びつく動詞
栗山郁雄
起点・到達点表現の非対称性―〈物の移動〉表現における意味構造に関して―
小川暁夫
lassen と「せる・させる」
城岡啓二
動詞語義の拡大パターンについて
田畑義之
物語の意味作用について
畔上泰治
ホーフマンスタール論初期・Ⅰ
飯沼隆一
R. ブルトマンの「非神話化」論
岩川直子
掠め取られた「成熟 ― アルトゥール・シュニッツラーの『ある別れ』について
長澤崇雄
全作品を貫く螺旋 ―ハンス・E・ノサック論 ―
竹内 宏
DER KEIM Nr.7 (1983)
<論文>
Zu Holderlins Bestimmung des Tragischen
Asahiko Yamaji
Georg Buchner: „Woy-zeck“― dramatischer Aufbau und Sprache ―
Hiroshi Takeuchi
「 空間」への冒険 ― ハインリッヒ・ハイネ『フランスの情況』試論 ―
長澤崇雄
関係としての世界 ― クライスト「O... 侯爵夫人」研究 ―
畔上泰治
意志動詞と無意志動詞の対立
城岡啓二
DER KEIM Nr.6 (1982)
<論文>
述語的形容詞の用法 ― den Kaffeeschwarz trinken のタイプ ―
堀口里志
「場所の変化」から「状態の変化」へ ― den Wagen mit etwas beladen 型の表現についての考察 ―
成田 節
連続性の回復を求めて ― クライストの「拾い子」をめぐって ―
畔上泰治
不機嫌な青春―ハインリッヒ・ハイネの『ハールツ紀行』をめぐって―
長澤崇雄
モモを読む ― 仲介者としてのモモをめぐって ―
吉原高志
DER KEIM Nr.5 (1981)
<論文>
ヴェルンヘルの語りに於ける表現の甦りについて
木崎章光
感覚化した言語―ハントケの『短い手紙』―
沢岡 藩
Bedeutungsanalyse und semantische Valenz ― Eine Studie zur semantischen Valenz als Vertraglichkeits- bedingung ―
Nobuo Ikeuchi
「:モダリティ」の定義に関する一考察
井口 靖
〈:意図性〉を表わす言語表現に関して
森 信嘉
形容詞派生の他動詞の結果性について
堀口里志
Zu den Prapositionen, die den Dativ und Akkusativ regieren
Takashi Narita
DER KEIM Nr.4 (1980)
<論文>
Aktionsart と動詞の分類
岡田公夫
現存完了形におけるモドゥス的側面について ― トーマス・マンの『魔の山』の例文を用いて ―
湯浅英男
ドイツ語法副詞の「主観性」と「客観性」
井口 靖
『 ファウストゥス博士』試論 ― 語り手の視点 ―
飯沼隆一
ヘルダーリンにおける„ die heilige Nuchternheit“(「聖なる覚醒」)という概念について
山路朝彦
DER KEIM Nr.3 (1979)
<論文>
裁く者と裁かれる者の逆転劇 ― C.F. マイアーの「女裁判官」―
江原吉博
「 相対化」する精神 ― ビューヒナーのことばと時代 ―
恒川元行
Schillers Lied „An die Freude“
Fumiya Hirataka
DER KEIM Nr.2 (1978)
<論文>
魔的なものの系譜 ― トーマス・マンの心性 ―
沢岡 藩
Notizen zur Valenztheorie
Hirofumi Mikame
Koartikulatorische Eigenschaften der VlV- und VnV- Lautfolge im Deutschen
Katsufumi Narita
DER KEIM Nr.1 (1977)
<論文>
「ダントンの死」におけるロベスピエール像
大島 衣
抒情詩人マイアーの魂の遍歴 ―水と星のモチーフをめぐって ―
江原吉博
ドイツの伝承童謡について吉原高志
Betrachtungen zum Possessiv- pronomen in der deutschen Sprache der Gegen wart
Koichi Sunaga
Notizen zur Literatursoziologie
Kazuhiro Ochi