東京外国語大学 大学の世界展開力強化事業アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム(IAfP)

【報告】広島オンラインツアーを実施しました(2022年3月22日)

Experience Hiroshima Online

2022年3月22日(火)にPeace Culture Village (NPO) のご協力の下、広島オンラインツアーを実施しました。ツアーにはルワンダのプロテスタント人文・社会科学大学、南アフリカのプレトリア大学、ザンビアのザンビア大学、本学の学生が合計28名参加しました。

<プログラム>
16:00~16:55 第1部 多様な視点を持つことの重要性を知る/ヒロシマへの導入/被爆の実相を知り、共感する(被爆者講和)
17:05~17:50 第2部 被爆者への質問
18:00~18:50   第3部 未来について

本ツアーは3部構成でおこなわれました。第1部と第3部ではZoomのブレイクアウトセッションを利用したグループワークをおこない、メキシコ、アメリカ、イギリス、日本から参加したPCVのファシリテーターのリードの下で活発に意見が交わされました。グループワークを通じて、異なるバックグラウンドを持つ学生同士で多様な意見を交換することから得た学びが貴重だったという感想もありました。

アフリカからの参加者には被爆者の方から直接話を聞いたり、直接質問をすることが初めてだった学生が多く、心を揺さぶられた学生が多かったようです。被爆者の方のお話の中には、現在の世界情勢を憂慮した、若い世代への強いメッセージもありました。

参加者にはルワンダで平和構築について勉強する学生が多く、なかには「広島のお話を通じて、暗闇から立ち上がり、平和の光を共に創造し、共に癒され、共に成長し、よりよい未来を築く方法について理解を深めることができて本当に嬉しいです」という感想や、「私たちは戦争のために訓練されていると同時に、明白に平和のために訓練されてもいます。これを慎重に考えて、平和への道をみんなで選びたいです」という感想もありました。

昨年度に引き続き、参加者同士で学び、平和について考えていくための大切な機会となりました。PCVさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。

参加者:28名 (プロテスタント人文・社会科学大学 18名、ザンビア大学2名、プレトリア大学1名、東京外国語大学7名)


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