博士後期課程

東京外国語大学大学院総合国際学研究科は、世界諸地域の言語・文化・社会をめぐる個別的かつ総合的な研究を主体とする我が国でも有数の教育機関であり、これらの分野における国際的拠点としての使命を担っています。

従来から我が国と交流関係の深かったアジア地域、ヨーロッパ地域、アメリカ地域の言語・文化・社会に関する研究と教育では、百年を超す伝統を誇っています。その後、本学が研究・教育対象とする地域は拡大し、現在では、東南アジア、中東、東欧諸地域の言語・文化・社会の研究と教育も行うなど世界的な拠点となっています。また、日本研究および日本語教育の国際的拠点でもあります。このような背景をもつ本学大学院は、研究者を含む高度職業人の養成を目指しています。

グローバル化の進行する現代社会で真に貢献できる人材には、専門分野でのより深い知識や高度な技術が求められています。本学大学院は、研究力に加え、総合力、実践力、そして世界で活躍するうえで必要な日本力を身につけ、世界や日本でグローバルに活躍することを目指す皆さんの挑戦を待っています。

博士後期課程は、「世界言語社会専攻」、「国際日本専攻」の2つの専攻からなっています。そして、2019年春に、新たに「共同サステイナビリティ研究専攻」が設置され、3つの専攻となります。

(2018年度に、「言語文化専攻」と「国際社会専攻」を、「世界言語社会専攻」と「国際日本専攻」に改組しました。)

世界言語社会専攻

世界を複合的・総合的に捉える

世界言語社会専攻では、世界諸地域の言語・文化・社会を複合的・総合的に捉える視点から教育・研究を行います。専門的知識や研究能力をもちつつ、一方で総合的で柔軟な対応力をもって多面的な課題に取り組むことができる人材を養成し、社会に送り出します。

本専攻には、開設科目の体系を明示するため、4つの教育プログラムを置きます。学生は、主任指導教員が指導する分野のプログラムを選択し、所属プログラム内で体系的に履修するとともに、領域横断的な視座を獲得するため、他のプログラムで開講する隣接分野の科目を幅広く履修することが可能です。

言語文化研究プログラム

世界諸地域の言語や文化を個別あるいは対照的に研究対象とするとともに、複言語・複文化の視点を重視し、領域横断的な研究に取り組みます。 >>詳細

国際社会研究プログラム

世界諸地域の具体的な歴史や社会、文化を分析し、国際社会の問題に取り組むための地域横断的な研究を行います。 >>詳細

アジア・アフリカフィールド研究プログラム

アジア・アフリカを対象に、フィールドワーク手法を特色・強みとする言語学研究、人類学研究、地域研究分野の研究者を養成するプログラムです。 >>詳細

Peace and Conflict Studiesプログラム(10月入学)

主に紛争当時国などからの留学生を受け入れ、国際社会で活躍し、平和構築に寄与する国際的リーダーを養成します。教育は英語で行われます。 >>詳細

世界言語社会専攻で養成する人材像

  • 世界諸地域の言語の高度な運用能力をもち、その文化・社会に対する的確な知識・知見を身につけ、現代社会における諸課題を複合的・総合的に捉えることのできる人材
  • 言語研究、文学・文化研究、地域研究、国際関係研究、紛争・平和構築研究(Peace and Conflict Studies)等の領域における高度な専門知識を身につけた人材
  • 国内外の大学における研究者、国際機関等の専門職として活躍する高度職業人

国際日本専攻

国際的な視座で「日本」を研究する

国際日本専攻では、国際的な視座から「日本」を研究するため、総合的な日本研究の視野を涵養しつつ、日本語研究、日本語教育研究、日本語文学・文化研究、日本歴史社会研究等の専門分野に応じた体系的な研究指導を行います。昨今の国際情勢の中で、「世界の中の日本」を客観的に理解したうえで、世界に向け日本を発信することができる人材の育成が急務となっていることから、本専攻は、こうしたニーズに応える日本人・留学生を社会に送り出します。

国際日本研究プログラム

日本に関する分野の専門知識を備えると同時に、広く日本を俯瞰し、世界の中での日本を論じることのできる能力を身につけます。 >>詳細

国際日本専攻で養成する人材像

  • 日本に関する分野の専門知識を備えると同時に、広く日本を俯瞰し、世界の中での日本を論じることのできる能力を身につけた人材。特に、留学生の場合は、研究遂行に必要な高度な日本語力と、日本社会への理解を備えた人材
  • 日本語研究、日本語教育研究、日本語文学・文化研究、日本歴史社会研究、日本政治経済研究などの分野についての深い専門知識を身につけた人材
  • 国内外の大学における研究者および当該分野の専門知識をもった高度職業人。海外の高等教育機関等で活躍する日本語教育者

共同サステイナビリティ研究専攻(2019年4月設置)

イノベーションを生み出す

共同サステイナビリティ研究専攻は、東京農工大学、電気通信大学、そして本学の三大学が共同で設置する複合新領域の研究専攻です。2019年4月に設置予定です。

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共同サステイナビリティ研究専攻で養成する人材像

自身の専門性に軸足を置き、その専門的な観点からSDGsの課題を捉えつつ、他分野の研究成果を取り入れることによってイノベーションを生み出すことができる学際的、越境的な実務人材の育成。

ポリシー

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